数年後の萌ちゃんは絶対可愛い美少女だと思うんですよ。女子高生萌ちゃんも凄く可愛いですけど
【実況】八敷一男先生観察スレ3【怪異集団ストーカー班】
524:喰い口(ストーカー班リーダー)
八萌きたあぁあああ!!!!!
525:A沼のヒキコさん(ストーカー班No.2)
うっさい
気づかれるだろうが
526:首吊り人魚(ストーカー班No.4)
オタクはこういう時だけ声が大きい
527:悪魔看護婦(ストーカー班No.3)
だけど今のところは順調そうかな?
528:長髪鳥(ストーカー班No.1)
今日で八敷先生をストーキングして三日目ぐらいだけど
いやはや中々に順調な滑り出し
雑誌社に送った噂の情報もこうやって先生に伝わってるしね
529:真白さん(ストーカー班No.6)
コーヒー良いな……
この身体じゃ口ないから飲めないんだよね…
530:沈め男(ストーカー班No.5)
2000年代初頭の日本ってこんな感じなんだ
こういうのをレトロっていうんかな
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死印、死噛の主人公である八敷一男先生をストーキングして今日で早三日目。
私たちはあの後、一通り名前と能力を確認すると、例の主人公の自宅へ夜間押し掛け訪問をした。
上手く行けば早いこと成仏が出来る、なんて当時は気軽に思っていたのだが。
あの日、先生の屋敷――九条館に忍び込もうとした時、館の外に設置させている倉庫からとてつもなく嫌な気配を滲み出してるせいで結局は近付けなかった。
イッチ――喰い口さんの話によると、あの倉庫には私たちなんかと比べ物にならない程に強力な怪異が眠っているのだとか。
なんでそんなものが主人公の家の倉庫に眠ってるんだという疑問は浮かんだが、喰い口さんがまた後日話すと言ったことで、その件はそこで保留となった。
結局、その日は先生への接触は無理と判断したため、日を改めようか、もしくは次の主人公である鬼島空良くんの方に行こうかと話し合っていると、喰い口さんがある提案をしてきた。それが今のこの状況だ。
カフェの天井裏に三人。カフェの外から一般人に見えない位置に二人。カフェの中で人にギリ化けてるのが一人。あまりの影の薄さで自由に行動できる為、堂々と八敷先生の隣に座ってるのが一人。私――悪魔看護婦はその中で人にギリ化けれそうな怪異なのでカフェのカウンターに座っている。
計七体の怪異が、現在この場で先生の動向を探っていた。私たちの役割は、先生が無事に怪異スポットへたどり着けるかどうか見守る担当。通称『八敷先生ストーカー班』だ。命名は喰い口さんで、本当にあの人はふざけていると思う。
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531:長髪鳥(ストーカー班No.1)
あの人が戦犯が言ってた渡辺萌さんか
見た感じ普通の記者に見えるけど
532:A沼のヒキコさん(ストーカー班No.2)
この世界でオカルト雑誌記者やってる時点で
だいぶ普通じゃないと思うがな
533:真白さん(ストーカー班No.6)
パフェ…良いな…
534:首吊り人魚(ストーカー班No.4)
噂を流した組は結局どうやって流したの?
僕らは待機組だったから九条館周りでうろうろするしかなかったけど
535:喰い口(ストーカー班リーダー)
手紙書いて直接雑誌社ポストへ投函したんやが?
536:悪魔看護婦(ストーカー班No.3)
凄く普通だった
537:A沼のヒキコさん(ストーカー班No.2)
つうか怪異なのに手紙書けたんか
538:喰い口(ストーカー班リーダー)
シビトも手紙書けてたからな
こういうのは地道が一番や
539:長髪鳥(ストーカー班No.1)
>>538
シビトis何?
