転生タイガのオーブ改革録 〜崩れゆく世界で未来を選び直す〜   作:台風200号

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※前書きです。

本話は独自設定・原作改変を含みます。
原作とは異なる表現、矛盾、人物、設定が登場しますが
本作独自の創作ですのでご容赦ください。





第48話 防衛戦術

 

 

 

「ビームライフルの威力は問題ないですね」

 

「威力が大きすぎないか? 威力を落として連射数を増やした方が良いのでは?」

 

「連射性を考慮するのであれば、拳銃サイズまで縮小するのはどうでしょう? 

言うなれば“ビームスプレーガン”というところでしょうか?」

 

「あまり威力が低ければ、相手がPS装甲なら防ぐ事も出来るのでは?」

 

「ビームを防ぐには相当な高電圧が必要です。

それを維持し続けるのは難しいのでは?」

 

「しかし、それは逆に言えば高電圧をかければ防げるという事だろう」

 

「その場合でも連射する事で相手のフェイズダウンも狙えますし、

通常装甲なら威力も十分でしょう。

何より弾薬補給が不要です」

 

「考慮に値するな」

 

「ビームサーベルは改善の余地があるな」

 

「現状では全力発振で10分しか保ちません。最後のジンを撃破できたのは幸運でした」

 

「言うなれば射程10mのビームライフルを10分間撃ち続けているようなものです。

エネルギー消費が半端ではありません」

 

「しかし、あまり威力を落とすと通常装甲すら切断できなくなります。

かと言ってパイロットに使用時間を意識しろというのは……」

 

「戦闘中にそんな余裕はないか」

 

「少なくともジンの重斬刀を切断できる威力は維持する必要がありますね」

 

「調整すれば使用時間の延長も可能か」

 

「相手が強力なPS装甲だった場合は低出力のビームサーベルでは突破出来ない可能性があります。

実体剣と併用するべきでは?」

 

「両方保持するのは無理では?」

 

「薄型の実体剣を二枚張り合わせて、その間に小さな発振器を並べるのは?

これならビームの射程は刃先までの数十センチしかありませんので長時間の使用も可能になるはずです」

 

「実体剣の刀身があればビームで相手のPS装甲を無効化したところを斬撃できるな」

 

「ビームサーベル自体は有効なのですから、発振器部分のみであればスペースも取りませんので

予備武装としておけばよいのでは?

別にエネルギー源を用意すれば出力の向上や使用時間の延長もできるでしょう。

いくら強力なPS装甲でもビームサーベルを防ぎ続ける事は出来ませんし、

フェイズダウンします」

 

「ビームサーベルでフェイズダウンさせて攻撃か。

逆に言えば使用時間と引き換えにすればフェイズダウンさせるまでもなく、

PS装甲も突破可能という事だな。

エース用の最後の切り札としておけば有効だな」

 

 

オーブの未来の為にそこでは様々な案が検討されていった。

 

テム達はアムロの戦闘映像を分析し、装備の検証を行っていた。

• どんな装備が必要か

• 現状の装備をどう改善するか

• 問題点の洗い出し

これらを一つずつ詰めていく。

 

 

「ライフルの無駄撃ちが多いな」

 

「初陣で敵が正面から向かってきているんです。動揺して当然でしょう」

 

「心拍数が急上昇しています。かなり焦っていたようですね」

 

「視線で自動的に照準を合わせるようにしてはどうでしょう? 

目標を選択すれば後は自動化できます」

「ふむ。良いかもしれんな」

 

 

「盾は問題ありませんね」

 

「エネルギー消費も予想の範囲内です。やはりPS装甲の恩恵は大きい」

 

「相手の攻撃を無効化できるなら安心して突っ込めるか」

 

「ただ、それを過信して突っ込めば袋叩きになるだけです。

周囲の状況も確認しなければ」

 

 

「ふむ。小隊編成時に僚機との情報共有ができるようにしておくか。

自分と僚機の位置が自動で確認できれば連携も簡単だ」

 

「良いですね」

 

「後はその情報を中隊、大隊、軍全体で共有できるようにすれば、防衛戦時に役立つはずだ」

 

アムロの実戦による戦訓によって、

オーブの防衛戦術は急速に確立されようとしていた。

 

 

 






※あとがきです。

お読みいただきありがとうございます。

本話には本作独自の設定が多数ありますが、創作上の出来事としてご容赦ください。

次回お楽しみください。


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