TS少女のやらかし記録。   作:チーズ美味しい

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めっちゃ文章下手な上に誤字脱字えぐいかもぉ…ごめんなさい


うぉぉぉぉぉぉ!死にたぁぁぁぁぁい!

──人生誰だって一度はあるだろう?人と違うことをしてみたいって。俺はその思いが人一倍強かった。昔からずっと、ずーっと他の奴と一味違う事をしたいと思ってきた。人の記憶にずっと残るすげぇ奴になりたかった。

 

それを、人はなんで呼んでいるかなんて興味なかった。だって、必死だったから。違うことしてみせるって、必死に走って、走って、そしてやっと、やり切った。やりきっちまった。

 

人間誰だって、一度ついた心の火が燃えきったら立ち止まって過去を振り返るもんだ。

 

そして、俺はようやく冷静になって自分のしでかしたことに目を向けた。

 

そう、人はそれを厨二病と呼ぶ。

 

 

はい。非常にカッコつけて自己紹介したところからわかるように、俺はいっっってぇ厨二病患者でした。

 

もう死にたい…ダレカ…ダレカオレヲコロシテ…

 

 

当時の俺はそれはもう目も当てられねぇ程の厨二患者だったさ…

 

でもね…俺だけが悪いわけじゃないと思うの…

だってさ、世界滅亡の危機にまで追い込んだ悪者いたし…いかにも厨二病患者が喜びそうな感じの世界だったんだもん…

しかもさ?なんか超能力(?)っぽい力が世界中発現し出したってニュース見てさ?なんか俺もできそうじゃね?って思って使ってみたら出来たんだもん。代わりに女の子になっちゃったけどさぁ…

 

やっぱ俺悪くなくね?俺に力与えた世界が悪くね?つーか世界救ってやったしいいじゃん!

 

確かにちょっと憂鬱げな表情(演技)してたし、「今日も世界が泣いている」とか、泣いてる子とかに向かって「君に涙は似合わないよ(キメ顔)」とか、今にも自殺しそうな身寄りのない子たち引き取って「君達がこうなった原因は全て俺だ。だから俺を恨んで生き続けろ」とか言ったり?超能力(?)の代償で死にそうになってたからさ?味方にわざと見つかるような位置で隠れてる演技しながらめっちゃ苦しそうに吐血したりしたけどね?

 

あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛思い出しただけでまた死にたくなってきた…

 

なんで俺はあんなクソみてぇなロールプレイしてたんだッッ

 

うぉぉぉぉぉぉ!死にたぁぁぁぁぁい!

 

あぁ…なんで俺は生き残ったんだぁ…敵のボスの攻撃からみんなを守って死んだはずだろぉ?おかしいよぉ〜

目が覚めたら夢だったとかないかなぁ…実は死んでました!ってことないかなぁ…

 

はぁ…ふて寝しよ…

 

──────────────────────────────

彼女は、世界の美しさを全て取り込んでいるような、そんな人だった。

 

 

ある日突然世界には、世界を滅ぼそうとする化け物が現れるようになった。奴らは壊人と呼ばれ、人間の虐殺を始めた。どんどん人が死んでいく中、とても少ない数の若い年齢の人間とある『力』が使えるようになった。

 

人々はそれを『不力』と呼んだ。壊人を殺倒せる唯一の力。

そして,圧倒的力を持ちとても人とは呼べない力。

『不力』を持つ人間を他の人は『超人』と呼んで人を超えた存在として扱った。

 

しかし、不力を持ってしても壊人には敵わなかった。たった一体の壊人に対して超人が複数人で戦ってようやく倒せる程度。嫌というほど、

力に差があった。

戦いから逃げるものもある中、日に日に仲間は死んで行き、壊人は力を増し、何故力を持っているのに我々を守りきれないと責められる毎日。嫌気がさす。そんな状況が私が生まれてから超人となるまで50年続いていた。

 

いつも通り、忌々しい壊人が現れた事を知らせるサイレンが鳴り響く。

 

いつもと違ったことは2つ。

 

一つ目は今までの壊人と比にならない強さの壊人が出てきたこと。

 

二つ目はその壊人をたった1人で倒した少女が現れたこと。

 

それが、この世界が変わり始めたきっかけだった。

 

初め、世間は彼女を警戒した。今までの超人が全く敵わなかった壊人を1人で倒した挙句、超人が集まる政府の組織に所属せず、1人で行動し壊人を殺してまわる。ありえないことだった。中でも恐れられたのはその力。今までの超人とは別格。彼女の気分一つで一つの国が消し飛ぶ。

 

だが、直ぐにその警戒は解かれた。超人の1人が彼女が倒れている所を発見し、保護したのだ。検査した所、身体中生きているのが不思議なほど弱っていていますぐにでも死んでしまいそうだったからだ。

 

前々から、『不力』は代償を払いようやく使える力だと言うことは分かっていた。力の大きさは代償に比例する。しかし、それはたった一度初めに払う物で決まるのだ。つまり、彼女の力は強大でその代償が何かは未だ分からないが、彼女の体から見て取れるように非常に大きい物なのだろう。そう世間は判断し、1人で戦う孤高のヒーローとして祭り上げ始めた。

 

目覚めてすぐ、彼女は病院から逃げ出した。信じられなかった。何故そんな体で動けるのか、何故逃げ出した後も壊人を倒し人々を守るのか。いつしか私は彼女に憧れていた。

 

彼女が現れてから3年。

 

たった3年で彼女が世界に与えた影響は凄まじい物だった。

まず、超人の希望の星になった。

壊人が暴れ、沢山の人が死に絶望の中駆けつけた彼女に私達は酷い言葉を浴びせた。

 

