呪われ男の先生代行譚   作:一般人参

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昨日、実績「家族全員でカラオケに行く」を解除しました。

感想はノーコメントとさせていただきます。


16. ミレニアムのアリス

さて、アリスに武器を用意するべくやってきましたはエンジニア部。

 

エンジニア部は、要約すると機械を作ったり修理するのが得意な生徒たちが集まる部活。その性質から使われていない武器とかが転がってるのではないかというモモイの名推理により、俺たちはここを訪れていた。

 

エンジニア部の生徒、ウタハに事情を一部(アリス関係)嘘ついて説明したところ、そこに転がってる試作品たちであればどれを持って行ってもよいとのことだったので、ありがたく見繕わせてもらうことにした。

 

別のエンジニア部の生徒、ヒビキにも手伝ってもらいながら良さげな銃を探す。

 

「……これはどう、アリス?」

 

そう言ってヒビキが差し出したそれは、拳銃。特段変わったところも見当たらない普通の拳銃だ。

 

アリスは銃の戦闘経験がないと思われるので、こういう扱いやすいのがいいだろう。とのこと。プラスチック製で軽いし、反動も少なめ。なかなか良さげだ。

 

「それに何より……この銃にはミレニアム史上、今まで存在しなかった機能が搭載されてる」

 

おや、一見普通の拳銃に見えたが何やら特別な機能があるらしい。何だろ。オート照準とか?もしくは口うるさいAIが搭載されてるとか……

 

「それはね……「Bluetooth」機能、だよ」

 

???

 

何とこの銃はBluetoothを通じて音楽鑑賞やファイルの転送ができるらしい。おまけにスモモ機能*1やNFC機能*2が付いてるらしい。

 

つまりこの拳銃は小型の携帯みたいなものだ。なるほどこれはすごい。実用的かという点に目を瞑れば素晴らしい発明と称していいだろう。

 

まあ、銃としての機能に問題はないらしいし、これで良いかもなあと考えていたのだが、気づくとアリスがいない。どこに行ったのかと探してみれば、何やらどでかい……銃、でいいのだろうか?その側にアリスはいた。

 

その銃らしきものは、白を基調とした近未来的な雰囲気のもので、大砲のようにでかい。どう見ても銃器の類ではないが、多分何かを撃ち出すものなので銃と呼称する。

 

エンジニア部の説明担当、コトリによれば、これは「宇宙戦艦搭載用レールガン」らしい。エンジニア部は宇宙戦艦の建造を目標としていたらしく、その一環としてこれを作ったらしいのだが……どうやらその計画は頓挫してしまったとのこと。

 

理由は単純、予算不足。このレールガンだけでも下半期の予算70%が吹っ飛んだらしく、宇宙戦艦本体を作るとなると一体いくらになるのか……ということらしい。

 

「そんなの計画段階で分かることじゃん!どうしてこのレールガン、完成まで持って行っちゃったのさ!?」

 

当然の疑問を呈するモモイ。それに対するエンジニア部の返答は

 

「ビーム砲は、ロマンだからだよ」

 

とのこと。なるほどロマンか。なら仕方ないな。

 

説明はここら辺にして、このレールガン……正式名称「光の剣:スーパーノヴァ」は、アリスの目を輝かせていた。理由は多分その名前だ。

 

そういうわけで、アリスがこれを欲しがったのだが、拒否された。このレールガンは重量140kg以上で、持つだけでもそれなのに撃つとなると瞬間の反動は200kgを超えるらしく、人間に扱うのは無理とのこと。

 

俺ならいけるんだけどなあ……撃たせてくれねえかなあ……と考えたが、今気にするべきはアリスのことなので、諦めようと声をかけようとしたのだが……

 

「持って行けるのならば、本当にあげたいところなのだけど……」

 

「!……汝、その言葉に一点の曇りもないと誓えるか?」

 

なんか空気変わったな?

 

ウタハに、これを持てるのならアリスにあげるという言葉を確約させたアリスは、レールガンに近寄り、それを下から支えると……見事に持ち上げた。わーお。

 

俺が見ていた限りは、神秘による強化も碌にしていないのにすごい怪力だ。やっぱりこの子は人間じゃないんだなあ……と実感してなんか悲しくなった。

 

そしてそれを持ち上げたアリスは、そのままトリガーを引いてしまい……エンジニア部の部室に、窓無しの大きな天窓ができた。青空が綺麗だ。

 

そういうわけで、アリスはこの銃を使えると証明されたわけだが、念の為本当に扱えるかのテストとして、アリス対ロボット群のバトルが始まった。

 

たくさんの敵目掛けて、レールガンを笑顔でぶっ放すアリス。攻撃を受けても気にした様子はなく、遠慮なしに敵を殲滅していく。

 

……しかし、なかなかイカれた身体能力だ。レールガンを撃っても一ミリも動じない体。同様に動かないレールガンから見て、体幹、握力共に常軌を逸脱している。それに加えロボットたちの銃弾が当たっても大した傷がつかないほどの強靭な肉体……高火力攻撃を受ければそれなりの傷にはなるが、瞬時に回復している。

 

間違いない。アリスは戦闘用に作られたロボットだ。発達した技術と神秘の効能を高度に複合することを可能とした、常軌を逸した文明……それが遺した最強の兵器。仮に彼女が本気でキヴォトスを殲滅にかかれば、一部の強者以外は確実に死ぬことになる。

 

