二人の少年ハンターが異世界から来るそうですよ?   作:すてぃ~る

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はいこんにちは。今回は投稿がちょっと遅れてしまいました(汗
正直、今は体調なんか全く考慮せず作っているので、いつ更新ペース落ちるか作者も怖いです、w

ちなみに十六夜のヒロインは暫定的には黒ウサギとなりましたが「他のヒロインがいい」という方はご希望のヒロインを投票してください。

それはそうと、お気に入り登録50件いきました!登録してくださった皆様ありがとうございます!!これからも頑張って皆様が満足できるような作品にできるよう頑張っていきたいと思います!

それでは本編へどうぞ!


第四話

「な、なんであの短時間に”フォレス・ガロ”のリーダーと接触してしかも喧嘩を売る状況になったのですか!?」「しかもゲームの日取りは明日!?」「それも敵のテリトリー内で戦うなんて!」「準備している時間もお金もありません!!」「一体どういう心算があってのことです!」「!聞いているのですか三人とも!!」

「「「ムシャクシャしてやった。今は反省しています。」」」

 

「黙らっしゃい!!!」

 

 

黒ウサギが十六夜を連れて噴水広場に戻って来たので”フォレス・ガロ”との騒動の一部始終を聞かせると突然嵐のような説教を受けてしまった

 

「ヤハハ、別にいいじゃねえか。見境なく喧嘩売った訳じゃねぇんだから許してやれよ」

 

 

十六夜がニヤニヤ笑いながら仲裁にはいってくれたが黒ウサギは気にも留めず説教を続けた

 

「それにこの″契約書類″《ギアスロール》を見てください!

 

 

黒ウサギが見せてきた″契約書類″を十六夜に見せつけた

 

 

「えっと、黒ウサギは『こっちが勝っても何も貰えないからただの自己満足だ』って言いたいのか?」

 

 

コクコクと激しく縦に頭を振る黒ウサギだが、次第に落ち着いて観念したようにため息をついた

 

 

「はぁ~…。ですがまぁ黒ウサギも腹立たしいのは同じですし。″フォレス・ガロ″程度なら十六夜さん一人いれば楽勝でしょう」

 

「何言ってんだよ。俺は参加しねぇぞ?」

 

 

「あら、それぐらいは分かってるのね」

 

 

当然のようにそう話している二人に黒ウサギが慌て二人に食ってかかる。

 

 

「だ、駄目ですよ!私達はコミュニティの仲間なんですからちゃんと協力しないと」

 

「そういうことじゃねえよ黒ウサギ」

 

 

十六夜が急に真剣な顔をして黒ウサギを右手で制する

 

 

「いいか?この喧嘩は、コイツらが売った。そしてヤツらが買った。なのに俺が手を出すのは無粋だって言ってるんだよ」

 

「だってさ、ドンマイ黒ウサギ。」

 

「うっ…ありがとうございますキルアさ―」

 

「まぁ喧嘩売ったのは俺だけどな」

 

「って貴方がこの喧嘩売っていたのですかこのお馬鹿様!!」

 

 

この問題児の中では比較的常識人だと思っていたキルアにもその期待を裏切られ、もうどうにでもなれと呟いた黒ウサギであった

 

 

 

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そして黒ウサギたちは一旦ジン達と別れ、黒ウサギは俺達に″サウザンドアイズ″というコミュニティに行きギフト鑑定というものをしてもらう必要があると言われ向かっている最中だった。(アルカはジン達と共に一足先にコミュニティに向かった)

すると街の川沿いに桃色の花をを咲かせている木を飛鳥は不思議そうに眺めて呟く

 

 

「桜の木……ではないわよね?花弁の形が違うし、真夏になっても咲き続けているはずがないもの」

 

「いや初夏になったばかりだぞ。気合いの入った桜が残っていてもおかしくないだろ」

 

「いやいや、春真っ盛りだっただろ。むしろ少ない方だぞ」

 

「…?今は秋だったと思うけど」

 

 

皆違う意見に疑問符を浮かべる俺達だったが黒ウサギが説明してくれるそうだ

 

 

「皆さんはそれぞれ違う世界から召喚されているので元いた時間軸以外にも歴史や文化、生態系などの所々違う箇所があるはずです」

 

「へぇ?パラレルワールドってやつか?」

 

