翌朝
暑さに目が覚めた私は、シャワーを浴びているんだけど…なんか…当麻くんのラッキースケベがありそうな気が…
ちょっと戻って
side上条
今俺の目の前にはなんかベランダに引っかかってた純白シスターがいる…しかも
「おなかへった…おなかへった…おなかへった…おなかへったって言ってるんだよ?」
…………え…?何ですかこの状況…朝起きたらベランダに修道女が干されてました…さすがにありえないだろ!!?
「おなかいっぱいご飯を食べさせてくれると嬉しいな!」
シスターがにっこりわらって俺に言ったが
(いやいやいやっダメだ!!かかわるな!!!
今までの経験からしてこれがさらなる不幸の呼び水に……!!!!
それに奈月にも言われて…!!奈月に相談すれば!何とかなるかもしれない!)
「ち…ちょっとだけ待っていてくれよ」
俺は修道女に言って奈月の部屋に急いだ
※奈月は20時間以上上条と離れると能力が暴走してしまうので、特例で土御門の隣の部屋です(上条は角部屋)
『部屋順は上条,土御門,奈月です』
奈月の部屋
ガチャ
扉を開けて奈月がどこにいるのかを探していると、
シャー
洗面所から水音がした
「お~い奈月」
ガチャ
扉を開けるとそこには
「と…まくん;」
バスタオル一枚という格好の奈月が…
「…っ!きゃあああああ!」
「うわ~!待て!奈月!これはだなぁ!」
「いいからでってって~!」
5分後
side奈月
もう!当麻くんったらいつもなんだから
「で、あなたが当麻くんの言ってたシスターね?」
とりあえずシスターにご飯を食べさせた後事情を聞いた
「そうなんだよ、まずは自己紹介をしなくちゃいけないね
私の名前はねインデックスって言うんだよ?
見ての通り教会の者です」
インデックス…目次や目録って言う意味ね
「って誰がどう聞いても偽名じゃね~か!」
「バチカンの方じゃなくてイギリス清教の方だね」
イギリス清教?
「 たしか
「そうだよよく知ってるね」
インデックスは感心したように言った、そりゃあ当麻くんの
「でもどうやって入り込んだの?あなた、学園都市の人間じゃ無いでしょ?」
学園都市の警備は見た目以上に厳重なのよ?
育脳なんてやってるんだから当然だけど、
人の出入りは
「そうだぜなんだってベランダなんかに干されてたんだ?」
当麻くんも不思議に思ったらしくインデックスに聞いていた
「干されてたんじゃないんだよ?
……落ちたの
追い詰められて、隣の屋上へ飛び移ろうとした時
インデックスの背中を見てみても、撃たれた跡なんて見つからないし
「私は「
インデックスは真剣な雰囲気で口を開いた
「私の持っている10万3000冊の魔道書…
それが連中の狙いだと思う」
ちょっと待ってよ?!10万3000冊?
魔道書ってイメージだけど辞書くらい太いんじゃない?
それが10万近くって…あり得ないわ!
「れ…連中?」
当麻くんの質問にも引っかかるし…連中と言うなら複数なのよね
「
は?……魔術?
「「はぁぁぁぁ?!」」
私達が声を合わせて叫んだ
「はぁ。まじゅつって……なんじゃそりゃあ!!ありえねぇっ!!」
「ごめんね、オカルトは無理なの…この街は科学の最先端、
私自身超能力者だし…でもそれは全て科学
「それに、宗教何て信じないし、神なんていないと思ってるから」
神がいるなら…なんで…当麻くんは…
「それは聞き捨てならないんだよ!」
「じゃあなんで世の中に才能の差があるの?!
なんで平等じゃ無いの?!
なんで?!当麻くんは…
「やめろ!奈月!」
!!…取り乱しすぎた…
「ごめんね当麻くん…
いい?インデックス、だから魔術なんて信じられないの」
私が話すと、インデックスはむくれた様に言った
「魔術はあるもん!…
魔術はあるもん!!…
魔術はあるもん!!!」
それはだんだんと激しくなっていき最後には地団駄を踏む様になって行った
「だ〜〜!!
だったらなんか見せてみろって!!?
箒に乗って空飛んだりさ〜?!」
そうなるわね…普通…
「私は魔力が無いから使えないもん…」
インデックス…それは言い訳でしか無いわよ?
「「……」」
私達の視線に耐えきれなくなったのかインデックスは慌てた様に言った
「じゃ、じゃあ刺して見てよ!
この修道服は「教会」としての必要最低限な要素だけ詰め込んである
「服の形をした教会」で、布地の織り方から刺繍の飾り方まで全てが計算された
自信満々に言うインデックスの言葉を要約すると
背中を撃たれたはずなのにそれらしい痕跡がないのも、その修道服のおかげ…と…
「まぁ…インデックスはその服が魔術で出来てるって言いたいのよね?」
私がそう言うと、当麻くんが思いついた様に
「奈月、俺がこの
当麻くんの言うことにも一理あるけど…
「多分だけど、それだと服が壊れちゃうんじゃない?魔術で出来てるって言うし、
それにねその修道服が壊れるとインデックスは追っ手の攻撃から身を守れないと思うのよ」
「じゃあどうすんだよ?」
訝しむ当麻くんには私が調べるとゆう選択肢はなくなってるみたいだね…
「私がやるわ、安心して?火加減はするから」
私が笑いながら言ったら当麻くん…諦めたみたいにため息ついてきた
「わかったよ…」
私達が話しが付くと私はインデックスに向かって掌を向け
「インデックス、試してみるから後ろ向いて」
「??…わかったんだよ」
インデックスの背中に向けて炎を飛ばした!
小さな破裂音と共に私の飛ばした炎は霧散した
「な……ありえない……科学じゃ絶対にありえないっ…」
言葉を失う私に当麻くんはしぶしぶ納得した
「魔術…はぁ…」
そういえば、今日は当麻くんの補習……
「っあ‼‼当麻くん!!今日補習!!」
「え?!マジか?‼奈月!やべぇ!?」
「当麻くんは先に玄関行って!インデックスもごめんだけど当麻くんと一緒に玄関行ってね?!」
「おう」
当麻くんは慣れた様に私の言う事を聞いた
私は当麻くんの学生カバンを用意し玄関を開けた