転生タイガのオーブ改革録 〜崩れゆく世界で未来を選び直す〜 作:台風200号
※前書きです。
本話は独自設定・原作改変を含みます。
原作とは異なる表現、矛盾、人物が登場しますが
本作独自の創作ですのでご容赦ください。
お気軽に読んでいただければ幸いです。
本作における最大の超弩級インパクトヒロインの再登場と
最大の衝撃がタイガを襲います(笑)
プラントでブルーコスモスによるテロが行なわれた。
プラント評議会は理事国に一時的な輸出停止を要求したが、理事国は拒否。
その結果プラントはエネルギー不足に陥る。
「もうそんな時期か?」
「何がです?」
「いや、こっちの話だ」
数年経っても相変わらず傍に立つカルアにタイガは答えた。
タイガの傍にカルアが立つ構図は変わらないが、もし昔を知る者がいればきっと何度も目を擦って、
目の前の人物が本当に自分が知っている人物と同一人物なのかを確認しようとしただろう。
タイガはあまり変わらない。
短い黒髪に平凡な顔付き。
まあ、一部の女性からは無条件で肯定されている容姿も、それ程良いわけでもひどいわけでもない。
しかしカルアは激変していた!
具体的に言うと、市販の3桁まで計れる体重計が使用できなくなっていた。
服のサイズも3Lサイズになり、どう見ても身体の体積は倍になっていた。
以前のカルアを知る者ならば決して同一人物だとは思わないだろう。
むしろ同一人物と認識出来たらその方が驚きだろう。
ちなみに昔のカルアを知るある人物はこう証言している。
「カルア様ですか?そうですね~。目の色と髪の色と指紋はお変わりになられていないようですね~」
一般的に生涯で指紋が変わるような人間の存在は確認されていない事は言うまでもない。
――時は二人の再会にまでさかのぼる。
「さてと次はあいつの所か」
オーブに帰国したタイガは、そろそろ目的の為の行動開始の第一歩としてカルアを再び出仕させようとした。
しかしホクハ家はなんだかんだと理由をつけてカルアを出仕させようとしなかった。
業を煮やしたタイガは直接ホクハ家に乗り込む事にした。
「ここか?」
タイガが到着したホクハ家は平均的な下級氏族だった。
特に華美でもなく、地味でもなく、狭くもなく、広くもない。
ただし相応の手間をかけて整えられた庭は立派だった。
ホクハ家の庭に降り立つと、当主であるカルアの父が出迎えた。
「こ、これはタイガ様! 良くおいでいただきました!
我がホクハ家は全力でタイガ様を歓待させていただきます!」
「歓待は不要だ。それよりあいつはどこだ?」
「そ、それは……」
「タ、タイガ様、少しあちらの方でお話ししたい事が」
カルアの兄と思われる人物がタイガに部屋の中を指し示す。
バタン!
その時、部屋の扉が開く音がして、小さな子供が飛び出してくると
タイガの足に縋り付くとこう言った。
「パパ~~~~~~~~~~~!」
その瞬間、タイガの時間は停止した。
※あとがきです。
お読みいただきありがとうございます。
ハイ、
本作における最大の超弩級インパクトヒロイン(物理)の再登場と
タイガの生涯最大の衝撃(笑)の回でした。
独自設定が多数ありますが創作上の出来事としてご容赦ください。
カルアの成長(?)の理由は?
タイガに縋り付いた子供の正体は?
次回お楽しみください。