「近しいですね。正しくは立体交差平行世界論といいますが、これを説明するにはとても一日二日では説明しきれないので、またの機会ということに」

 

 

そうこう話している内に目的地についたらしい。今ここから見えるあの青い旗印がおそらくそうなのだろう。

すると看板を下げる割烹着の女性店員に黒ウサギが滑り込みで待ったを―――

 

 

「まっ」

 

 

「待った無しです御客様。うちは時間外営業はやっていません」

 

 

―――かけることも出来ず、黒ウサギは悔しそうに店員を睨みつける

 

 

「なんて商売っ気のない店なのかしら」

 

「ま、全くです!閉店五分前に客を締め出すなんて!」

 

「文句あるなら他所へ。あなた方は今後一切の出入りを禁じます。出禁です」

 

「出禁!?これだけで出禁とか御客様を舐めすぎですよ!?」

 

「なるほど、″箱庭の貴族″であるウサギの御客様を無下にするのは失礼ですね。中で入店許可を伺いますので、コミュニティのの名前をよろしいでしょうか?」

 

「……う」

 

 

一転して黙る黒ウサギ。だが十六夜が一切の躊躇無く名乗った

 

 

「俺達は″ノーネーム″ってコミュニティなんだが」

 

「ではどこの″ノーネーム″様でしょう。良かったら旗印を確認させていただいてもよろしいでしょうか?」

 

 

流石の十六夜も今度は黙るしかなかった

 

 

「その……あの………私達に、旗はありま―――」

 

「いぃぃぃやほおぉぉぉぉぉ!久しぶりだ黒ウサギィィィィ!」

 

 

黒ウサギはいきなり店内から和服の着物をきた白い髪の少女にフライングボディアタックをくらい、悲鳴を上げながら少女と共に空中を四回転半ひねりして街道の向こうにある水路まで飛ばされた

 

 

「…おい店員。この店にはドッキリサービスがあるのか?なら俺も別バージョンで是非」

 

「ありません」

 

「なんなら有料でも」

 

「やりません」

 

 

十六夜が真剣な表情で頼み込むがキッパリと拒否する店員。というか十六夜どんだけやってほしいんだよ

 

 

「し、白夜叉様!?どうしてこんな下層に!?というか離れてください!!」

 

 

黒ウサギは白夜叉を無理矢理引き剥がし十六夜に投げつけた

 

ところが十六夜に縦回転しながら向かっていき、十六夜はそれを足で受け止めた。

 

 

「てい」

 

 

「ゴハァ!お、おんし、飛んできた初対面の美少女を足で受け止めるとは何様だ!」

 

「十六夜様だぜ。以後よろしくな和装ロリ」

 

 

いい加減この一連の流れを断ち切ろうとキルアが白夜叉に質問した

 

 

「あんたここの店の人なの?」

 

「おお、そうだとも。この″サウザンドアイズ″の幹部様で白夜叉様だよ」

 

 

すると濡れた服やミニスカートを絞りながら水路から上がってきた黒ウサギが複雑そうに呟く

 

 

「うう………まさか私まで濡れることになるなんて」

 

「因果応報……かな?」

 

『お嬢の言う通りやな』

 

 

そして一段落ついたので当初の目的であるギフト鑑定なるものをしてもらうことにした

 

 

「生憎と店は閉めてしまったのでな。私の自室で勘弁してくれ」

 

 

四人は和風の中庭を進み、障子を開け案内された個室に入った

 

 

「もう一度自己紹介をしておこうかの。私は四桁の門、三三四五外門に本拠を構えてる″サウザンドアイズ″幹部の白夜叉だ。黒ウサギとは少々縁があって、コミュニティが崩壊してからもちょくちょく手を貸してやっているのだ」

 

「はいはい、お世話になってますとも本当に」

 

 

投げやりな言葉で受け流す黒ウサギの隣では耀が小首を傾げて問う

 

 

「その外門、ってなに」

 

「箱庭の階層を示す外壁にある門ですよ。数字が若いほど都市の中心部に近く、同時に強大な力を持つものたちが住んでいるのです」

 

 

黒ウサギの説明は分かりやすかったが、どうしても黒ウサギの描いた絵に目がいってしまう

 

 

「……超巨大タマネギ?」

 

「いえ、超巨大バームクーヘンではないかしら?」

 

「そうだな。どちらかといえばバームクーヘンだ」

 

「俺はタマネギに見えるな」

 

