姫騎士(肉食)共から貞操を守りつつ、僕の騎士道がハードモードすぎる   作:お庭屋さん

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第65話:一番会いたくなかった一番ヤベー奴

 どんちゃん騒ぎの宴から三日後。

 ダ・グルント領の要塞都市に設けられた広大な円形会議室は、最悪の熱気と怒号に包まれていた。

 

「――ですから! 王都に反旗を翻すなど、自殺行為に他なりませんぞ!」

「ゲルダ様は北部の軍勢に目を奪われ、冷静な判断力を失っておられる! この豊かな東部を戦火に巻き込むおつもりか!」

 

 円卓を囲む東部の保守派領主たちが、口々に不満と恐怖をまき散らす。

 僕は頭痛を堪えるように、こめかみを強く揉み込んだ。

 

 無血での東部統一。

 その理想を掲げて始まった『東部大会合』だったが、空気は最悪の一途を辿っていた。

 最初こそ、僕が提示した「北部の五千の兵」と「ゾーラ伯爵の竜騎士団」という圧倒的な武力に、彼らも沈黙し、耳を傾けていた。

 

 だが、議論が『王都との全面戦争』という具体的な段階に進むにつれ、彼らの根底にある「中央への恐怖」が顔を出し始めたようだ。

 

「お黙りなさい、愚か者ども!」

 

 ゲルダ伯爵が、苛立たしげに扇子で机を叩く。

 

「王都の連中が提示した『東部の独立』など、一時しのぎの甘言に過ぎないと言っているんですの! 奴らが国を掌握すれば、いずれ必ずこの東部の資源を貪りに来ますわ! その時になってから牙を剥いても遅いのです!」

「ゲルダ伯爵の言う通りです。」

 

 僕も立ち上がり、保守派の領主たちを真っ直ぐに見据えた。

 

「王都の徹底抗戦派は、国の未来ではなく、自分たちの保身と利益しか見ていない。彼らを野放しにすれば、我らブレスダンだけでなく、この国全体が死に絶える。……我々には、今ここで立ち上がる大義がある。そして、それを成し遂げるだけの武力が、我が北部にはある。」

 

 僕の言葉に、何人かの領主は気圧されたように視線を逸らす。

 しかし、保守派の筆頭であるダ・アース領主――グンダ伯爵だけは、しわがれた顔に冷ややかな現実主義者の色を浮かべ、僕を真っ向から睨み返してきた。

 

「……マドゥワスの若き主よ。貴方の大義も、その背後にある北部の強大な武力も、疑うつもりはありません。現に私は、貴方たちの力に恐れをなし、武器を返還した身ですからね。」

 

 グンダ伯爵は皮肉げに唇を歪め、深くため息をついた。

 

「ですがね、マドゥワス卿。戦争は『大義』と『武力』だけでは勝てないのですよ。」

「……どういう意味ですか。」

「『金』ですよ。圧倒的な資金力です。」

 

 グンダ伯爵の言葉が、会議室に重く響き渡る。

 

「我々が相手にするのは、国家の金庫を握る王都の正規軍。さらに奴らの背後には、西部の商業連盟と、南部の穀倉地帯がついています。……対して、こちらはどうですか? 北部は精強ですが、先の帝国との戦いで疲弊し、決して裕福とは言えない。我々東部には魔石や資源がありますが、それを軍資金という『金貨』に換えるには時間がかかりすぎる。」

 

 グンダ伯爵の指摘に、僕の喉がヒュッと鳴った。

 彼女は、我々の最大の弱点を正確に突いてきたのだ。

 

「万単位の軍勢を王都まで進軍させ、包囲し、維持する。そのための食料、武器の修繕費、傭兵への報酬、魔石の維持費……。どれだけの金貨が飛んでいくか、計算したことがありますか?」

「それは……東部の資源を担保に、金鷲商会から融資を……。」

「どこの商会が、王都を敵に回す逆賊に金を貸すというのですか!」

 

 僕の反論を、グンダ伯爵が怒鳴り声で叩き斬った。

 

「現実を見なさい、マドゥワス卿! どんなに兵士が精強でも、三日飯を食えなければ剣は振れない。どんなに大義があろうとも、金が尽きれば軍は瓦解する!……どう足掻いても、我々では王都と西部の資金力には敵わないのです!」

 

 その言葉に、背後に控えていたルイーズやバルバラが殺気を放つが、僕は手でそれを制止した。

 斬り捨てることは簡単だ。だが、グンダ伯爵の言っていることは、為政者として何の誤りもない「ド正論」なのだ。

 資金の目処が立たない無謀な戦争に、自分の領民の命をベットできる領主などいるはずがない。

 

「我々保守派は、この無謀な同盟には加われません。……王都への進軍など、資金の尽きた泥沼の消耗戦になり、最後には皆殺しにされるのがオチです。」

 

