もう1人のグレートサイヤマン!?もしも未来悟飯がトランクスの代わりにやって来たら 作:ロマンGO
だが、1歩足を踏み入れると緊急システムが作動して、6体もの新たな人造人間が呼び起こされようとしていた。
クリリン「13〜18号までを一斉起動…だって!?」
クリリン「えーと…ひーふーみー…」
クリリン「ぎぇぇぇぇぇっ!6体!?6体の人造人間がいっぺんに目覚めるっていうのかよ!?」
プシュウウ…
「18」と書かれたカプセルから1体の人造人間が起動し起き上がってカプセルのフタを開ける。
サラッと流れる金髪。
人造人間18号は女性型の人造人間だった。
クリリン「か…かわいい…」
クリリン「はっ!?」
そしてその隣の「17」と書かれたカプセルからも少年の人造人間が起き上がる。
17号「どうした18号?これはどういう事だ?ジジィはどこだ?」
18号「さぁね」
プシュウウ…
「16」と書かれたカプセルからもまた1人人造人間が起き上がる。
17号「なんだお前…?お前も人造人間か?」
16号「ナンバーは16…完全人工製だ」
17号「ふーん…とりあえずオレたちと来いよ。外の世界で新しい遊びでも見つけようぜ」
クリリン「わわわわわっ」
急いでその場を離れるクリリン。
外にいるピッコロたちに大声で呼びかける
クリリン「大変だーっ!人造人間たちはもう目覚めちまった!」
ピッコロ「なに!?」
ベジータ「ふん」ニヤ
トランクス「そ…そんな…」
クリリン「しかも6体いるみたいだ!みんなここから離れるんだーっ!」
トランクス「6体…!?ど、どうなってるんだ!?」
トランクス「オレと悟飯さんがいた時代の歴史と…あまりにも違いすぎる…」
シュイイイイ(16~18号の空中移動)
18号「ふーん…あいつらが孫悟空の仲間たちか…」
17号「暇つぶしに遊んでやるか…それとも16号、お前が行くか?」
16号「ことわる。オレの標的は孫悟空だけだ」
トランクス「17号と18号…し、しまった…遅かった…」
トランクス「それに…その隣のでかいやつ…知らない…オレはあんな奴知らないぞ…」
17号「ん?」
ピピピピピ
その時3体の人造人間は人造人間同士のみでわかる信号のようなものをキャッチする
18号「この反応は…あたしたちと同じ人造人間みたいだね…?」
16号「ああ、それも3体…地下にも研究所があったみたいだな」
突如地上が爆発して煙幕から3体の新しい人影が現れる。
13、14、15の人造人間がゆっくり地上に浮遊する。
そのそばに降り立つ17号たち
17号「よう兄弟。目覚めの気分はどうだい?」
13号「お前たちは?」
17号「16、17、18号だ。お前たちのナンバーは?」
13号「13、14、15号だ」
18号「へーそれじゃああたしたちのセンパイってわけか?人間の男から改造されたのかい?」
13号「いや…全員人工製だ」
17号「完全なロボットタイプか…」
トランクス「な…なんだあいつらは!?」
トランクス「未来の世界でもあんな奴らは見たことが無かった…い、いったい何が起きているんだ…!?」
ベジータ「どうでもいい。オレにやられる人造人間が増えただけだ」
ベジータ「どけ貴様ら!あいつらまとめてスクラップにしてやるぜ」
トランクス「いけません!あなたはオレたちとの戦いで消耗している!奴らのエネルギーは無限なんです!」
ベジータが人造人間6人がいる場所へと降り立つ。
17号「やる気まんまんって感じだな…よし、相手してやるか…」
13号「待て、オレたちがやる」
13号「孫悟空を殺すことがオレたちの目的なのは同じ…だがそれを邪魔するやつらにも容赦はしない」
17号「なるほどな…」
17号「ならセンパイたちのお手並み拝見というこうか。離れた場所で見るぞ18号、16号」
18号「いいのかい?あんたのお楽しみの時間なんだろう?」
17号「まぁいいじゃないか。あいつらがどれだけやるか…興味があるしな」
トランクス「17号、18号が…退いていくだと…?」
トランクス(オレの時代の2人は冷酷な殺人マシーンだったはず…いったいどうして…)
13~15号とベジータ、トランクス、ピッコロたちが相まみえる。
トランクス(奴らの力が読めない…17号、18号と同じなのかそれ以上なのか…)
トランクス(だけどここで逃げだしたら…父さんは1人でも人造人間たちと戦うだろう…それだとなぶり殺しにされてしまう…)