「ふふ、うまいこと例える。その例えなら、今いる七桁の外門はバームクーヘンの一番薄い皮の部分に当たるな。更に説明するなら、東西南北の四つの区切りの東側あたり、外門のすぐ外は″世界の果て″と向かい合う場所になる。あそこにはコミュニティに所属していないものの、強力なギフトを持ったもの達が棲んでおるぞ-その水樹の持ち主などな」

 

 

白夜叉は水樹を見ながら黒ウサギに問う

 

 

「して、いったい誰が、どのようなゲームで勝ったのだ?知恵比べか?勇気を試したのか?」

 

「いえいえ、この水樹は十六夜さんがここに来る前に、蛇神様を素手で叩きのめしたんですよ」

 

「なんと!クリアでなく直接倒したのか!?ならその童は神格持ちか?」

 

「いえ、それはないと思います。神格なら人目見れば分かるはずですし」

 

「うむそれもそうか…」

 

 

白夜叉は何か考え込んでいるようだが黒ウサギは今の話で少し気になったことがあったので聞いてみた

 

 

「それより白夜叉様はあの蛇神様とお知り合いだったのですか?」

 

「知り合いも何も、アレに神格を与えたのはこの私だぞ。もう何百年も前の話だがの」

 

 

それを聞いた十六夜は物騒に目を輝かせながら問う

 

 

「へぇ?じゃあお前はあの蛇より強いのか?」

 

「ふふん、当然だ。私は東側の″階層支配者《フロアマスター》″だぞ。この東側の四桁以下にあるコミュニティでは並ぶ者がいない、最強の主催者なのだからの」

 

 

″最強の主催者″という言葉に問題児達は一斉に目を輝かせた―――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――ただ一人の問題児を除いてだが

 

 

「そう……ふふ。ではつまり、貴女のゲームのクリアできれば、私達のコミュニティは東側で最強のコミュニティということになるのかしら?」

 

「無論、そうなるのう」

 

「そりゃ景気のいい話だ。探す手間が省けた」

 

 

三人の問題児たちは闘争心むき出しの視線を送り、白夜叉もそれに気づいたようで高らかに笑い声を上げた

 

 

「抜け目のない童達だ。依頼しておきながら、私にギフトゲームで挑むと?」

 

「え?ちょっと御三人様!?」

 

 

必死で止めようとする黒ウサギを白夜叉が右手で制す

 

 

「よいよ黒ウサギ。私も遊び相手には飢えている」

 

「ノリがいいわね。そういうの好きよ」

 

「ふふ、そうか-ところでそこの白髪のおんしはどうする?」

 

「俺?俺はパスで。やったところで結果見えてるし」

 

「ほう……おんし見た目に合わず察しがいいのう」

 

 

白夜叉が感心しているとキルアが言った言葉に十六夜反応し挑発するように言ってきた

 

 

「ハッ、どうした?怖じ気づいちまったのか?」

 

「相手の実力も見極められないやつなんかに言われたくねぇよ」

 

「何?」

 

 

十六夜がキルアに反論しようとしたが白夜叉とのゲームがもうすぐ始まるので後回しにした

 

 

「それではゲームを始めようと思うが-その前に一つ確認しておく事がある」

 

「なんだ?」

 

「おんしらが望むのは″挑戦″か――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もしくは、″決闘″か?」

 

 

そう白夜叉が三人に問うた瞬間、障子と畳の部屋の景色が一瞬にして、白い雪原と凍る湖畔―――

 

 

 

 

 

―――そして水平に太陽が廻る平行に世界だった

 

「…なっ……!?」

 

 

余りの異常さに十六夜たちは同時に息を呑んだ

 

 

「今一度名乗り直し、問おうかの。私は″白き夜の魔王″―――太陽と白夜の星霊・白夜叉。おんしらが望むのは、試練への″挑戦″か?それとも対等な″決闘″か?」

 

「″挑戦″であるならば、手慰み程度に遊んでやる。―――だかしかし″決闘″を望むなら話は別。魔王として、命と誇りの限り闘おうではないか」




いかがでしたでしょうか?今回は意外とキルアは喋った方だと思うのですが・・・・・・(キルアが喋るところを作りづらい;)

それとアルカはガルドとのゲームに参加させません。どうしてかというと「ガルドにゲームを挑む(?)時にいなかった」ということでお願いします。

それではこの辺で。

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