 グンダ伯爵が最終的な決裂を宣言し、保守派の領主たちもそれに深く頷く。

 ゲルダ伯爵でさえ、これ以上の有効な反論を見出せず、扇子を握る手にギリッと力を込めていた。

 ――ここまでか。

 大義も、武力も、情熱も。すべては「金がない」という冷酷な現実の前に、あっけなく崩れ去ろうとしている。

 僕が悔しさに唇を噛み切りそうになった、まさにその瞬間だった。 

 

 突如、要塞都市の強固な円形会議室の扉が、まるで攻城兵器の直撃でも受けたかのように内側へと吹き飛んだ。

 

「な、何事ですの!?」

「て、敵襲か!?」

 

 分厚い黒鉄の扉がひしゃげ、もうもうと土埃が舞い上がる。

 悲鳴を上げる東部の領主たちと、即座に僕の前に立ち塞がって剣に手をかけるルイーズとバルバラ。

 だが、その土埃の向こうから聞こえてきたのは、軍勢の雄叫びでも、魔術の爆音でもなかった。

 コツ、コツ、と。

 ひどく優雅で、それでいてこの場の誰よりも絶対的な支配者の足音だった。

 

「――金、金、金と小煩い木っ端貴族共。」

 

 鈴を転がすように甘く、それでいて鼓膜を直接撫で回されるような、粘り気のある冷徹な声。

 その声を聞いた瞬間、僕の心臓は早鐘のように打ち鳴らされ、全身の血がサッと引いていくのを感じた。

 嘘だろ。まさか。なぜ、ここに。

 

「ひっ……!」

「あ、あれは……!」

 

 土埃が晴れた先。そこに立っていたのは、煌びやかな白銀の鎧を纏った、帝国の精鋭たる近衛騎士団。

 そしてその中央で、深紅の軍服と燃えるような黄金の髪をなびかせているのは――大陸の覇権を握る超大国、グラディウス帝国の皇太女。

 

「金があれば良いというのなら余が出してやろう。」

 

 アンドレア・フォン・グラディウス、その人であった。

 

  

 ☆

 

 

 グラディウス帝国、帝都グラディティア。

 世界の頂点に君臨する皇城『アーネリア城』の最上層に位置する皇太女の執務室は、重苦しく、そしてひどく甘ったるい静寂に包まれていた。

 

「……相変わらず遅い。」

 

 余、アンドレア・フォン・グラディウスは、黒檀の執務机の上で頬杖をつきながら、深くため息を吐いた。

 視線の先にあるのは、愛しの小鳥が羽ばたいている『ベレイン王国』の東部地域の地図だ。

 

 余の愛玩動物であったエヴァンは、今や北部の諸侯を束ね、血に飢えた若き狼として余の心を激しく乱している。彼奴が王都の正規軍を蹂躙したという報せを聞いて以来、余の下腹部の奥には常に心地よい熱が燻っていた。

 

 早く、早く余と並び立つ程の覇王となれ。

 そうでなければ、余の胸へと逃げ込んでくるがいい。

 彼奴は無謀にも、王国を二分する内乱の渦中へと自ら飛び込んでいった。

 愛おしい。なんと愛おしく、そして愚かなことか。

 

「失礼致します、殿下。」

 

 余の甘い妄想を遮るように、執務室の重厚な扉がノックと共に開かれた。

 そこに立っていたのは、煌びやかな近衛騎士の鎧……ではなく、東部の商人や実務官が好んで着るような、実用性を重視した質素な服に身を包んだ小柄なハーフリングだった。

 

「戻ったか、マイヤ。……いや、今は東部改革派の有能な実務官、『マチルダ』と呼ぶべきか?」

 

 余がからかうように口の端を吊り上げると、余の懐刀にして帝国の暗部『目』を担う近衛騎士、フリーダ・マイヤは、恭しく片膝をついて頭を垂れた。

 

「お戯れを、殿下。東部の泥と埃に塗れたこの仮初の姿、どうかお見逃しください。……急ぎ、ご報告の儀がございまして帰還いたしました。」

「よい。面を上げよ。して……東部の様子はどうだ? 余の愛しい小鳥は、無事に東部の森を手懐けられそうか?」

 

 余が甘い声で問うと、マイヤの能面のような顔に、ほんのわずかな緊張が走った。

 

「……申し上げます。数日前、エヴァン卿一行は東部保守派であるダ・アース領のグンダ伯爵の罠に嵌り、武器を奪われた上で地下牢に幽閉されるという危機的状況に陥りました。」

「――何?」

 

 パキリ、と。

 余の指に挟まれていた高価な万年筆が、真っ二つに折れてインクが飛び散った。

 執務室の温度が、一瞬にして氷点下まで叩き落とされる。

 

