TS少女のやらかし記録。   作:チーズ美味しい

6 / 6
重い過去って自分で言っといて書くのが難しすぎて死んでました…やっぱ主人公に早々に解決してもらいます


おっと?なんか轢いた気が…

ランクが低い壊人を倒せるようになり、奴らはより強力な怪人を倒す事に熱意を注ぐようになった。

 

やがて、また新しい子が連れてこられた。その子はもう超人として覚醒していて3号と名付けられた。自身の望む植物を生み出せるというものだ。

 

3人に増えても何も変わらない。忙しくなるだけだ

 

だんだん何も感じなくなっていく。

 

深い闇の底で終わりのない道を歩いているみたいだ。

頭が痛い。寝ることが何なのかも忘れてしまった。

 

あぁ、死にたい。でも、死んだら残されたあの子達はどうなる?ボクのせいでこの地獄に巻き込まれた心優しい普通の女の子だったあの子達は?

 

まだ、死なない。死ぬことはできない。

 

でも、それじゃあどうすればいいの?このままずっと我慢し続ければいいのかな。

 

 

 

 

なんでボクばっか…どうして?

 

『お前たちがこうなったのも全部壊人のせいなのよ?』

 

うるさい

 

『お前らは超人として害虫を駆除する義務がある』

 

うるさい

 

『『僕/私の言うことを聞け』』

 

 

 

うるさいッ!!!

 

 

…死ねばいいのに。あいつらも、他の奴らも、ヒーロー気取りで周りなんか見えちゃ居ない…ボク達に気づかない超人も

 

みんなみんなみんな         死ねばいいのに

 

「…1号?大丈夫か?」

 

「………」

 

「1号ちゃん?私に出来ることある?」

 

2号と3号が心配して声をかけてくれている。

 

壊れてしまったら、彼女達の事も分からなくなるのだろうか

 

ふと、2人に目を向ける

 

 

 

 

2人の顔は、黒い線で塗りつぶされていて認識することが出来なかった。

 

 

「あ…え…?」

 

今までこの2人の顔が見えなくなったことはない。

 

 

もう、げんかいがきたのかなあ

 

あ は は は は は …は?

 

 

 

 

テレビが付いている壊人について調べるために設置されたものだ

 

テレビの中の、名前も知らない女の子がこちらを少し見る。やがてすぐに目は逸らされた。

?今何故ボクはあの人の()()()()()()()()()()()()()

 

2人を見る。やはり何も見えない

 

先ほどの場面まで巻き戻しその人を見る。黒い線と線の間から強い信念を抱えた瞳がハッキリと見えた。

 

 

英雄はいつでも誰かに希望や強い印象を与える。本契約は精神が弱っていても拒絶されても貫通します。それが貴方の願いでしょ?主人公

 

そうだ。ボクはまだ壊れてなんかいない壊れたくないまだ、がんばろう

 

 

辛くなってもあの強い瞳を見ればまたボクは立ち直ることが出来た。*1

 

 

 

 

だけど、ボクはやっぱり神様に憎まれている。

 

こんな日常も長くは続かなかった

 

今までにないレベルで壊人の出現を知らせるサイレンが鳴り響く

 

そこには、一際目立つデカブツとランクの高い壊人がざっと50はいた。

 

 

デカブツと少しの壊人を残して、殆どは別の方向へ飛び立って消えて行く。

 

SNSにあげられたtライブ映像を見ると強い瞳をしていた彼女が1人で薙ぎ倒していた。が、この様子ではここまでくるのには相当時間がかかるだろう。

 

その間に周りの建物がおもちゃのように潰されて人が沢山死んでいく。

 

 

ようやく駆けつけた超人もすぐに吹き飛ばされてる。

 

あいつらが汚い笑顔を浮かべた

 

「今こそこいつらの能力の見せ所だろ?」

 

「えぇそうね!「教育」されていない超人は身勝手な無能ばかりだと世間に知らしめてあげましょう?」

 

背中を押し出されて戦うよう指示を出される。

 

いつも通りただの操り人形として動こうとした瞬間━鬱陶しそうに振るわれたデカブツの手に奴らは吹き飛ばされ、壁に叩きつけられていた。そちらの方向を見ると潰れた赤とピンク色の物体が痙攣している

 

 

え━━━━━?もはや人の原型を留めていないソレが叩きつけられていた壁を見ていると、バキィッと大きな音と共にその壁はソレ諸共砕け散る。

 

壁を破壊して出てきた人はーーー私の心の支えでもあった強い瞳を持つ彼女だった

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

介入失礼します。

ここからは記録でお送りいたします。

…え?初めから記録を読んでいたですって?

 

 

 

 

おっと。貴方は理解されているのですね無礼をお許しください何せ新人なものでして

 

「          」

 

ああ、はい。その通りです壁を破壊したのは主人公くんですよ。それではどうぞ。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

壁をぶち破った先は、阿鼻叫喚の嵐でした…

 

 

なんか悪者が襲ってきたもんだから俺思ったんだよねこれって物語の中盤ぐらいの「大きな絶望」のところなんじゃないかなって。

 

今までの強力な力を持つ壊人よりももっともーと強い敵が現れて世界をかき乱すんじゃね?って。

 

そこで俺よ!ここでズバッと助けて英雄の伝説が深まるってわけですなぁこれが

 

がはははは勝ったな。

 

 

でもちょっと現実は厳しいぜ…結構人死んでるし建物は破壊され尽くしてるし…なんか俺が壊した壁についてたねちょねちょしてるやつはキモいし…

 

でもやっぱさぁ英雄は壁破壊しながら遅れて現れるやっぱこれは譲れねぇよな

 

…と、キリカちゃん発見〜!!

