もう1人のグレートサイヤマン!?もしも未来悟飯がトランクスの代わりにやって来たら 作:ロマンGO
ベジータ「超サイヤ人だと…貴様…何者だ!?」
トランクス「答える必要はない!」
一直線にベジータめがけて拳を振り上げるトランクス。
だがその渾身のパワーをベジータは余裕そうに受け止める。
トランクス「いまです悟飯さん!オレが押さえているスキに研究所ごと人造人間を破壊してください!」
悟飯「は…はいっ!」
ドヒュウ(研究所に高速移動する悟飯)
ベジータ「させるか!はぁっ!」
ベジータはもう片方の手で気弾を悟飯めがけて放つ。
ドゥン!(悟飯に命中)
悟飯「うわああああああ!」
トランクス「悟飯さん!」
トランクス(くそ…ほ、ほんとうにこんなヤツが…オレの父さんだったなんて…)
悟飯「いててて…ベジータさんには…スキがないや…」
悟飯「やっぱりボクも…戦いに加わってベジータさんを倒してからでないと…とても研究所に近づけないぞ」
ビューン(トランクスのもとに高速移動する悟飯)
トランクス「やあっ!たあっ!」
悟飯「はぁーっ!」
トランクスと悟飯の打撃を冷静にさばくベジータ
そして
ドゥム!(トランクスの腹に一撃)
トランクス「かはっ!」
悟飯「2号さん!」
ベジータ「ち…いくら片方が超サイヤ人だと言っても…きさまらごときに手こずるとはな…」
トランクス「ご…悟飯さん…参考までに聞きますが…」
トランクス「過去にベジータさんを撃退した時は…どういう状況だったんですか…?」
悟飯「ボクが大猿化して…押しつぶしてなんとか勝てました…」
悟飯「でもごめんなさい…今のボクには尻尾が無い…」
悟飯「というより…生えてこなくなっちゃったんですよ…どうしてでしょう?」
トランクス「そ…それでいいんです…悟飯さんには素質があるって事ですから」
悟飯「え?」
トランクス「オレの時代のベジータさんがブルマさんに少し話したことがあるそうです」
トランクス「生まれ持って素質が高いサイヤ人の中には尻尾を持たずに生まれてくる者がまれにいると…」
トランクス「オレも生まれたときから尻尾が無かった…生えても来なかった…だけど超サイヤ人にはなれました」
トランクス「だから悟飯さんの尻尾が生えてこないという事は…超サイヤ人に近づいているってことです」
トランクス「強さの上限が…大猿から超サイヤ人に引き上げられたサイヤ人には尻尾が不要になるから生えてこなくなる…と言った方が正解でしょうか」
悟飯「ボクが超サイヤ人に…?」
〜孫悟空の家〜
未来悟飯「母さん!」
チチ「悟飯!きてくれたのけ!?」
未来悟飯「薬は…父さんは!?」
チチ「まだ飲ませてねぇだ!」
未来悟飯「薬はここだよ!」
未来悟飯はそういってとある天井近くの棚から薬のビンを取り出す。
未来悟飯「さぁお父さん。これ飲んで」
そして薬を悟空の口にそっと押し込む未来悟飯
悟空「はぁっ…!はぁっ…!」
悟空「はぁ…」
悟空「すぅ…」
先ほどまで苦しんでいた悟空が完全に落ち着きを取り戻し眠り始める。
未来悟飯「ふー…どうやら薬が間に合ったみたいですね」
チチ「ほんとけ!?よかっただよ!」
未来悟飯(あっちではどうなってるのだろうか?)
未来悟飯(ベジータさんとトランクスの気がぶつかってる…やはり戦う事になってしまったのか…)
未来悟飯(その近くでは小さなオレもいる…今からでもオレも向かうべきか…?)
チチ「悟空さ…」
チチは心配そうに悟空の手をそっと握る。
未来悟飯(いや…こんな状態の母さんを置いていけない…なんとかベジータさんを止めてくれ…子供のオレ!)
〜ベジータVSトランクス〜
トランクス「悟飯さん…オレが未来で悟飯さんに言われた事ですが」
トランクス「超サイヤ人になるには怒りです…過去にベジータさんと完全に敵対していた時のことを思い出してください…」
悟飯「あ…あの頃を?」
悟飯(ピッコロさんたちが殺されて…お父さんがボロボロになって…)
悟飯(お、思い出すんだボク…!今だけベジータさんにあの時のように…怒ってみせるんだ!)
悟飯「はぁあああああああああ!」
ゴゴゴゴ…
ベジータ「なんだと!?」
悟飯の気が膨れ上がる。
果たして悟飯は超サイヤ人になることができたのか…?
【続く】