540:喰い口(ストーカー班リーダー)
>>539
死噛のラスボス怪異
何故か怪盗みたいに次の犠牲者を書いた予告状を書いてた
541:真白さん(ストーカー班No.6)
へぇ~
542:スレ間連絡係
【連絡】日本一周組が関東から北海道まで制覇
現在は北海道からこっちに戻ってきているところ
名前が判明した怪異は現在57名とのこと
543:沈め男(ストーカー班No.5)
おっ!もうそんなにいったんだ
544:真白さん(ストーカー班No.6)
いつもお疲れ様です…
545:喰い口(ストーカー班リーダー)
【連絡】把握しました
ミヨちゃんへ
北海道土産期待してます
この間の東北土産のお饅頭美味しかったです
546:A沼のヒキコさん(ストーカー班No.2)
>>545
おめぇはそろそろ恥を知れ
547:首吊り人魚(ストーカー班No.4)
そんな事頼んでるから予定より日本一周が遅れてるんだよ
548:沈め男(ストーカー班No.5)
これ以上負担掛けさせるのやめようや
549:長髪鳥(ストーカー班No.1)
何で怪異がモノ食えるんだよ
俺ら死んでるよな?
550:真白さん(ストーカー班No.6)
口あって良いな…僕も食べたい
551:スレ間連絡係
【連絡】ミヨちゃんから伝言
取り合えず有名な札幌ラーメンを買ってきます
口がないお化けの皆さんには何かアクセサリーでも買っていきますね
552:喰い口(ストーカー班リーダー)
ミヨちゃんマジ天使
553:A沼のヒキコさん(ストーカー班No.2)
怪異という名の女神の間違いでは?
554:真白さん(ストーカー班No.6)
ミヨちゃんホント凄いわ……お金の目途も独自で開拓してるしマジで頭上がらないよ
555:長髪鳥(ストーカー班No.1)
結局お金ってどうやって稼いでるん?
556:悪魔看護婦(ストーカー班No.3)
能力使って名前当てる占いまがいみたいな事してるらしい
一回の金額は少ないけど百発百中の命中率でちょっと話題になってるとか
557:首吊り人魚(ストーカー班No.4)
おぉ……見た目普通に可愛い女の子だからねミヨちゃん
目さえ見せなければ人間に混じっててもおかしくない
558:長髪鳥(ストーカー班No.1)
マジで?怪異になってからまだ三日目やぞ?
商売魂たくましいな
559:悪魔看護婦(ストーカー班No.3)
怪異とはいったい……
560:喰い口(ストーカー班リーダー)
あっちも順調そうやし
こっちもそろそろ進展させないとね
561:スレ間連絡係
【連絡】心霊スポット班より連絡
心霊スポットの準備は終わりました
スポットまでの道も、工事といった障害物等もなく無事に開通済み
ですが、喰い口戦犯が言ってたような成仏に関わる品物や曰くについては
未だ判明しておりません
後はほとんど八敷先生頼みになると思いますのでサポートをしっかりお願いします
562:喰い口(ストーカー班リーダー)
お、グッドタイミングや!
【連絡】把握しました
こっちもそろそろ動き出すと思いますので
心霊スポット班はひとまず外で待機してください
563:A沼のヒキコさん(ストーカー班No.2)
ついに動き出す時がきたか…いよいよだな
564:沈め男(ストーカー班No.5)
まずは一人、森久保先生を無事に成仏できれば
ある程度は成仏までの流れも把握できるし
今が一番の頑張り時やな
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普段は運転席に座り車を運転する側であったからか、助手席に座って見える景色というものは中々に新鮮なものだった。
窓から流れるH市は、数年前と比べると建物が増えているような気がする。東京に位置するとはいえ、H市は山々や田んぼ等が多い、平たく言えば自然が残っている町だ。近年の日本が都市開発によって自然が伐られ、埋められてゆく現状で、いつしかH市の自然も淘汰されてゆくと考えると、H市に住む身としては思うところがない訳ではなかった。
九条家の氏神様を祀っているH神社があるH城樹海も、その波に飲まれてしまうのかと頭に浮かぶが、まさかと思い俺はその考えを頭からかき消した。
