デート・ア・ライブ 士道Remix   作:零丸

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小説は一応全部持ってます()
アニメも全部見てます。
しかし文章力皆無です。
申し訳ないorz
最初のヒロインは十香ではありません。この時点で原作と違います(殴
そんな文章力皆無の私が書く作品を少しでも楽しんで頂けたら幸いです。


四糸乃編
#1 雨の少女


3月。

春休みに差し掛かり、暖かい日が続く筈…と考えていた五河士道(いつかしどう)は溜め息を吐いた。

五河士道 16歳 都立来禅高校1年、4月から2年生である。

ちなみに入学理由は家から近いから…だ。

両親は二人とも海外へ仕事に行っている。そのため家事全般は士道がこなしていた。

 

「しっかし…」

 

士道はやれやれと髪を弄る。

…ここ最近雨ばかり降る。

3月だというのにこうも雨ばかり降るのは少し異常な気もする。

…洗濯物が乾かないからやめて欲しい。

 

「最近雨ばっかりだねぇ」

 

憂鬱そうにTVを見ながら飴の棒をピコピコ動かしている少女は士道の妹、五河琴里(いつかことり)であった。赤いツインテールには二つの白いリボンが付けられている。

 

「あぁ。こうも雨ばっかりだと買い出しも大変だよ」

 

そう、雨が降ると傘で片手がふさがる。買う量も調節しなければならない。解せぬ。

 

「む、おにーちゃん買い物に行くのかー?私もいくぞ?」

 

琴里がリビングから玄関の方に走ってくる。その様子が小動物みたいに可愛らしくて思わず苦笑いする。

 

「いいよ。雨に濡れて風邪引いたら大変だからな」

 

士道は玄関のドアを開け右手を降る。

 

「じゃ、いってくる」

 

「いってらっしゃーい!」

 

 

買い出しを終えた士道は真っ直ぐ家に向かっていた。別に夕飯の買い出しだけだからそこまで大変ではないが、雨が降ると傘で片手がふさがってしまう。その為たくさん買えないのが難点であった。

 

「あれ…」

 

士道が振り向いた先にいる少女。いや、目が奪われるほどに…その少女は美しく、可愛らしかった。

年齢は琴里と同じくらいか、それより下に見えた。恐らく士道くらいの年齢の学生がその少女を見ていたら不審者扱いされるかもしれない。それでも士道はその少女に目を奪われたのだ。

少女はずっと店の屋根の下にいる状態で、推測だが傘がないのであろう。

 

「…寒くないか?」

 

「…っ!?」

 

話しかけられるとは思っていなかったのだろう。少女は身体をビクッと震わせ、少し士道から距離を取った。

 

「えーっと…」

 

遠目からだったのでわからなかったが、その少女の髪はふわふわの青色、瞳は蒼(サファイア)の様に透き通った目をしていた。そして

 

「えっ…と…その…なん…ですか?」

 

はっきりとは聞きとれないが、とても美しい声音をしていた。思わず聞き惚れてしまいそうになる。

 

『お兄さんなにー?ナンパー?あ、もしかして小さい子の方が好みとかー?ダメだよーさすがにー』

 

少女の左手に付けられたパペットが軽快に喋りだす。…正直どう反応すればいいのかわからず苦笑いする。

 

「あ、いや…雨に濡れてて寒そうだったから傘を貸そうと思ってさ」

 

士道が傘を差し出すと少女はふるふると首を横に振る。

 

「そ…んなことしたら…その…濡れちゃいます…よ?」

 

「俺の家はすぐそこだから…気にすることはないぞ?ほら使えって」

 

士道は半ば無理矢理少女の右手に傘を握らせる。少女は困った様な顔で受け取った後、

 

「ありがとう…ございます」

 

はっきりとそう言った。

 

「あ、それで…君の名前は?」

 

士道は言ってからこれではナンパじゃないかと自分にツッコミを入れる。そんな士道の考えを見透かしたのかパペットがまた口を開く。

 

『お兄さんやっぱりナンパー?名前を聞いておいてまた今度会おうねっていうメッセージ?きゃーだいたーん』

 

「な…よしのん…」

 

「ばっ…ちがっ…」

 

士道と少女が同時に顔を赤くしてうつむく。長い間沈黙が訪れた。そして。

「私の名前は…四糸乃…こっちは…よしのん…」

 

か弱い声でそう言った。

 

「あ、あぁ、四糸乃とよしのんだな。えっと…俺は五河士道だ。その…よろしくな」

士道が自己紹介をしたのを機に、また沈黙が訪れる。先に火蓋を切ったのは…士道だ。

 

「じ、じゃあ俺は帰るからな。風邪引くなよ!」

 

半ば強引にその場から走って立ち去ろうとした。なぜかすごく気まずかったのだ。その時。

服を引っ張られる感覚。不思議に思って後ろを向くと、四糸乃が士道の服の裾を引っ張っていた。

ーまるで別れを惜しむように。

 

「また…士道さんに会えます…か?」

 

予想外のことを四糸乃が聞いてくる。

 

「え、えーっと…多分…会えるかな?」

 

曖昧な返事をした士道は自分でもみっともないと思ってしまった。

士道の返事の後、四糸乃が大きく頷き、見たことのないような笑顔と共に走り去っていった。

 

 

翌朝、琴里の迷惑ダンスと共に起床した士道は窓の方へ目をやった。

無論、今日も雨である。

…正直まだ寝ていたい。

因みに琴里のダンスとは、余りにも起きない士道の上で踊り出し、強制的に士道を起こすという迷惑この上ない踊りであった。本人に悪気はないので怒るに怒れない。

士道眠い目を擦りながらリビングへ向かう。とその時。

不快な音、サイレンが鳴り響く。

これは空間震の発生を住民に伝える為の警報だった。

空間震、30年前、ユーラシア大陸のど真ん中ー当時のソ連、中国、モンゴルを含む一帯が一夜にして消失した。

死傷者1億5000万人という最悪規模の災害である。

そして空間震発生から半年の間、日本でも空間震は観測された。

士道の住んでいる神奈川でも、南関東大空災があり、かなりの死傷者が出た。しかし南関東大空災の後から、空間震は観測されなかった筈だ。どうしてこんな急に…

 

「琴里!琴里!」

 

士道は妹の名を叫ぶ。天宮市には空間震用に地下シェルターが備わっているが、士道の家からはわりと距離があった。その為、一刻も早く琴里とシェルターに向かわなければならなかった。

 

「琴里!」

 

リビングへ駆け込むとそこには案外落ち着いた琴里の姿があった。

いや、見慣れない…といった方が正しいかもしれない。ツインテールをくくっているリボンは白ではなくー黒だった。そして顔からは幼さが消え、司令官のような引き締まった顔をしていた。

 

「あら士道。ちょうど良かったわ」

 

口に含んでいる飴の棒をピンと立て、静かに言った。

 

「今からなにが起きても動じないこと。いい?」

 

「いいって…第一その口調…ッ!?」

 

次の瞬間。士道の身体は浮遊感に包まれ、移動しているのがわかったときには気を失っていた。




始めて小説書いてみたけど難しい…
もうなんか色々説明不足と原作崩壊してる気がする…
一応ここから結構続ける予定です。
更新遅いかもしれませんが()
とりあえず頑張ります(おい
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