 

『なんで、なんで直ぐきてくれなかったの!?貴方ならもっとたくさん救えたかもしれないのにっ!なんでっ?なんでっ!』

 

 

『…ごめんね。全部お…私の責任だよ。』

 

 

…本当は分かってた。彼女の方がもっとたくさんの強力な壊人を相手にしてたってことぐらい。私達が、守れなかっただけだって。

 

でも彼女は優しく全て受け止めてくれた。

全ての壊人を倒したあと、泣いている私の元へ来て一言。

 

「君に涙は似合わないよ」

 

って。たった一言。それだけ行ってすぐに他の人の所へいってしまったけど、私はそれだけで恋に落ちてしまった。おんなじ女なのに…でも、それは私だけではなさそうだったし、まだ戦いが激しくて気にする事もできなかった。

 

すると、彼女はこの対戦で親が亡くなってしまった3人の女の子を引き取った。そんな責任は無かったのに、「この子達がこうなったのは、私のせいだから」と言ったら聞かなかった。

 

しばらくして彼女の家に訪れる機会があり、子供達の顔を見に行くと完全に恋する乙女の顔をしていた。あの歳で目覚めてしまうとは…

彼女は随分と女たらしのようだ。私もその彼女に恋をしていたのだからどうしようもない。

 

あとは崩壊した施設を治すのを手伝ったり、孤児院を作ったり、みんなと買い物に行ったり、ちょっとしたハプニングもあったけど全て解決していった。

 

いつからか、超人皆んな仲良くなり、超人を人間と認めてくれるようになったり、世界はちょっと明るくなっていた。

 

本当に、嘘つくのがすっごく下手で、とっても優しくて、無口で、無表情で、何考えてるか分からなくて、いつもすっごく無茶する人だった。

 

 

ある日、世界中のインターネットを通して壊人のボスと呼ばれる人が現れ言った。

 

曰く、「人間を殺す遊びに飽きたからもう全部壊すね」だそうだ。

 

今までのは全て遊びだったのだ。ただ、世界を滅亡させるまでの暇つぶし。また、世界は暗くなった。

 

人に化けた壊人も出てくるようになった。

沢山の人は混乱して疑心暗鬼になり、お互いを攻撃し始めた。

 

その間も彼女は弱っていった。

隠れてたくさん血を吐いてたし、とんでもない顔色になってる事だってあった。本人は隠してるつもりだったのだろうけど、それはもうバレバレだった。

 

しばらくして、彼女が消えた。

突然、紙にちょっと出かけてくると書いて消えた。

 

 

一週間後、壊人の親玉から配信。題名は「英雄が死ぬ時」

 

映像には彼女と親玉が映っていた。信じられない激闘を繰り広げている。何度か会話しているようだが聞こえなかった。親玉が膨れ上がり信じられない程大きくなる。

彼女もまた、とてつもなく光り始めそれが衝突しあった瞬間、配信が切れた。

 

 

皆んな大慌てで彼女達が戦っていた所を見つけ出し、突入した。

そこには、ボロボロの彼女と元の姿見る影もない程醜くなった親玉と思われるナニカがいた。

 

ナニカがこちらを認識した瞬間、とてつもなく醜く笑った。そして、こちらに向かって自身の体が消えゆくのにも関わらず攻撃してきた。

 

まさに最後の悪あがき。迫り来るソレに対して、目をつぶったがいつまで経っても衝撃が来ない。

 

気が付いたら目の前に彼女がいて、みんなを守っていた。そして、片腕と片足が焼けて彼女の体から無くなったのを最後に、倒れていく彼女を見て、私の意識が途切れそうになり…なんとか耐えた。

 

彼女の手当てをしなくては…!もしかしたら間に合うかもしれない…!

 

そんな希望を胸にみんなで彼女を運び治療した。

 

 

結論から言うと、なんとか彼女は助かった。

 

片腕と、片足、あとは戦いの最中に傷ついたと思われる片目は失っていたが。

 

──目は覚めなかったが。

 

 

お願いだから目を開けて欲しい。私に、私達に笑いかけて欲しい。

今度は目を離さないから。彼女が私達だけ見てくれるように…

 

きっちり彼女に教えてあげるから。

今度はもう、離さない。

 

彼女が目を覚ましたと知らせがあった。皆んなで病院へ駆け込もうとして、看護師さんに怒られてしまい皆んなで歩いてゆっくりと感動の再会をしようと、病室に向かっていた。その時、彼女の今にも消えてしまいそうな声が聞こえた。

 

 

 

「……死に…た…い……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『は??????????』

 

 

全員の声が揃った。

 

許せない。許せない。許せない。ユルセナイ。

 

あんなに私達を光で照らしてきたくせに。人類をまた生きる道へと引き戻したくせに。助けてくれたくせに。

 

死にたい???

 

ふざけるなふざけるなふざけるな

 

これはしっかりと教えてあげないといけないかもしれない。

 

幸いなことに、もう彼女は強くない。何故なら片目と片腕と片足がないんだから。

 

だから、だから、

 

もう、逃がさないからね?

 

 

 

───ちゃん

 

 




ちなみに主人公の代償で本人が把握しているものは、性別の転換、吐血(いつ吐くかは自由)、能力を使う限りありとあらゆる苦痛が一日の内使った分に比例して五分間襲いかかる。男として生きてきた記録は全て無くなる(一部例外あり)。って感じです。

誤字報告ありがとうございました!

これって連載か短編どっちですかね…?

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