隠秘実存フルコース:二十二世紀オカルトパンク・アポカリプスの生存記録 作:sakigake2004
「とりあえずやるべきはセツリさんが倒れたって場所で探すのと聞き込みかな。」
「まあ見た目がわかれば次は場所…あれ?」
「どうしたの呪理チャン。」
「観測函の位置ってオラインが把握してたりしないのかな、自社の電子機器なんだし。」
オラインの責任問題になるのに出てきてないってことは把握してないってことなんだろうけど。
『よっぽどの事がないと位置の追跡なんてのはしてくれないよ、観測函のエラーが出たら流石に出張ってくるけどね、危険物の放置は法律上できないから。』
「そうなんだ!?」
「使ってる人間なのに知らないんだ。」
「私が持ってるのは前バイトしてた時の…えーと…貰い物だから!」
「なんか事情がありそうだけど…?」
「今は触れないで!まあまあ黒歴史なの!」
私の手を握り込んで懇願するほどか?と言うか…
「わかったわかった!わかったから手を離して!痛いから。」
この子力強っ、めちゃくちゃ痛…
「あ、ごめんごめん。」
『それで今日はまだ時間があるけど行くのかい?セツリが倒れた場所は随分遠いよ。』
「そりゃもちろん行きますよ!明日は休みだし!」
「今はともかく夜動くには保護者がいないでしょ…」
私がそう言うと、おばさまが今時珍しい固定電話に触れた。
『…昨日の話だけど…あれ引き受けれるかい?…金?そりゃ出すけど…よしわかった、それで手を打とう…それじゃ、また後で。よし、呪理、ルシール。』
電話を置いてこちらに向いたおばさまの顔はなんとなく得意げ…
『あんたらが行動する上での保護者があと少しでくるから、一緒に探しに行きな。』
「誰が来るの?もしかしてエレノア?」
『…オラインの忙しさで来れるわけないだろう、うちの元従業員さ、今は他の事務所にいるね。』
「どんな人なんですか?」
『女子。』
「…今ここにいる全員そうでは?」
おばさまが呆れたとでも言いたいようなポーズをとった、いやいや…
『じゃあそうだね、今時珍しい宗教系アプリの使い手だよ。セツリに懐いててここが稼働しなくなってもちょくちょく顔を見せにきてたような子さ。あとは見た方が早い。』
「宗教系かあ、アメリカでも私以外見たことないかも。」
『ルシールは何持ってるんだい、相性の問題があるから一応教えな。』
「『聖骸布』だよ。」
『だからバッグに…前職では随分可愛がられてるね。』
「どうかなあ、それに自分でかなり買い足したし。」
ピンポーン♪
玄関チャイムの音、誰かが来た。
「あ、来たんじゃない?」
『そうみたいだね、入りな。』
おばさまが手を振ると廊下へのドアが開いて
「アイリさん、お久しぶりです、お二人は初めまして。」
茶色の髪に…ウサ耳?で修道女?っぽい真っ白な服装の女性が来た、随分な高身長でルシールよりも高い。
「私はダイアナ法律事務所のコニー・ホワイトと申します、コードネームは『