二人の少年ハンターが異世界から来るそうですよ? 作:すてぃ~る
前回、白夜叉が元・魔王と十六夜達に名乗り『挑戦か決闘のどちらをやるのか』と三人問い、十六夜たちは唖然と立ち竦むが、今一度、白夜叉が問いかける。
「今一度名乗り直し、問おうかの。私は″白き夜の魔王″---太陽と白夜の星霊・白夜叉。おんしらが望むのは、試練への″挑戦″か? それとも対等な″決闘″か?」
魔王白夜叉。少女の笑みとは思えぬ凄みに、再度息を飲む三人。 そして暫く続いていた沈黙を破ったのは十六夜だった。
「参った。やられたよ。降参だ、白夜叉」
「ふむ?それは決闘ではなく、試練を受けるという事かの」
「ああ。これだけのゲーム舞台を用意出来るんだからな。アンタには資格がある。---いいぜ。今回は黙って[試されてやるよ]魔王様」
「…私も、試されてあげてもいいわ」
「右に同じ」
冷や汗を拭いながら十六夜は吐き捨てるように言った。 そして一番プライドの高い十六夜が降りたのが大きかったのか、他の二人も辞退した
「も、もう! お互いにもう少し相手を選んでください! それに白夜叉様が魔王だったのは、もう何千年も前の話じゃないですか!!」
「ん?じゃあ元・魔王様ってことか?」
「はてさて、どうだったかの?」
十六夜は白夜叉とそんなことを話していると、キルアが何故白夜叉の実力に気づいたか聞くのを思い出したので聞くことにした
「そういやキルアは何で白夜叉の実力が分かったんだ?」
「この程度は見極めれないと生き残れない仕事してたからな。まぁそれだけさ。で、白夜叉はどんな試練を出してくれるんだ?」
キルアはこれ以上は聞かれたくないので白夜叉に試練について聞いた
「む、もう少しおんしについて知りたい所ではあったが仕方ない。それでは試練の内容を教えよう」
『ギフトゲーム名 ″鷲獅子の手綱″
・プレイヤー一覧
逆廻 十六夜
久遠 飛鳥
春日部 耀
・クリア条件 グリフォンの背に跨がり、湖畔を舞う。
・クリア方法 ″力″″知恵″″勇気″の何れかでグリフォンに認められる。
・敗北条件 降参か、プレイヤーが上記の勝利条件を満たせなくなった場合。
宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。
″サウザンドアイズ″印』
「---あれ?俺の名前はいって無いけど?」
「おんしは私の実力を見破る程の実力を持っている。 この程度の試練では満足せんじゃろ?」
「まぁね」
確かにキルアにとってはあの程度の幻獣は簡単に殺せてしまう
「取り敢えずあの三人が終わったら教えてやる。楽しみに待っておれ」
「OK---だけどあんたと闘うのは御免だぜ」
「………ちっ」
「おい!今の舌打ちなんだよ!?マジでやる気だったのか!?」
「冗談に決まっておろう」
カッカッカッと笑いながら去っていった白夜叉だったが、キルアの心中は穏やかではなかった
----そして三人は無事試練をクリアした。そして耀は『生命の目録』という超貴重で超強力なギフト(らしい)の持ち主だったようだ、[能力は動物と話せるだけでなく、友達になった動物の特性を使えるようになるらしい]父親から譲り受けたようだ。
「---で、俺の試練は何? さっきも言ったけどあんたとはぜってーやらねーぞ」
「しつこいのぉ、冗談と言っただろうが」
白夜叉がため息をつきながらそう言うが、キルアは全く信じられずジト目を向けている
「……分かった、今出すから待っておれ」
すると白夜叉が白紙を出し、書き終えるとキルアの前に出して見せてきた。そこに書いていた内容は---
『ギフトゲーム名 ″魔王・イフリートとの決闘″
・プレイヤー一覧 キルア=ゾルティック
・クリア条件 イフリートを打倒
・敗北条件 殺傷、殺害した場合
プレイヤーが降参、戦闘不能になった場合
プレイヤーが上記の勝利条件を満たせなくなった場合。
宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。
″サウザンドアイズ″印』
---魔王との決闘だった
「---って、ちょっと待てやゴラァーーー!!」
「ん?どうかしたかの? ちゃんとおんしの要望には答えたぞ。それに死なないように最低限のルールは設定してあるぞ」
ニヤニヤ笑いながらそう答える白夜叉はまさに『してやったり!』という顔をしていた。それに対し、キルアは『orz』の体勢をしていた