「……あの、田舎貴族の老婆が。余の、余だけの所有物であるエヴァンを、騙し討ちにして牢に繋いだと申したか?」

 

 静かに、だが確実に沸騰していく殺意。

 許さぬ。誰であれ、余の愛する者に傷をつけ、その自由を奪うなど、万死に値する。

 今すぐ東部の森ごとあの老婆を灰燼に帰してやろうかと、余が机を叩き割ろうとしたその時だった。

 

「どうかお怒りをお鎮めください、殿下! エヴァン卿は既に解放されております!」

 

 マイヤが早口で言葉を継いだ。

 

「エヴァン卿が東部へ出発される際、ネリーという娘が、彼に微弱な魔力を発する『通信の魔道具』を持たせておりました。」

「貴様らが連絡に使うアレか。」

「はい。エヴァン様が投獄された際、その魔力波長の変化から主の危機を察知したネリーが、間接的にこちらの諜報網へと救援の信号を飛ばしてきたのです。」

「……ネリー。あの、やけに余を睨みつけていた小生意気な騎士だな。」

 

 余の記憶の隅に、エヴァンの背後に控えていた鋭い目つきの娘の顔が浮かぶ。

 なるほど、ただ彼奴の背中に隠れているだけの無能ではなかったというわけか。余の所有物を守る番犬としては、及第点を与えてやってもよい。

 

「それで? 貴様が救い出したのか?」

「はい。しかし、私が帝国の『目』として直接動けば、今後の諜報活動に致命的な支障をきたします。ゆえに以前より手回しをしていた、ゲルダ・フォン・グルント伯爵の元で、隠密に。」

 

 マイヤは淡々と、しかし誇らしげに報告を続けた。

 

「結果として、エヴァン様は傷一つ負うことなく救出され、奪われた武器も塵一つなく磨き上げられた状態で返還される事となりました。さらに、この一件が決定打となり、エヴァン様はゲルダ伯爵と強固な軍事同盟を結ぶことに成功しております。」

「……く、くく……あはハハハハハハッ!!」

 

 報告を最後まで聞き終えた余は、天井を仰いで高笑いした。

 先ほどまでの内臓が焼け付くような怒りは嘘のように消え去り、代わりにドロドロとした極上の甘悦が全身を駆け巡っていく。

 

「見事だ、マイヤ! そして……ああ、なんというしぶとさ、なんという逞しさか! 罠に嵌められ、牙を抜かれてなお、転んだ先の土すらも喰らって立ち上がるとは!」

 

 余は太腿を固くすり合わせ、身悶えしながら吐息を漏らした。

 エヴァン。ああ、エヴァン。

 泥にまみれながらも必死に足掻き、国を動かすために策を弄するその姿。想像するだけで、頭の芯が痺れるほどに愛おしい。

 

「ンッ……ふぅ……。それで? ゲルダを取り込んだ彼奴は、次の一手をどう打つつもりだ?」

 

 熱い吐息を整えながら問うと、マイヤは一枚の羊皮紙を机に置いた。

 

「三日後、ダ・グルント領にて、東部の全領主を集めた『大会合』が開かれます。エヴァン様は北部の軍事力を交渉のカードとし、血を流すことなく東部保守派を取り込み、東部を無血で統一する腹積もりのようです。……しかし。」

 

 マイヤはそこで言葉を濁し、わずかに眉をひそめた。

 まぁ、言わんとしている事はわかる。

 

「エヴァン様の理想は立派ですが、現実は過酷です。保守派のグンダ伯爵たちは、王都の『徹底抗戦派』が持つ資金力と権力に怯えきっております。彼らにとって、金と物資を持たない北部の軍事力だけでは、王都に喧嘩を売るための安心材料には成り得ません。……このままでは、会合は間違いなく金の話で暗礁に乗り上げるでしょう。」

「……金、か。」

 

 余は目を瞬かせた。

 そして次の瞬間、執務室の窓ガラスが震えるほどの、今日一番の歓喜の笑い声を張り上げる。

 

「あーっはっはっはっは!! なんだ、そんなことか!!」

「で、殿下……?」

 

 突然爆笑し始めた余を見て、マイヤが困惑の表情を浮かべる。お前は時々、主である私に対して不敬よな……。

 今回の働きに免じて許してやるが。

 

 余はバンッ!と勢いよく立ち上がり、ドレスの裾を翻した。

 

「マイヤ! 偽装用馬車と、精鋭の護衛部隊を直ちに用意せよ! 目的地はベレイン王国東部、ダ・グルント領だ!」

「は!? し、しかし殿下、一国の皇太女が身分も隠さずに他国の会合に乗り込むなど、外交問題に……それに、危険すぎます!」

「馬鹿者! これほどの好機を逃す手があるか!!」

 