トランクス(オレもやれるだけやるしかない…)
トランクス「はぁっ!」(超サイヤ人化)
ピッコロ「ちぃっ!やるしかないのか…!」
ベジータ「ふん」
〜孫悟空の家〜
未来悟飯「戦いの気を感じる…事前に人造人間を破壊することはできなかったのか…」
未来悟飯(オレも駆け付けたいところだが…母さんをこのまま置いては…)
チチ「悟飯ちゃん…行ってもええだよ」
未来悟飯「え?」
チチ「悟空さはオラがそばにいるから大丈夫だ。そしてオラも…」
チチ「今は悟飯ちゃんのやりたいようにするだよ。オラたちの悟飯ちゃんもあっちで戦ってるんだろ?助けてやってけれ」
未来悟飯「すいませんお母さん…それじゃあ…行ってきます!」
ドヒュウ!(高速移動)
チチ「悟飯ちゃん…」
〜戦場〜
ベジータ「はあっ!はあっ!」
13号「ふん…その程度のパワーで俺たちと戦おうとするとはな…」
ベジータ「くそったれめ…体力さえ消耗していなかったら…貴様らごときに…」
13号「負け惜しみは見苦しいな」
トランクス(いや…負け惜しみじゃない…こ、こいつら…17号、18号ほどの脅威を感じない…)
トランクス(こいつら自身が全力じゃない可能性もあるが…万全の状態なら…オレたちでも…)
13号「よしとどめを刺してやろう・SSデッドリーボンバー!」
13号が必殺技の構えを取る、がその瞬間…
がしっ
17号が13号の腕をつかんで技の発動を妨害していた。
トランクス「…!?」
17号「まぁ待てよセンパイ。こいつら…思ったより相当やるみたいだぜ」
17号「もっとウデを上げてからまた挑戦させてやるほうが面白くなりそうじゃないか?」
13号「そんな必要はない!これはゲームじゃないんだぞ」
13号「オレたちは孫悟空抹殺にたどり着くための最短ルートを歩む。そのために邪魔な障害はここで取り除く!」
17号「やれやれ…遊び心のない…いや余裕がない…つまらないセンパイたちだ…」
17号「オレたちにとってはこれはゲームだ。あっさり殺しちゃつまらない。悪いがお前たちの邪魔をさせてもらうぞ」
13号「なんだと…!?」
バキッ
17号は思いっきりキックして13号をノックバックさせる。
その瞬間、18号もまた14、15号とベジータたちの間に割って入り「とどめ」を刺すのを妨害していた。
その様子を唖然と見ているトランクス。
17号「なにをしている?さっさと逃げろよ」
17号「お前たちサイヤ人は闘うほどに強くなるんだろう?もっと強くなってからまたオレたちの邪魔をしに来るといい」
17号「そのときは孫悟空にたどり着く前の…中ボス程度として遊んでやるよ」
トランクス(な…なにを考えているんだこいつらは…)
トランクス(だけど…逃げ出すチャンスなのは確かだ…)
トランクス「くそ…身体が動かない…父さんと人造人間…2つの戦いで消耗しすぎた…」
未来悟飯「トランクス!」
トランクス「悟飯さん!」
未来悟飯「17号…18号…!やはり目覚めてしまったのか…」
未来悟飯「それに…他にもレッドリボンのマークがついた者が4人…こいつらも人造人間なのか?」
未来悟飯「だが…なぜ仲間割れしているんだ!?」
クリリン「うう…グレートサイヤマン…こっちに来てくれ…」
未来悟飯「クリリンさん!」
クリリン「オレのポケットに仙豆が入っている…ここから離れて…安全なところでみんなに食わせてやってくれ」
負傷した戦士たちをすべて抱え上げてその場から離れる未来悟飯。
未来悟飯「どういうことだトランクス?なぜあいつらは仲間割れを…?」
トランクス「わかりません…ただ聞こえてきたのは…」
トランクス「17号たちにとってこれはゲームであり13号たちにとっては真剣な「任務」みたいです」
未来悟飯「あいつらと戦ってわかったことはあるか?」
トランクス「はい…あいつらは17号、18号ほどじゃない…今のオレたちでも…万全なら十分勝てるかも…」
未来悟飯「なるほど…殺意は高いがそれほど強くない13号たちと…それよりも強力だが遊び感覚で戦う17号たち…か…」
未来悟飯「あいつら同士でうまくつぶし合ってくれればいいんだが…」
未来悟飯「それにしても…17号、18号の性格はオレたちの時代とずいぶん違っているみたいだな…」
動き出してしまった6体の人造人間たち…
目覚めない孫悟空…
そしていまだに生存しているドクターゲロ…
これらが絡み合いどんな結末が生まれるのか…
【続く】