もう1人のグレートサイヤマン!?もしも未来悟飯がトランクスの代わりにやって来たら   作:ロマンGO

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 過去の父、孫悟空に心臓病の薬を渡していったん未来へ帰還した悟飯。

過去のチチの助言の通り今度は自分の世界の実家へと帰省するのであった。







第5話:サイヤマン2号はキミだ!悟飯の指名を受けたのは…?

悟飯「母さん、ただいま!」

 

 

トランクス「お邪魔します…」

 

 

 

チチ「悟飯ちゃ…」

 

 

チチ「悟はーん!」

 

 

 

ガバッ(抱き着き)

 

悟飯「わわっ」

 

 

チチ「大きくなっただな!悟空さに似てこんなに立派に…」

 

 

 

チチ「もう二度と戦うんじゃねぇ!一生オラのそばにいろ!」

 

 

 

 

 

悟飯「いえ…そういうわけにはいきませんよ」

 

 

悟飯「今日一日だけ泊めてもらって…また修行に行くつもりです」

 

 

 

悟飯「人造人間は…まだ倒していないから…」

 

 

 

悟飯「それに…今日は1ついい報告があるのでそれを知らせに…」

 

 

 

チチ「良い報告?」

 

 

悟飯「その前にまず…」

 

 

 

 

ぐううううう…

 

 

悟飯「オレ、いやオレたちおなかすいちゃって…」

 

 

悟飯「食材は自分たちで持ってきたので今からでも何か作ってくれませんか?」

 

 

 

 

 

チチ「…」

 

 

 

悟飯「やっぱり迷惑でしたか?いきなり連絡もなく訪れて…母さんの料理が食べたいだなんて…ずうずうしかったかな?」

 

 

 

チチ「いやちげぇ…一瞬悟空さが帰ってきたような気がしてな」

 

 

チチ「本当…そういうところもそっくりだよ」

 

 

 

チチ「いいべいいべ、なんでも作ってやる!おめぇが大好きなカレーライスか?それともハンバーグか?」

 

 

 

悟飯「はははは…オレもう子供じゃないんだけど…」

 

 

 

悟飯(過去の時代のオレは…そういえばカレーがお気に入りだったな…)

 

 

 

 

チチは過去で出会ったチチ同様、みごとなさばきでどんどんと料理が出来上がっていく。

 

 

 

悟飯「うっはー!」

 

 

トランクス「おいしそう!」

 

 

 

 

悟飯「いっただきまーす!」

 

 

 

がつがつがつ

 

 

悟飯「う…」

 

 

突然悟飯が大粒の涙をこぼす。

 

 

 

チチ「ど…どうしただ悟飯ちゃん!嫌いなものでも混じってたか?」

 

 

 

 

悟飯「いえ…同じなんです…約10年前…家出するまえに食べた母さんの料理と…」

 

 

悟飯(正確には2日前…過去の母さんに作ってもらった料理と…)

 

 

悟飯(いや…積み重ねた年月の分…あちらの母さんより美味いかも…)

 

 

 

悟飯「それでオレ…感動しちゃって…」

 

 

 

チチ「ははははは。そう言ってくれると作ったかいがあっただよ。悟空さは泣いて喜んでくれるなんてしてくれなかったからな~」

 

 

 

トランクス「ねぇ悟飯さん!あのこと早く話した方が…」

 

 

 

悟飯「そうだった!あまりにもおいしくて忘れるとこだった…!!」

 

 

 

悟飯「実は母さん…オレタイムマシンで…」

 

 

 

悟飯はタイムマシンで過去に戻って父・悟空に心臓病の薬を渡したことをチチに告げる。

 

 

 

 

チチ「タ…タイムマシン!?そったらものまで作れるだか?ブルマさんは?」

 

 

牛魔王「それにしては変だべ」

 

 

 

牛魔王「過去の悟空がその薬で心臓病が治ったのなら…なんでこっちで悟空は生き返ってねぇんだ?」

 

 

 

悟飯「それについてはブルマさんから説明を受けました。あくまでもう一つの世界を作り出すタイムマシンであって完全に過去を書き換えるわけではないと」

 

 

 

悟飯「つまりあちらの時代の父さんはおそらく心臓病で死ぬことはないでしょうが、こっちの時代では父さんは死んだ人のままなんです」

 

 

 

 

チチ「そっか…それはちょっと残念だべ」

 

 

 

チチ「だけどもそっちの世界のオラはきっと喜んでるにちげぇねぇ、見なくてもわかる」

 

 

 

悟飯「なのでもう少し修行を続けさせてください」

 

 

悟飯「過去の世界では父さんが生きていることできっと何かが変わるはず…」

 

 

 

悟飯「それをヒントに…こちらの人造人間も倒す手立てが生まれるはずですから…」

 

 

 

チチ「わかっただ…オラもう何も言わねぇ」

 

 

 

チチ「だけどな悟飯…」

 

 

 

悟飯「…?」

 

 

 

チチ「おめぇ今、幸せって言えるのけ?」

 

 

悟飯「え…?」

 

 

 

チチ「確かに人造人間を倒さねぇことにはそんな事考えている余裕なんてねぇ。そんな事はオラだってわかってる」

 

 

チチ「だけどな悟飯…修行好きだった悟空さと違って、おめぇは学者を目指して勉強を頑張ってたじゃねぇか」

 

 

 

チチ「おめぇが修行するのは止めやしねぇ、だけど自分のやりたいこと…それを考えてやってけれ」

 

 

 

チチ「そうでねぇと人造人間を倒せたとしても…その後どう生きていいか迷う事になるべ」

 

 

 

悟飯「…」

 

 

 

 

その夜

 

 

 

悟飯「なにがしたいか…か…」

 

 

トランクス「すぅ…すぅ…」

 

 

 

悟飯「のんきに寝ちゃって…明日からもっと厳しい修行が始まるって言うのに…」

 

 

 

悟飯「いっそトランクスの兄になりたい!とでも言えばよかったか?」

 

 

 

悟飯(オレに弟がいたら…きっとこんな感じなんだろうな…)

 

 

 

 

〜3年後〜

 

 

 

人造人間との戦いはまだ続き、厳しい修行の果てにトランクスも超サイヤ人へと覚醒する。

 

 

 

悟飯「結局この3年間でもあいつらを倒すことはできなかった…それに…オレの強さも打ち止めに入った…」

 

 

悟飯「トランクスが超サイヤ人になってくれたことだけは唯一の成功点だが…オレが師匠である限りアイツもオレ以上に強くなることは難しいだろう…」

 

 

 

悟飯「やはりもう一度行くしかないようだな…過去に…」

 

 

 

悟飯「父さんならきっと柔軟な発想で今以上に強くなる修行方法を考え付くはず…」

 

 

 

 

悟飯「トランクス!」

 

 

トランクス「はい!」

 

 

 

悟飯「今度はお前も来い!グレートサイヤマン2号としてな!」

 

 

 

トランクス「え!?」

 

 

 

 

【続く】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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