 余は恍惚とした表情で、両手で自らの頬を包み込んだ。

 

「想像してみろ、マイヤ! 愛しのエヴァンが、理想と現実の壁にぶつかり、小賢しい田舎貴族どもの金の話で窮地に立たされているのだぞ!? 万策尽き、彼が絶望の淵に立たされたその瞬間……!」

 

 余は目をキラキラと輝かせ、まるで恋する乙女のように声を弾ませた。

 

「余が颯爽と駆けつけ、帝国の圧倒的な財力でその窮地を救ってやるのだ! 『金がないなら余が出してやろう』と!……ああ、彼奴はどれほど余を頼もしく思い、その瞳に感謝と畏敬の念を浮かべることか! きっと感激のあまり、余の胸に飛び込んでくるに違いないわ!」

 

 うん。そうだ。きっと感謝の念に辛抱堪らなくなった彼奴の好感度は爆上がり間違いないだろう。

 いや、もう辛抱たまらんのは余の方か。

 マイヤの報告を聞き続けるのもそろそろ飽きた。たまには余が直接手を出しても良いだろう?

 

「……で、殿下。それは、マッチポンプと申しますか……その、恩の売り方がいささか強引すぎるのでは……。」

「黙れマイヤ! 恋は戦争なのだ! 手をこまねいていては、いつまで経っても余の物にならん!……ふふ、ふふふふっ! 待っていろよエヴァン。貴様のちっぽけな悩みなど、余が帝国の金庫ごと叩きつけて粉砕してやろう!」

 

 帝国権力者としての威厳はどこへやら。

 今この執務室にいるのは、愛しの男に「最高の見せ場」を作るためにウキウキで出陣の準備を始める、ただの恋する狂女であった。

 

 

 

 

 信じられない規格外の乱入者の登場に、会議室の空気は完全に凍りついた。東部最大のお嬢様(?)であるゲルダ伯爵でさえ、目を見開いて硬直している。

 アンドレア殿下は、怯える領主たちなど路傍の石とでも言うように一切気にも留めず、真っ直ぐに僕へと歩み寄ってきた。

 

「ア、アンドレア……殿下……。なぜ、何故ここに居られるのです?」

 

 僕の口から、掠れた声がこぼれ落ちる。

 彼女は僕の数歩手前で立ち止まると、狂気的なまでに甘く、濁った瞳で僕の全身を舐め回すように見つめた。

 

「ああ……エヴァン。余の愛しい騎士。泥にまみれ、傷つきながらも、なんと気高く美しい獅子になったことか……ッ!」

 

 彼女は恍惚とした吐息を漏らし、自らの肩を抱きしめて身悶えする。

 そして、パチンと優雅に指を鳴らした。

 その合図と共に、背後の近衛騎士たちが、ドスンドスンと重々しい音を立てて、巨大な鋼鉄の箱を円卓の上に叩きつけた。

 鍵が開けられ、無造作に蓋が蹴り飛ばされる。

 中から溢れ出したのは、会議室の照明を反射して目が眩むほどのまばゆい光――帝国が誇る、純度百パーセントの金貨の山だった。

 

「なっ……!?」

「こ、これほどの金は……!」

 

 グンダ伯爵が、腰を抜かして床にへたり込む。

 一つや二つの箱ではない。次々と運び込まれる金貨、魔石、そして最高級の戦略物資の数々。

 それは、王都の国庫の底すらも軽く突き破るほどの、圧倒的で暴力的なまでの帝国の財力そのものだった。

 

「王都の無能共や西部の商人どもがどれほどの小銭を持っているかは知らんが……足りぬというなら、余が帝国の金庫ごと持ってきてやろう。」

 

 殿下は扇情的に唇を歪め、絶望と狂乱に陥る東部領主たちを見下ろした。

 

「これで、貴様らが余のエヴァンに従わない理由はなくなったな?」

 

 度肝を抜かれ、声すら発せない面々。

 先ほどまで僕を追い詰めていた資金難という最大の絶望は、今この瞬間、あっけなく解決された。

 

 王都へ進軍するための、これ以上ない最高の後ろ盾。

 だが、僕の背筋には、王都の正規軍を前にした時よりも遥かに冷たい、最悪の悪寒が走っていた。

 一番来てほしかった『資金』を、一番来てほしくない『マジでイカれたヤバい奴』が持ってきたのだから。

 というか一国の皇太女がホイホイと敵国の辺境に来ていいものか?何考えてるんだコイツ?

 

「さあ、貴様の悩みの種は消し飛ばしてやったぞ! 今すぐ余の胸に飛び込んで、存分に愛を囁くが良い、エヴァン!!」

 

 満面の笑みで両手を広げるイカれた皇太女を前に、僕の胃はかつてないほどの激痛を上げていた。

 

 

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