 

ねぇねぇ今どんな状況?

 

「キリカ。どうなってる?」

 

「っとなんだウォルフかー驚かさないでよー状況はだいぶまずいよ」

 

「どのくらい?」

 

「…私以外全滅!」

 

えぇ…?(困惑)

みんな弱いなぁ

 

頑張るか!

 

「キリカは休んでて。あとは私がやる(英雄ムーブの為に)みんなも助ける」

 

「そんな…!?1人は無茶だよぉなら私もいくぜ!…その目は1人で行く気だね。そんなに私が信用できない?」

 

 

俺は首を左右にゆっくりと振る

 

「いいや。みんなが(弱すぎて)心配なだけ」

 

キリカはふっと笑って諦めたように言う

 

「わかったよ。でーも!私もここから援護射撃するからね!キリカさんに任せなさい」

 

「うん。(君は弱すぎて俺に当たっても痛くも痒くもないから)大丈夫。(俺に怪我負わせられるわけないって)信頼してる」

 

 

そして俺はでっかいやつに向き直って走り出し攻撃を繰り出す。

 

まずは刀単体で切ってみる。

 

俺が切りキリカが銃で撃つを交互に繰り返したがきいているようすは無い。

 

少しずつ刀に不力を纏わせ切れ味を上げて行くが、意味はないようだ

 

仕方がない。あとで地獄を見ることが確定するがアレを使うか

 

俺あ体に強力な不力を纏い、勢いよく加速し始める

 

 

やがて、俺はとんでもない速さででかいやつの心臓を体全体を使って貫いた。

 

少し勢いがついてしまったが問題ねぇ

 

体を瓦礫に向けて着地できるように体制を整える。

 

(あと少しで着地)

ドシャ

 

ズザァァァァァ

おっと?なんか轢いた気が…

 

俺が着地したすぐそばにでかいたんこぶを作った子供が倒れている。不味い…ここでもし怪我させたまま放置したら英雄の名が廃る!

 

だがしかし、先にデカいやつが死んだか確認しなくてはいけない

 

「う…あ…?」

 

「あとで戻る。待ってて」

 

結構急いだつもりだったが、ここに戻るまでに

リンを筆頭に責められたが超かっこいいセリフを言って治療して回ったりなんか轢いた子と似たようなボロい格好した女の子2人が死にそうになってたから助けたりして少し経ってから戻ると…

 

落ちてたガラスの破片で喉掻っ切ろうとしてるあの子がいた。

 

確かに轢いた俺が悪かったけどそんな自殺したくなるレベルで屈辱的だった…?俺と手を繋いどるこの2人も傷治したら死にたかった発言するし…

 

もう嫌ッ

 

と思ってたら子供達がお互いを見て泣き出した…???

 

俺が轢いた子が泣きながら有り難うと言ってくる。

不味い。不味いぞ!俺が轢いたことによって開いたらいけない扉開いちゃった??自殺願望ももしかして死ぬほど痛いのを体験して気持ち良くなりたいとかそういう…??他の2人もそれに感化されて??もしかしてこの喜びようは同志を見つけて歓喜してる的な…?

 

よし、これは俺が責任を持って引き取らなくては!!他の孤児の子は孤児院作ろうと思ってたけどこの子達がこうなったのは、多分俺のせいだから流石に責任感じるわぁ〜

 

あ!キリカ。

 

「やあウォルフ。…その子達は?」

 

「放っておいたら(俺のせいで目覚めた被虐趣味のせいで)自殺しそうだから引き取る」

 

僅かにキリカが息を呑む音が聞こえる。

あ。こいつ今鑑定使ったな?あぁん?喧嘩売ってんのか?

 

「…彼女達の親はいないようだね。だがそうなったのは運命だ君のせいじゃないよ?」

 

「いや。彼女達がこう(変態に)なったのは私のせい」

 

「きっと止めても回答は同じか…」

 

俺は頷く

 

「それじゃあ新しい名前でもつけてあげることだね」

 

「うん」

 

                                   記録を停止します。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ネルが思い出に浸っている一方、

 

 

「なんで普通の家に見えるのに地下に続く隠し扉あるのかなぁ」

 

 

目的地に着いて途方に暮れ胃薬を大量摂取している人と

 

 

(やっぱ片目かっけぇぇぇぇぇ!片腕もかっけぇ!片足は義足だとやっぱかっけぇかな?不便だけどやっぱ最高ゥ)

 

 

鏡を見て目を輝かせている奴がいたらしい。

*1
この時からずっと、ボクを励ましてくれてたんだねおねぇちゃん




誤字報告、コメントよろしくお願いします!「」の空白はご想像にお任せします


誤字報告ありがとうございます!

豆知識
主人公くんちゃんはネルさんの願いを効率よく痛めつける為、クウさんの願いを好きな物質で楽しむ為(意訳)、サキさんの願いを植物で縛られたいからと解釈しています。やらかしてるぅ
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