自殺の名所とも呼ばれているあの樹海は、多くの死者の霊が未だ成仏できずに漂っている霊場だ。あそこを何も対策もせずに解体しようものなら、何が起きてもおかしくはない。
H城樹海に限った話ではない。かつて凄惨な事件の現場となった場所には多くの場合、霊とその怨恨が淀み渦巻いている。中でも怨みの塊でもある怪異がそこを根城とすれば、人が容易に近付けない『怪異スポット』となる。かつて俺が足を踏み入れたH小学校や廃ホテルのマスカレードも怪異が成仏した今でも、取り壊されずに未だあの地に建っているのだから、一度染み付いてしまった呪いは中々消えてはくれないのだ。
都市開発が進んでも、怪異の痕跡が残る地だけは変わらない。だが、今から俺たちが向かう怪異スポットは少し特殊なのかもしれなかった。
鞄から手帳を取り出し、先程カフェで萌から語られた内容をメモしたページを開く。
萌が語った内容は、怪異に関する噂と、怪異が出没するスポットの詳細だった。
H中央病院。今から十年前に閉業した廃病院で、渡された地図を見ると場所はH市の外れにあった。
病院の周囲は森が囲い、立地的に通い詰めるには少し面倒なところらしかった。
森の入り口から病院までは車道が一本だけ通っているだけで、場所が場所なだけに、廃業する前から少し陰気臭い病院と周囲から囁かれていたと萌は言った。
現在の時刻から、このまま順調に向かえば着く頃には太陽が沈む前には辿り着くはずだ。
「少し……出るのが早すぎたか?」
「いんや。この時間で行けば、夜になる前には着くから丁度良いの」
「怪異の調査なら深夜に出た方が良いと思うが」
俺の隣で運転する萌がたははと笑う。
「確かに夜中に行った方が良いんだけどね、ちょっと夜になる前に調べておきたい事があるんだよね」
そう言って萌は車のハンドルを握る。今年に免許を取ったを言った萌の車の操作は、悪道でガタガタ揺らしながらも安全運転を心掛けた運転であった。……過去に記憶を失った状態で車を運転していた俺に少し似ているような気がしたが……気のせいだと思うことにした。
車は無事に森を抜けて、少し開けた場所へ出る。
どうやらここは駐車場らしく、木の葉や木の枝が辺りに散乱している。萌はここが廃墟だからか、掠れて薄く見える駐車場の白線を無視して進み、病院入り口の門の前へと来てから車を止めた。
「中々だったでしょ? 私のドライブテクニックは!」
「あぁ、悪くはなかった。安全運転でちゃんと法定速度は守られていたし」
そこは普通に上手だったよって誉めるとこだよと萌は車を下りながら軽く舌を出す。誉められたかったのだろうか。ぷんすかしている萌は、今回の怪異スポット巡りに必要な道具を後部座席から取り出す。こちらも準備を始めようか。
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732:首吊り人魚(ストーカー班No.4)
や、やっと着いた…
733:A沼のヒキコさん(ストーカー班No.2)
だから無理だったんだって…
五人も車の上でぎゅうぎゅうに乗るとか…
734:真白さん(ストーカー班No.6)
こ、後部座席に一人で乗っててすみません……
735:長髪鳥(ストーカー班No.1)
一人でお空飛んでてすまんな
736:沈め男(ストーカー班No.5)
まぁ着いたしええやん
それより準備班はいまどこ?
737:童地蔵(スポット準備班リーダー)
こちらに来るストーカー班が見えましたので
こちらのスレッドに来ました。
私たちは現在、病院の裏手の方へ回っています。
森久保先生は5階の一番奥の部屋に滞在しています。
ストーカー班の皆さんは引き続き八敷先生の護衛をお願いします。
738:喰い口(ストーカー班リーダー)
おk把握しました
よし最期の踏ん張りどころや!張り切っていこう!
739:悪魔看護婦(ストーカー班No.3)
ちょっと待って、車酔いで吐き気が…
740:首吊り人魚(ストーカー班No.4)
萌ちゃん運転どうなってるの?
741:真白さん(ストーカー班No.6)
中に乗ってた僕は大丈夫ですが
742:A沼のヒキコさん(ストーカー班No.2)
萌ちゃんのせいじゃない
上に乗ってた俺らのせいだ
743:長髪鳥(ストーカー班No.1)
だからなんで怪異が車酔い起こすん?
