デート・ア・ライブ 士道Remix   作:零丸

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明けましておめでとうございます(蹴
真面目にリアルが忙しすぎてこっちに手を回せない状況……
少しずつ、少しずつ書いてるので手抜きではありません。
更新は遅いですが、本年もお願いします。


#25 王妃再来

「……ふぅ」

 

フラクシナス内部の休息所のような所で、士道は長椅子に腰を下ろした。

あれから士道はフラクシナスの転送装置に回収され、その後すぐにミーティングをしていた。

内容は大まかに分けて十香のこと、そしてASTに居た精霊の少女。そして、零那のCR-ユニット。

零那がCR-ユニットを使用していた件については説明を受けた。どうやらあれは一種の自制装置らしく、霊力を使いすぎると自動的にストップがかかるらしい。

しかし、微弱の霊力で普通の魔術師(ウィザード)のそれとは比べ物にならないくらいの力を発揮できる、いわば擬似霊装の様なものだと。

当然、天使は使用できないし、通常兵器が武器となるため攻撃力は落ちるが、それでも充分らしい。

十香はその後姿を消した。恐らく隣界で眠りについたのだろう。

 

「お疲れ様士道。もう帰っていいわよ」

 

後ろから司令官様の声がする。

 

「言われなくてもそうするよ。琴里はどうするんだ?」

 

「私?私はまだやる事があるから、今日は帰れないわ」

 

「そうか。程々にな」

 

それだけの会話をして別れる。

お互いに話をする気力もなかったのだろう。

 

「疲れたな……」

 

家に帰った士道はそのままベッドへ倒れ込んだ。そして、そのまま士道の意識は途絶えた。

 

 

 

朝。カーテンの隙間から照らされる朝日と、小さな物音で目が覚めた。

 

「なんだ…?」

 

時計を見るとまだ6時前。だと言うのに、窓の外からコツコツと物音がする。

士道がカーテンを開けてみると、そこにはいたのはとても美しい少女だった。

士道はこの少女を知っている。というより、つい昨日であったばかりだ。

 

「十…香…?」

 

急いで窓を開けて確認する。

そして、一番疑問に思っていることを質問する。

 

「十香なのか?」

 

「うむ、私だが?」

 

おかしい。空間震警報は鳴ってない筈だ。

自分だけが逃げ遅れたという訳でもない。

つまりー静粛限界。

 

「それにしても十香、なぜ俺の家がわかったんだ?」

 

そう、十香が現界しても、この世界のことは疎い筈だ。そんな十香が的確に士道の家を探し当てた点が気になる。

 

「ん?私は目が覚めた時から動いてないぞ。たまたま目の前の窓の隙間からシドーが見えたのでな」

 

「それはいいとして、なぜ俺を起こしたんだ?」

 

「シドーが言ったのではないか、デートに行こうと」

 

「あ……」

 

確かに言ったが、あれは十香が隣界に戻る寸前だった。てっきり聞こえてないとばかり思っていたのだが…

 

「とにかく十香、そのままじゃまずい。とりあえず俺の部屋に入ってくれ」

 

朝早いから人目がないものの、今の十香は空中に浮かんでいる状態だった。これを一般人に見られるのはまずい。

 

「むぅ…わかった」

 

十香がよくわからないといった様子で部屋に入る。士道はとりあえず安堵の息を吐いた。

 

「ちょっと待っててな。あ、あと、できるなら霊装から着替えてくれないか?」

 

「何故だ。霊装は鎧にして城。それを侮辱するというのか?」

 

「違う違う、その格好だとASTとかに目をつけられやすい、外に出られないぞ?」

 

「なら仕方ない…わかった」

 

「おう」

 

それだけを言い残し、士道は部屋から出た。

 

「で、何を企んでるのかしら?」

 

「え…」

 

扉の外には琴里がいた。どうやら今の会話を聞いていたらしい。

 

「静粛現界ね。珍しい事例だったけれど、もう慣れたわ」

 

琴里がやれやれといった感じで呟く。

 

「そんなことより、女の子をいつまでも待たせていいの?」

 

「え、あ、そうか!」

 

琴里に言われてはっと気づく。

十香を部屋で待たせているのだった。

 

「さあー私たちの戦争を、始めましょう」




短くてごめんなさい()
次辺りから長くしますので……
あ、十香とのデートは原作とあまり変わらないかもしれません(主に食べることがメインなので)
ただ、それ以外は原作と違うのでどうぞお楽しみに。
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