転生タイガのオーブ改革録 〜崩れゆく世界で未来を選び直す〜   作:台風200号

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※前書きです。

本話は独自設定・原作改変を含みます。
原作とは異なる表現、矛盾、人物、設定が登場しますが
本作独自の創作ですのでご容赦ください。





第50話 連携

 

 

 

「来たか。アムロ」

 

「一尉。どういう状況ですか?」

 

バーニー達、他人がいるためアムロは父に対して上官として接していた。

 

「前と同じだ。

理事国の船が襲われたという通信の後、途絶した。

また連中の仕業だろう。

お前達はMSで先行してくれ。

私達もその後追いかける」

 

「了解です」

 

「了解です」

 

「了解しました」

 

アムロ達は 初の小隊編成 で出撃した。

 

「ガンダム、アムロ、行きまーす!!!」

 

現場に到着すると、以前と同じように一機のジンが理事国の船を痛ぶるように散発的な銃撃を繰り返していた。

 

「あれか!」

 

「何の関係もない民間船を襲うなんて!」

 

「許せねえ!」

 

アムロ達の接近に気付いたジンは、方向転換して逃亡を開始した。

 

「逃すか!」

 

「あ、待ちなさい!」

 

「落ち着け! バーニー!」

 

頭に血が昇ったバーニーがジンを追い、クリスが続き、アムロはその後を追った。

デブリベルト付近に差し掛かった時、アムロは不思議な感覚を覚えた。

(何だ? この先に……嫌なものがある)

アムロは咄嗟に機体を停止させ、二人に指示を出す。

 

「二人とも、そのまま反転しろ!」

 

「え?」

 

「え?」

 

アムロの言葉が終わるか終わらないかのうちに、

デブリベルトから3機のジンが飛び出し、二人に襲いかかった。

 

「くそっ!」

 

「くっ!」

 

バーニーとクリスは必死に反撃するが、数の差は厳しく、

たちまち劣勢に追い込まれる。

 

「くっ!」

 

クリスは後方に回り込んだジンから銃撃を受け、体勢を崩す。

ふと顔を上げると、ジンが銃口を向けていた。

(あ……)

クリスは死を覚悟した。

その瞬間――

クリスを狙っていたジンが、アムロのビームライフルで爆散した。

 

「クリス! 何をやっている! 後ろにも目を付けるんだ!」

 

「ハ、ハイッ!」

 

「この野郎!」

 

一対一になった事で、バーニーはPS装甲の盾を使い接近し、

ビームサーベルでジンを切り裂く。

 

クリスはビームスプレーガンを連射してジンに集中砲火を浴びせる。

 

二機のジンが爆散するのに時間はかからなかった。

 

バーニーやクリスだけでなく、アムロも加わった事で、囮となっていたジンが

逃げられるはずもなく、瞬く間に撃破された。

 

「ふう」

 

「ハア、ハア、ハア」

 

三人はテムと合流し、一息ついた。

 

「いや〜、とんでもなく疲れましたね。まさかMS戦がこんなものだった

なんて思いもしませんでした」

 

「本当に死ぬかと思いました」

 

「それと三尉、先走ってしまい大変申し訳ありませんでした!」

 

「今回は何もかも初めてだったんだから仕方ない」

 

「いえ! 自分は勝手な行動で隊全体を危険に晒しました! 申し訳ありません!」

 

「それが分かっているならそれで良い。今後は二度とこのような事がないようにな」

 

「ハイッ! ありがとうございます!」

 

バーニーは深く頭を下げたまま、しばらく顔を上げなかった。

 

「クリス。君もだ。

もっと後方に注意する事だ。

それこそ後ろに目を付けるようにな」

 

「ハッ! ありがとうございます!」

 

「よし! では解散!」

 

その後ろ姿を見ながら二人は呟いた。

 

「後ろに目を付けるってどうやるんだ?」

 

「絶対、三尉以外には出来ないと思うんだけど?」

 

これ以降、アムロ小隊の連携はより高度に洗練されていく事になる。

 

ちなみにクリスのアストレイの修理が完了したのは、

クリスが帰投してから10分後だった。

 

オーブの盾は、徐々にその姿を見せ始めていた。

 

 

 

 

 






※あとがきです。

お読みいただきありがとうございます。

本話には本作独自の設定が多数ありますが、創作上の出来事としてご容赦ください。

次回お楽しみください。


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