謎生物を拾ったんだが 作:異形に性癖を破壊されし男
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マジでオリ主の武器が思い付かないんだけど。皆さん助けて!(アンケート)
Ps、アンケート終了!
夏休みが終わってから早数週間。夏の暑さが残るものの、風景は秋のものへと変化している。そろそろ衣替えの時期でもあるだろう。
アゲハの成長は以前の劇的なものから一転して、大きくなりつつも姿はあまり変わらない。アゲハの体は人間に近くなっている部分と、反対に遠ざかっている部分がある。特に右目の眼孔は以前よりもさらに裂けて、たくさんの瞳孔が見えている。私が集合体恐怖症でなくて良かったと思う。しかし、顔つきなどは一部を除けばもはや同じと言っても過言ではない。最初の頃はアゲハがここまで人間の姿に近くなるとは考えていなかった。嬉しい誤算ではあるだろう。ただここまで近くなると別の問題が発生する。それはアゲハが服を着ていないことだ。今のアゲハの体は人間というだけでなく女性の肉体の形に近くなっていると言える。さすれば元とはいえ男である私には目のやり場に困ることも多くなってきた。服を着せた方がいい。
ただ問題はアゲハが今後どこまで成長するかだ。今は緩やかではあるが、ある日突然、なんて事もあり得るかもしれない。今はまだ仮の服を渡しておこう。とりあえずアゲハのサイズに合いそうな私のお古をアゲハに着せた。お古と言っても私が着ている物の予備だが。アゲハは服を着せるときにも抵抗せず、特に気にしていなさそうであった。今まで服を着ていなかったためもしかしたら我慢させてしまうかもしれないと思っていたので少し安心した。
最近のアゲハには色々なものを食べさせている。肉や魚などの動物系や野菜や果物などの植物系。味付けなども辛いもの、苦いもの、しょっぱいもの、甘いもの、様々なものをアゲハに食べさせたが、アゲハが何かリアクションを変えることはなくただ食事を行っている。やはりアゲハには味覚がないのかもしれない。味覚がないのは結構致命的ではないだろうか。食べ物の危険性などを計ることが出来ないわけだろうし。だからこそアゲハは私が食べてから自分も食べるといったやり方をしているのかもしれない。
アゲハの頭を撫でるときの反応もあまり変わらない。アゲハに服を着せたことでより人間のように見えるが、ろくに反応がないところが印象的だ。普通の人が見れば不気味に思えるのかもしれないが、私は不思議とそうは見えなかった。やはり、私はアゲハに何か思っているのだろうか。
アゲハは肉体の成長も早いが、知能の成長も侮ることは出来ないだろう。恐らく、アゲハは発声器官が人間のそれとは違うため言葉を話すのは困難だろう。となると意思の疎通として使えるのは『手話』か『筆談』だろうが、アゲハは右腕が触手のような形状で手話も難しいだろう。となると残るは筆談である。試しにペンと紙を用意してアゲハの左手にペンを持たせた。私がペンを紙に適当に走らせると、アゲハも真似して同じようにペンを走らせた。丸や三角や四角などといった形を私が書けば、アゲハも真似して紙に書く。下手したら私よりも上手いかもしれない。しかし、ひらがなやカタカナと言った文字はぼんやりとしており字の観念は理解できていないようだ。でもこれだけ上手にペンを使えるのならば後は理解するだけだ。これからも続けてみよう。
アゲハもずいぶんと大きくなった。大きくなったのは嬉しいことだが、これによる問題がひとつある。そう、今のベッドが狭くなってきたのだ。あれは元々一人用の小さいサイズであったため、そもそも二人で寝るものではない。今まではアゲハの体が小さかったからなんとかなっていたが、もうそこらの人と同じくらいの大きさのアゲハではもうこのベッドも限界だ。幸いにもまだ部屋にはスペースが残っているため、今のベッドからもう少し大きいサイズの物を買って置くとしよう。
数日後、この計画は頓挫した。何故かといえば新しいベッドを置くために今のベッドを退かそうとすると、珍しくというか、初めてアゲハが抵抗したのだ。抵抗と言ってもただベッドの上に座ってこちらを見るだけなのだが。私が退いてくれと頼んでもアゲハは動く素振りを見せなかった。アゲハはどうやらこの寝床がかなりお気に入りらしい。まあ確かにこのベッドは私がこの世界に転生してからずっと使っているものだ。思い入れがないわけではない。それにアゲハがこういった我儘を言えるようになったのは大きな成長でもあるだろう。言ってはいないけれども。アゲハの我儘を聞き入れてやるとしよう。
しかし、新しいベッドはどうしたものか…。私は頭を悩ませるのだった。
アゲハの初めての抵抗が原作よりも早くなりましたね。そろそろエ駄死を書きたい。書きたくない?