デート・ア・ライブ 士道Remix   作:零丸

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少し日が空いてしまい申し訳ない。
やべーよ…木曜日と金曜日に入試だよ…(おい


零那編
#13 現状


目が覚めると目の前に四糸乃の顔があった。

何故だろうか、四糸乃の目は涙で赤くなっていた。

 

「…しど…うさん…」

 

「お、おう。おはよう」

 

自分で自分に突っ込みたくなる。

なんだよおはようって。

 

「士道さん…!」

 

次の瞬間四糸乃が士道の身体に手を回してぎゅっと抱きしめた。

そして四糸乃の顔を士道の身体に押し当てたまま声をあげて泣き出した。

 

「え、えっと…一体何が…」

 

「…やっと起きたのね」

 

扉を開けたのは琴里だった。

なんだか久しぶりに顔をみた気がする。

 

「琴里…一体…」

 

「士道は10日間眠りっぱなしだったのよ。全く…余計な心配かけさせないでよ…」

 

「10日間!?」

 

「ええ。それはもう眠りっぱなしよ。いつから眠り姫に転職したのよ」

 

琴里の言った言葉によりだんだんと思い出してくる。

確か自分は狂三との戦闘で気を失った。それから10日も経ってるらしい。

 

「来なさい士道。四糸乃には悪いけど…零那の事を説明するわ」

 

「…!!わかった」

 

士道はベットから起き上がり、不安がる四糸乃を置いて医務室を後にした。

 

 

【フラクシナス】の端の方の部屋で、士道は琴里向き合うような形で座った。

 

「…もうわかってると思うけど零那は精霊よ。…そして私も」

 

「…は?琴里が精霊?」

 

目が覚めたばかりで寝ぼけているのかと思ったがそうではないらしい。

零那が精霊だというのはわかっていたが、琴里が精霊というのは衝撃の事実だ。

 

「士道に備わっている治癒能力。それは元々私の能力よ」

 

「…琴里はなんともないのか?」

 

「今はなんともないわ。士道の中に霊力を封印してるしね」

 

「…」

 

琴里が精霊。

そしてその霊力は士道よ中に封印しているらしい。

…一体いつ封印したのか。

全く覚えがなかった。

 

「俺はいつお前の霊力を封印したんだ…?」

 

「細かいことは後よ。今は零那よ」

 

琴里は手元にあったコンソールをいじり始め、零那の状態を説明し始めた。

 

「どうやら今回の戦闘で力を使いすぎたみたいね。今は隔離施設にいるけど…あまり持たないかもしれないわ」

 

「どういうことだ?」

 

「零那は力を使いすぎると”もう一人の自分”に喰われるの。だから今は零那ともう一人の零那が共存しているのよ。だから状態が安定しないし、零那自身の頭痛も治らない」

 

「なっ…」

 

ということは零那はずっと頭痛で苦しむどころか、もう一人の自分にいつか喰われてしまうのではないか。

…霊力を封印するまでは。

 

「というわけで零那をデレさせなさい、士道」

 

「いきなりだなオイ!」

 

たまらずツッコミを入れる。

なんだろう、こんなやりとりも久しぶりかもしれない。

 

「あら、零那は苦手?それとも封印時のキスで梅毒になるのが怖いの?大丈夫よ、鼻が落ちても私の治癒能力で元に戻るから」

 

「いや、そういう問題じゃねぇ!…じゃなくて、そうじゃなくて…」

 

「ま、冗談はさておき。このことは話しておかないとね」

 

すると琴里はどこからかチュッパチャプスを取り出し、口に放った。

 

「私も零那も元は人間よ。それだけは自信を持って言えるわ」

 

「…つまり人間だった二人はなんらかの事情で後から精霊になったのか?」

 

「…ご名答。士道にしては頭の回転が速いわね。話が早くて助かるわ」

 

そして琴里は再びコンソールをいじり始めた。

 

「…私達を精霊にしたのは”ファントム”という識別名を付けたわ。もっとも、”ファントム”に関する情報は皆無だけどね…」

 

「そうか…」

 

そして琴里は真剣だった表情をさらに険しくさせ、士道に語り始めた。

 

「…今から零那の過去の話をするわ。覚悟なさい…」

 

「…なんで過去の話なんだ?」

 

「…聞いた上で、零那デレさせて欲しいのよ」

 

すると琴里は長い長い話を始めた。




今回短めで申し訳ないです。
代わりに次回は長いからね!
つかほんと話が駆け足だな…
もちろん琴里さん攻略ルートは作りますので。
それでは来週会いましょう…
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