744:喰い口(ストーカー班リーダー)
……取りあえず酔いが収まったら行こっか……
749:喰い口(ストーカー班リーダー)
うわ……めっちゃボロボロやん…
750:悪魔看護婦(ストーカー班No.3)
確かに……萌ちゃんの話だと火事があったんだっけ?
751:A沼のヒキコさん(ストーカー班No.2)
そうそう
本館も別館も全部全焼したとか
752:首吊り人魚(ストーカー班No.4)
窓全部割れてるじゃん
753:沈め男(ストーカー班No.5)
こんな燃え尽きた病院で成仏できる道具とか見つかる?
754:長髪鳥(ストーカー班No.1)
一応スポット準備班が中を一通り見たらしいけど
他の幽霊とか一人もいなかったんでしょ?
萌ちゃんは火事で大勢が亡くなったって言ってたけど
幽霊一人もいないのおかしくない?
755:喰い口(ストーカー班リーダー)
まぁ変に邪魔される心配ないから大丈夫だと思うけど
なんか不安やな
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八敷先生達が廃病院の探索を初めて数十分が経過した。
既に一階から四階の探索は終えて、残るは五階と屋上と別館だけだ。
火事で焼けて調べられる箇所が極端に少ないというのもあり、日はまだ落ちていない。
私は怪異の成仏方法なんて全く知らないのだから、これがどういう状況なのかも分からない。前進しているのか、それとも全く進んでいないのか。後退しているというのはないと思うが、少なくとも次の五階で八敷先生が森久保先生と遭遇するというのは確定していた。
四階の探索を終えて、八敷先生達が階段の踊り場へと向かう。他の皆も八敷先生にバレないように、各々天井に張り付いたり、姿を薄くしたり、堂々と先生の真後ろを歩いたりしながら先生達を追った。
……ふと、私の中で、何かが蠢いた。
病院に来てからというものの、私は何かがおかしい。
悪魔看護婦の怪異に憑依しているから、病院という怪異スポットの雰囲気に当てられているだけと最初は考えていたが、どうにも違う気がしてならない。
階段を上るたび、部屋を覗くたび、先生を見るたび、私は、悪魔看護婦は――おかシクなっていっタ。
五階へと上がり、廊下へデル。
そうだ。そのまま真っ直ぐ進んで、一番奥の扉を開けば先生がイル。
――先生が、先生が
先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生
センセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイ
セセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセ
センセイの事は、私が一番ワカッテイル。
手紙も、たくさん送った。
センセイも、分かってくれたはずダ。
私じゃない。ワタシジャナイ。
はめられたんだ。おとしめらレタんだ。
あの女が、あのオンなが。
ムジツだ。エンザイだ。ワタシにはなんの非もナカッタ。
だから、だから
目の前の女に注射器を振り下ろすのも、仕方のないことだ。
あの髪だ。あの女の髪だ。だから、私が苦しんだ分、お前も死ぬべきだ。
男が女を庇うように押し倒し、注射器が空振る。アァ、惜しかった。
注射器が私の手から落ち、次にメスを右手に握る。
かち割れている私の額から流れる血が身体を伝ってメスに届く。このメスで女の顔をぐちゃぐちゃにシテヤリタイ。
殺してたい。死ね。死ぬべきだ。喉をかっ切ってやる。屋上から突き落としてやろう。お前が患者にやっていたように毒を身体にいれても良いだろう。
女が怯えた目で私を見る。男も怯えた目で私を見る。アァ女の庇うなら、男も死ぬべきだ。
あの女の父親と同じように、目玉をメスでほじくり出してやろう。だから死ね。死ね。死んで私を満足させろ。
男が女を担いで、404号室に入ろうとしている。
駄目だ。駄目駄目駄目駄目駄目ダメダメダメダメダメ。
殺す気だ。あの女、他の患者だけじゃ飽きたらず、先生まで手にかけるつもりだ。
死ね。メスを投げつける。なのに、メスが途中でふっと止まると床に落ちた。
私と同じ化物が、奴らを守るように立ち塞がる。既に、あの女は部屋に入った後だった。
私は、先生を守るために、化物に向かってメスを振るった。
スレ民達憑依からの最初の壁(失敗したらBADEND確定)