謎生物を拾ったんだが 作:異形に性癖を破壊されし男
UA 7000もあって見てくれてる読者様に感謝しかないんだよね。感想と評価もありがとうございます。赤バーを見てニヤニヤしてたら変な目で見られました。別に良いもん!嬉しいから!
あの日から、私の中はアゲハのことばかりになった。学校ですら今までなにも思っていなかったのに、今はこの半日以上の無駄な時間を煩わしく思う。最近はまるでスローモーションのような体感速度で学校を過ごしていた。
学校が終われば私は最短経路で走って帰る。裏路地なども多用するが、どの裏道も前は毎日カツアゲに会うほど不良がいた。だが、
「アゲハ!ただいま!」
私はアゲハに会えた嬉しさのあまり、靴を脱ぐとそのままアゲハに抱きついた。アゲハは一瞬も驚かず、私を抱き返してくれる。私が求めていたアゲハが今、私の腕のなかにいる。そして笑ってくれている。その事実だけで私は喜びに包まれた。私がアゲハを離すとアゲハは台所へと歩いていった。どうやら食事の準備中だったようだ。
自室に荷物を置いてアゲハに呼ばれるまで待つ。非常にもどかしく、今すぐにでもアゲハのところへ行きたいし、アゲハに触れたかったが、アゲハの食事の準備の邪魔は出来ない。そうすればアゲハに嫌われてしまうかもしれない。それは死んでも嫌だった。だから私はこの時間がどんなに苦痛でも耐える。するとコンコンと部屋の扉をノックする音が聞こえ、見ればアゲハがこちらに顔を覗かせている。アゲハのもとへ行くと、アゲハは私の手を引いて連れていく。食卓にはアゲハの手料理がたくさん乗っており、アゲハはそのまま私を椅子に座らせ、アゲハは向こう側に座った。いただきます、と食事を始める。アゲハの作ってくれた食事は口に運ぶ度に私の頭の中を喜びに満たしてくれた。アゲハは私が食事する風景を微笑みながら眺めている。食事が終わると、私はアゲハに感謝の言葉を伝えた。それを聞いたアゲハは満足げに笑顔を見せた。
その後、アゲハと2人でソファーでテレビを見る。テレビを見ると言うが私はテレビよりもアゲハの事しか考えられなかった。テレビを見る振りをしつつ、チラチラとアゲハを見る。本当なら今すぐにでも抱きつきたいが、アゲハがテレビを見ているため、少しは自重しなければ、と悶々としていた。とうとう私は我慢できずにアゲハに密着して腕を絡めた。アゲハはこちらに視線を向ける。そのまま私はアゲハに重心を倒し、呟いた。
「ねぇ、アゲハ。私、アゲハのことが大好き♡」
アゲハはその言葉に、私の頭を撫でて返した。その暖かく優しく撫でる感触に安心すると共に、甘い刺激がゾクゾクと私の体を震わせる。頭を撫でる手を止めたアゲハはそのまま私の頬に手を添えて、顔を近付けてくる。その意図を理解した私はアゲハを引き寄せて、そのままキスをした。しかし、唇を重ねるだけでは終わらない。私はアゲハの口の中に自分の舌を入れる。そしてアゲハの舌と絡め合わせ、アゲハの味を感じる。それはとても甘く、幸せに包まれる味だ。口を離すと、アゲハと私の舌から私とアゲハのものが混ざった唾液が尾を引いた。
アゲハは私をじっと見つめて、私の手を引いて自室へと向かった。そのままベッドに私達は座る。そして再度キスをした。さっきよりも激しく、長い。唾液の水音が部屋に響く。一度口を離し、お互いに息を吸うともう一度唇を合わせた。甘美な快楽が私を襲う。次第に互いの呼吸が乱れ始め、アゲハの顔は赤みを帯始めていた。今日も長い夜が始まる。
翌日、私がいつものように煩わしい学校生活を送っていると、誰かから声をかけられた。
「あのー、ちょっとすみません。」
「何?」
"君が『鬼頭カナデ』かな?"
「そうだけど何?て言うかお前ら誰?」
「えっと、私は2年生の『阿慈谷ヒフミ』です。」
"こんにちは、私はシャーレ専属顧問の『先生』だよ。"
うげ、マジかよ。先輩と先生じゃん。さすがに目上の人間に敬語を使わないのはまずい。
「そうですか。知ってると思いますが一応言っときますね。私は1年の『鬼頭カナデ』です。ご用はなんでしょうか?」
「何で急に敬語で?」
"別に改めなくても大丈夫だよ。いつも通りで。"
「いや、年上には敬語使うようにしてるんですよ。まあ、あんま気にしないでください。それで、私に何の用ですか?」
"実は今、補習授業部のメンバーを探していてね。"
「はぁ、それが私に何の関係が?」
補習授業部と言うのだから恐らく成績不振者が集められているのだろう。少なくとも私は当てはまらないはずだ。
「えっと…その…非常に言いにくいのですが……最後のメンバーは……鬼頭カナデさん、です。」
「は?」
私は頭が真っ白になった。
オリ主!補習授業部行き!決定!