転生タイガのオーブ改革録 〜崩れゆく世界で未来を選び直す〜   作:台風200号

54 / 171


※前書きです。

本話は独自設定・原作改変を含みます。
原作とは異なる表現、矛盾、人物、設定が登場しますが
本作独自の創作ですのでご容赦ください。





第38話 オーブの盾

 

 

 

CE69

L5宙域事変

理事国とプラントはついに軍事衝突をした。

理事国はプラントに対し威嚇行動に出るが、ザフトはこれに対抗する形で史上初の戦闘用MS――ジンを実戦投入する。

ザフトは圧倒的少数でありながら、プラント理事国のMA部隊を圧倒。

L5宙域に駐留していたプラント理事国の宇宙軍は排除された。

MSはその有効性を世界に見せつけた。

 

この出来事は世界に衝撃を与えた。

 

「まさかMSがここまで有効だとはな。戦艦に匹敵する火力、戦車に匹敵する装甲、戦闘機に匹敵する機動性か……」

 

タイガが唸る。

 

「初見で理事国も対応できなかったのでしょう」

 

軍幹部も驚きの顔だ。

 

「宇宙でなければ運用する意味はないとは思っていたが、宇宙であればこれほどの戦果を挙げられるのか・・・」

 

「装甲がかなり強力なようですな。メビウスのリニアガンですら撃破するのは難しいとか」

 

「それが戦闘機並みの速度で動き回り、AMBACで方向を自由に変える。確かに厄介ですな」

 

「武装も強力です。76mmを保持していますので至近距離で撃たれたらメビウスなどひとたまりもありません」

 

「装甲、AMBACによる機動性、火力、全てが高バランスでまとまっている。

既存の兵器では対応が難しいな。

しかし対策は十分可能だ。このままであればな。

しかしNJが散布されれば対応は難しいだろう」

 

タイガの言葉に軍幹部達は意気消沈する。

そう、NJによって通信やレーダーが使用不能になるのであれば、現状でいくら対策を立てても意味がない。

だが軍幹部達は続くタイガの言葉ではっとする。

 

「1対1ではな」

 

「確かに!」

 

「その通りです!」

 

「個の兵器としてはMSは確かに優れている。

しかし5倍や10倍もの戦力差を覆せるほどのものではない。

逆に言えば5倍から10倍の戦力を用意すれば負ける事はないという事だ」

 

「しかし、それは……」

 

「効率が悪いな」

 

「そうだな。ここはあいつに頼むか?」

 

「何かいい案でもございますか?」

 

「ああ、心当たりがあるからこちらは何とかなりそうだ。しかし問題はやはりMSだな」

 

「やはりこちらも対応せねばなりませんか?」

 

「そうだな。数に劣るプラントの自信の源がMSなら、こちらもMSを用意すれば数の差でやつらは終わりだ」

 

軍幹部達は頷いた。

 

「よし、こちらもMSの開発だ! 何としてもプラントの暴挙を止めるぞ」

 

「はっ!」

 

オーブでもMSの開発が決定された。

後に生み出されたMSの名は――

「アストレイ」

「王道ではない」と名付けられた、オーブの盾である。

 

この盾が単に戦場で兵士を守る為の盾ではなく、

「オーブという国そのもの」

を守る為に生み出された事を知る者はまだいなかった。

 

 

 

 






※あとがきです。

お読みいただきありがとうございます。

本話には本作独自の設定が多数ありますが、創作上の出来事としてご容赦ください。

次回お楽しみください。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。