ここは『
東京西部の未開拓地を一気に切り開いて作られた文字道りの学生の街…
大小様々な教育期間に230万人も住民を抱えるこの街は…
もう一つの顔があるの‼
今日は7月19日
私は柚木奈月!1年7組所属の女の子よ、今は帰りのHRなんだけど
「明日から夏休みだけどね、あのね当麻くん…その…」
「はいそこ‼柚木ちゃん!!上条ちゃんと話してないでちゃんときくのです」
担任の小萌先生がプンプンと音がしそうな顔で怒りながら注意してきた
「ご、ごめんなさい」
「ハァ…みなさ~ん、明日から夏休みなのです、街から出る人はちゃんと申請書提出してくださいね…」
小萌先生は合法ロリとまで言われる担任の先生、
身長は低いし、声も高い、最後にロリ顏、の一件見ると小学生にしかみえない先生、
それに今日から夏休み!夏休みは当麻くんと買い物行って海行ってたくさん遊ぶんだ~、
当麻くんは隣の席に座ってる、ツンツン頭の男の子とっても不幸な不幸の代名詞でなのに卑屈にならない明るい子…で、もう一度話しかけようとしたら
「ゆずやんゆずやん抜け駆けは酷いにゃ~」
そばに座っていたつっちーが先生にばれない様に話しかけてきた
「抜け駆けじゃね~し土御門」
「ゆずやん…口調変わってるぜよ」
あ、つっちー…
本名
「それと、念のため外での“能力”の行使は絶対禁止なのですよ!!特に柚木ちゃんは!!」
小萌先生がいきなり私を指差した
「えぇ~私だけですか?!」
「当然なのです」
当然と言えば当然なのかな、私はこの学園都市に8人しかいない
「おい、帰るぞ奈月」
当麻くんが私を呼びながら手を差し出した
「バイバ~イカミや~んゆずや〜ん」
青ピが私達に手を振って来たのを軽く返しながら、廊下にいる小萌先生に挨拶した
「小萌先生さよ~なら~」
「さようなら小萌先生」
「は~い上条ちゃんまた明日」
「当麻くんは明日からの指定者補習だよ」
当麻くん幻想殺しのせいでlevel0の無能力者だし
「“
それと、
記録術とは学園都市特有の
表向きは“記録術”や“暗記術”ってされてるけど
その実態は投薬〔静脈にエスペリンを打つ〕や生体刺激〔電極貼り付けたり〕あと催眠暗示〔イヤホンでリズムを刻む〕なんかして人為的に“超能力”開発するってゆうとびぬけたもの
発現する能力は個人の資質による所が大きいけど1通りの
“一大能力開発機関”
それが学園都市のもう一つの顔
そして、能力にもLevelがある
Level0…無能力者
測定不能や効果の薄い力
Level1…低能力者
日常では役に立たない力
Level2…異能力者
レベル1とほとんど変わらない力
Level3…強能力者
日常生活で便利と感じられる力
Level4…大能力者
軍隊で価値を得られる程の力
Level5…超能力者
単独で軍隊と戦える程の力
の6段階に分けられるの
まぁ、学園都市のほとんどがLevel0なんだけどね
「はぁ~~また目隠しポーカーとかスプーン曲げとかやらされるのか~…ふこ~だ~」
それで当麻くんはLevel0だから記録術の単位がやばいってわけ
「勉強だったら教えてあげるから、落ち込まないで当麻くん…そうだ!あの店の[苦瓜と蝸牛の地獄ラザニア]食べよう!」
「あぁ」
店の中で料理を待ちながら当麻くんはやっぱり吹っ切れたらしい
「丸々一学期分のサボリが一週間でチャラになるなら安いもんだよな!!つ~わけだから奈月!
せっかくの夏休みだし景気付けにブワーッと無駄食いでも」
当麻くんがラザニアを食べようとした時ウエイトレスさんが転び、運んでいた紅茶が当麻くんにかかった
「すみませんすみません」
「いいんです慣れてますから」
「はい、当麻くんタオル」
少し呆れながら常備しているタオルを当麻くんに渡した
「さんきゅっ奈月いつもありがとな」
「ううん」
すると、近くの席で少し騒ぎ声がした
そこには、常盤台中学の女の子がいた
ガタ
「当麻くん?」
当麻くんが立ち上がったと思ったら、その不良を助け始めた
「あ……はぁ」
私は当麻くんと自分の分を払うと当麻くんを追いかけた