謎生物を拾ったんだが 作:異形に性癖を破壊されし男
異性破男(帰省中)「小説確認しよー。ほえー赤評価だ。…………アカヒョウカァ!?!?!?」
マジ感謝過ぎます。これからも気長に待ってくれると幸いです。お気に入りや感想もありがとうございます。
小説投稿は休むと言ったな。アレは嘘だ。
アゲハにクリスマスプレゼントをあげてから数週間。新年を迎え、私も後少しで中学校を卒業して高校生となる。アゲハはあの日からずっとあの髪飾りを着けている。気に入ってくれたようで何よりだ。
アゲハの成長は段々と大きな変化は見られなくなってきた。その代わり、表情の変化や、喜怒哀楽の表現が今までよりも豊かになっている。以前との反応の違いに多少ばかり戸惑うこともあるがどちらかと言えばアゲハの成長が嬉しいという感情が強い。しかし、やはりアゲハとの明確な意思の疎通が難しい。解決できれば今とは違う新たな糸口が見つかるかもしれない。
最近は毎日アゲハが食事を用意してくれている。朝起きればアゲハが朝食を用意してくれているし、学校から帰れば既に夕食の準備を始めている。私は何をしているのかというとただ食事の準備が終わるのを待つだけだ。最初の頃はそれを申し訳なく感じていたため、食事の準備を手伝おうとしたり朝早く起きて先に準備してみたりしたが、それをするとアゲハは決まって顔をムッとさせて不機嫌になる。不機嫌になるとアゲハは私に密着してくるので最近は大人しく待っている。幾ら多少なりとも耐性がついたとはいえ、アレは心臓に悪い。
アゲハの食事は味が良くなったり、変な味がしたりとマチマチだ。もしかしたら何かアレンジを試しているのかもしれない。アゲハが作るメニューも最初は私が良く作るメニューばかりであったが最近は自分で調べた料理を作ってくれるときもある。最近、アゲハは私が食べている姿をじっと見つめることが多くなってきた。どうにも視線が気になって食べにくいので少し困るが、言ってみても特にやめる気はなさそうなので半ば諦めている。しかし、少し気になることはなんだかアゲハの視線がやけにねっとりとしているような気がするのだ。恐らく気のせいだろうが。
あれからアゲハは不機嫌にならない限り、私に密着することはほとんど無くなった。少し申し訳ない気もするが、これに関しては本当に心臓に悪いので勘弁して貰おう。今日もアゲハの頭を撫でる。アゲハは嬉しそうに微笑んだ。まるで子供のような可愛らしい笑顔だ。それを見ていると私もなんだか嬉しくなってしまう。それにしても、アゲハと出会ってからもうすぐ1年が経つ。最初はあの謎生物がこんなにも可愛らしい笑顔をするなんて想像もしていなかった。しかし今ではこれが当たり前に感じている自分がいる。そんなことを考えていると不意に頭になにかが触れた。それはアゲハの左手だった。もしかしたらアゲハも私の事を撫でようとしてくれていたのかもしれない。しかし私は咄嗟に反応してしまった。
「やめてっ!」
反射的にアゲハの手を強く払う。だが、すぐに私は我に返った。アゲハを見ると驚いて固まってしまっていた。
「ご、ごめん、ごめんなさい。アゲハ。」
私はアゲハに謝罪した。私の勝手な都合でアゲハの手を払ってしまった。私がいけなかった。私が悪かった。私がアゲハの思いを踏みにじった。私が邪魔した。私が、私が、私が。私の頭の中は罪悪感に溢れていた。まただ。また、誰かの思いを私は無下にしたのだ。昔からそうだ。私はずっと……。
その時、アゲハは優しく私の私の肩に手を置いた。それでも私はビクリと反応してしまう。しかし、アゲハは私の目をじっと見つめる。以前のようなあの妖艶な瞳ではない。それは柔らかく、優しく暖かい瞳だった。アゲハは私に左手を見せて、それから私のアゲハより少し高い頭を撫でた。かつて、私がアゲハにやったように。人に頭を撫でられることなんて無かった。今までずっと。さっきまで心を支配していた罪悪感がスッと抜けていくような気がした。それと同時にからだの力が抜けていく。アゲハはそんな私の反応を見て優しく微笑んでいる。私は自分の頬に何かが伝う感覚がした。
「あれ?……なんで。」
気付けば私は泣いていた。止めようと思っても、私の意思とは反対に涙は止めどなく流れてきた。
それからしばらく、私は流れ続ける涙の感覚と、優しく私を撫でるアゲハの手の暖かさだけを感じていた。
頭撫でられるとぞわぞわするのなんでだろ。
ミサイルランチャーとロケットランチャーって違うんですね。てっきり同じもんだと思ってました。でも男に二言はないのでアンケートはミサイルランチャーで行きます。