転生タイガのオーブ改革録 〜崩れゆく世界で未来を選び直す〜 作:台風200号
本作は独自設定・原作改変を含みます。
政治・社会・思想寄りの描写が多めですが、気軽に読んでいただければ幸いです。
第1話 始まり
第1話 始まり
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ああああああああああああああああああああああああああ!!
……うん?
いったい何事だって?
これは現在の俺の心の叫びだ。
この心境を風景として表現するなら――
「草一本生えていない赤茶けた焼け野原が、地の果てまで続く風景」
そんな感じだろう。
ただし!
下手をすると、これは俺の妄想でも何でもなく、
“現実に起こりえる未来の風景”というところが問題なんだがな!?
――
俺は転生者だ。
と言っても、大した前世の記憶があるわけでもない。
普通に仕事をして、普通に人生を送っていて、
気が付いたらこの世界に転生していた……そんな感じだ。
やっぱり前世で、ろくに食事もせずに
五日間ぶっ続けで仕事したのが原因だろうか?
いや、毎日ダース単位でモンスター○ジーを飲んで
回復していたから問題はなかったはずなんだがなあ〜?
おぼろげながら、仕事を完了させて
「一休みしよう」と思ったところまでは覚えている。
まあ、こうなったら仕方ない!
未練は捨てて、新しい人生を楽しまねば!
……いや、休みになったら積みゲーをクリアするはずだったんだよなあ〜。
あのステージもまだクリアしていなかったし……。
ああ!
俺の汗と涙と休日の大半を費やした努力の結晶、
あのクリアデータが!!
そうだ!
俺が転生するぐらいだから、
きっとこの世界には神様や仏様がいるに違いない!
え?
未練は捨てるんじゃなかったのかって?
うるせえ!
そんなことはどうでも良いんだよ!
神様仏様!
この際、悪魔様でも邪神様でも構わない!
俺の全存在を売り渡してもいい!
あの世界の俺のクリアデータを
再びこの手に~~~~~~~~~~~~~~~~~!!
――
はい、結局神様も仏様も、悪魔様も邪神様も
この世界には存在しませんでした(涙)
当然クリアデータも戻ってきませんでした(当たり前だ!)
その代わり、改めて確認すると――
放っておくと現状は冒頭の心象風景が
“現実になる”ことを再確認できただけでした(涙)
俺の転生した世界の年号は……CEでした。
CE?
そう、コズミック・イラ。
世界の民度が終わっていると評判の、
あのガンダムSEEDの世界だ!
うん?
「原作に関わらなければ良いじゃないか」って?
「生まれた時代や場所が違うなら問題ないんじゃないか」って?
その通りだよ!
元の世界の知識はおぼろげだが、
SEEDの原作開始は確かCE70年か71年あたりだったはず。
……だが。
俺が生まれたのはCE41年!
もろに原作開始の時代なんだよ~~~~~~!!
しかも、生まれた場所も名前も問題。
えっ!?
何が問題なのかって?
俺が生まれた場所はオーブ!
それだけならまだしも――
俺の名前はタイガ・ウラ・アスハ。
オーブの獅子と呼ばれた男の末弟なんだよ~~~!!
原作のど真ん中を、地雷を抱えて突っ切っていくようなもんだよ~~~~!!
誰か助けてくれ~~~~~~~~~~!!
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台風200号と申します。
私の拙い作品に目を通していただきありがとうございます。
投稿はおろか小説の執筆すら初めて、種は流し見、種死はほぼ知識ゼロという
愚者の無謀な挑戦がどこまで続くか暖かく見守っていただければ幸いです。
「あんなのは違う!」
「原作にはねーぞ!」
というお叱りもあるかと思いますが、半端者の妄想を具現化したこの作品が皆様に少しでも笑いをお届けできればと思います。