真面目にリアルが忙しすぎてこっちに手を回せない状況……
少しずつ、少しずつ書いてるので手抜きではありません。
更新は遅いですが、本年もお願いします。
「……ふぅ」
フラクシナス内部の休息所のような所で、士道は長椅子に腰を下ろした。
あれから士道はフラクシナスの転送装置に回収され、その後すぐにミーティングをしていた。
内容は大まかに分けて十香のこと、そしてASTに居た精霊の少女。そして、零那のCR-ユニット。
零那がCR-ユニットを使用していた件については説明を受けた。どうやらあれは一種の自制装置らしく、霊力を使いすぎると自動的にストップがかかるらしい。
しかし、微弱の霊力で普通の魔術師(ウィザード)のそれとは比べ物にならないくらいの力を発揮できる、いわば擬似霊装の様なものだと。
当然、天使は使用できないし、通常兵器が武器となるため攻撃力は落ちるが、それでも充分らしい。
十香はその後姿を消した。恐らく隣界で眠りについたのだろう。
「お疲れ様士道。もう帰っていいわよ」
後ろから司令官様の声がする。
「言われなくてもそうするよ。琴里はどうするんだ?」
「私?私はまだやる事があるから、今日は帰れないわ」
「そうか。程々にな」
それだけの会話をして別れる。
お互いに話をする気力もなかったのだろう。
「疲れたな……」
家に帰った士道はそのままベッドへ倒れ込んだ。そして、そのまま士道の意識は途絶えた。
朝。カーテンの隙間から照らされる朝日と、小さな物音で目が覚めた。
「なんだ…?」
時計を見るとまだ6時前。だと言うのに、窓の外からコツコツと物音がする。
士道がカーテンを開けてみると、そこにはいたのはとても美しい少女だった。
士道はこの少女を知っている。というより、つい昨日であったばかりだ。
「十…香…?」
急いで窓を開けて確認する。
そして、一番疑問に思っていることを質問する。
「十香なのか?」
「うむ、私だが?」
おかしい。空間震警報は鳴ってない筈だ。
自分だけが逃げ遅れたという訳でもない。
つまりー静粛限界。
「それにしても十香、なぜ俺の家がわかったんだ?」
そう、十香が現界しても、この世界のことは疎い筈だ。そんな十香が的確に士道の家を探し当てた点が気になる。
「ん?私は目が覚めた時から動いてないぞ。たまたま目の前の窓の隙間からシドーが見えたのでな」
「それはいいとして、なぜ俺を起こしたんだ?」
「シドーが言ったのではないか、デートに行こうと」
「あ……」
確かに言ったが、あれは十香が隣界に戻る寸前だった。てっきり聞こえてないとばかり思っていたのだが…
「とにかく十香、そのままじゃまずい。とりあえず俺の部屋に入ってくれ」
朝早いから人目がないものの、今の十香は空中に浮かんでいる状態だった。これを一般人に見られるのはまずい。
「むぅ…わかった」
十香がよくわからないといった様子で部屋に入る。士道はとりあえず安堵の息を吐いた。
「ちょっと待っててな。あ、あと、できるなら霊装から着替えてくれないか?」
「何故だ。霊装は鎧にして城。それを侮辱するというのか?」
「違う違う、その格好だとASTとかに目をつけられやすい、外に出られないぞ?」
「なら仕方ない…わかった」
「おう」
それだけを言い残し、士道は部屋から出た。
「で、何を企んでるのかしら?」
「え…」
扉の外には琴里がいた。どうやら今の会話を聞いていたらしい。
「静粛現界ね。珍しい事例だったけれど、もう慣れたわ」
琴里がやれやれといった感じで呟く。
「そんなことより、女の子をいつまでも待たせていいの?」
「え、あ、そうか!」
琴里に言われてはっと気づく。
十香を部屋で待たせているのだった。
「さあー私たちの戦争を、始めましょう」
短くてごめんなさい()
次辺りから長くしますので……
あ、十香とのデートは原作とあまり変わらないかもしれません(主に食べることがメインなので)
ただ、それ以外は原作と違うのでどうぞお楽しみに。