何故そんなものを作る必要があったのか。作った文明はどこに消えたのか。何故アリスは放置されていたのか……分からないことが多すぎる。警戒を怠るわけにはいかない。目の前にいるのは世界を滅ぼしうる、場合によっては俺が()()()殺しにかからねばならないほどの化け物だ。みんな彼女を受け入れているからこそ、俺は最悪を想定しなければならない……

 

それなのに

 

「先生!アリス、光の剣を扱う資格を得ました!」

 

「ああ、見てたよ。すごいな」

 

笑顔で、本気の喜びを見せる彼女に絆されてしまう。

 

きっと、結論を出すにはまだ早すぎるのだろう。そう思うことにした。

 

 


 

 

そうして、アリスは改めてこのキヴォトスの住民となり、ゲーム開発部の一員として楽しげな生活を送っていた。彼女を見つけてから数日経つが……特段、語るようなことはない。強いて言うなら、ゲームを繰り返してまた語彙が豊富になったことぐらいか。

 

今も、モモイに誘われてゲームのレイドをするアリスは、ただただ楽しそうだ。その姿は、誰がどう見てもゲーム好きな普通の少女。だけれどもその実態は……

 

本音を言うならアリスから目を離すわけにはいかない。いつ暴走するか分からない兵器を放置することは、俺にはできない。だが現実はそんな感情でどうこうすることはできず、いつまでも見守ることはできないから、どこかで見切りをつけなければならない。

 

いつ、どこで見切りをつけるか。ここ数日、俺が悩んでいることだった。

 

……まあ、一度それは置いておこう。世界の存亡について考えるのは……ゲーム開発部存亡の危機を乗り越えてからでもいい。

 

ということで、本日はユウカによるアリスの資格審査が行われる日だ。何の審査かと聞かれたら……アリスが本当に自分の意思でゲーム開発部に入ったか、の審査らしい。

 

……よっぽど信頼されていないらしいな。

 

さて、ゲーム開発部はこの危機を乗り越えられるのか……!?そういうわけで、ユウカがやってきた。

 

「……あり得ないわ」

 

開口一番「ありえない」は酷くないか?

 

初っ端ダメージを与えてくるユウカ。ちょっとモモイと言い争った後、件のアリスに近寄る。どうやら自分が記憶していないミレニアム生徒であるアリスを、多少怪しんでいるらしい。果たしてどうなってしまうのか。

 

目の前で自分を見てくるユウカに、アリスが困惑した表情をしている。そして絞り出すように一言。

 

「よ、妖怪が出現しました……!」

 

「、」

 

「い、今この子、私のことを……先生?」

 

「……何でもない」

 

危ない。めっちゃ笑うとこだった。咄嗟に舌を全力で噛んだ結果、ガッツリ噛みちぎって痛いけど……コラテラルダメージだな。反転で治す。

 

初手から波乱の資格審査。だがここからが本番だ。ユウカによる、アリスへの取り調べが始まる。

 

「……アリスちゃん。もしゲーム開発部に脅されて仕方なくこの場にいるのなら、左目で瞬きをして」

 

初手からその質問かよ。どんだけ信頼されてないんだ。もしくは冗談か?

 

もしかして資格審査って茶番なのかなあとか考えた俺だったが、流石にそんなことはないらしく、それからはちゃんとした質問がされていく。

 

それに答えるアリスは、最初こそ一般的な受け答えができていたものの、次第にいつものゲーム風の口調が多くなっていった。

 

そして質問も全て終わった。もう無理だという顔をしているモモイとミドリだったが……俺はそうは思わない。

 

「ちょっと怪しいところはあるけれど……ゲームが好きだってこと。それに、新しい世界を冒険したり、仲間と一緒に何かをやり遂げるストーリーが好きなんだってことは、十分に伝わってきた……そんなあなたがゲーム開発部の部員だというのは、何も不思議なことじゃないわ」

 

その理由は、今のユウカの言葉を聞けば分かるだろう。

 

「え……?」「っていうことは!?」

 

期待に満ちた視線のモモミド姉妹。

 

「規定人数を満たしているので、ゲーム開発部をあらためて正式な部活として認定……部としての存続を承認します」

 

そしてユウカはその期待に答える言葉を発したのだった。

 

これでゲーム開発部の依頼は解決だし、ここらが引き際かもな……

 

「そ、そしたら部費も貰えるし、このまま部室を使っててもいいんだよね!?」

 

「ええ、もちろんよ。「今学期」までは……」

 

なんか空気変わったな?(今回二度目)

 

ユウカからの説明によると、今までは部員が一定数いる or 部が一定の成果をあげるのどちらかを満たしていれば部活存続ヨシ!だったのだが、最近になってそのどちらも満たさないとヨシ!じゃなくなったらしい。

 

更に以前モモイが言ったミレニアムプライスで成果を出す発言も加わり、ゲーム開発部が存続するにはミレニアムプライスで成果を残さなくてはいけなくなった。

 

そういうことで……結論ゲーム開発部はすんごいゲームを作らないといけなくなったわけだ。とうとう俺の介入する余地が消えたな。こっからは見守ることしかできない……

 

と、思っていたのだが。ユウカが去った後、ゲーム開発部全員による会議が行われたところ、「G.Bible」が必要!という話になったのでまだ出番はありそうだ。

 

今度はアリスとユズも加えて、「廃墟」へ向かう。

 

今回は大人数すぎるので隠密は不可。つまりは……正面突破で、G.Bibleを探すことになった。

その際、工場みたいな場所に一番ありそう(アリスもそこで見つけたし)だし、工場は推定安全地帯(セーフエリア)だし、ということで工場を目標に進軍することになった。

 

モモミド姉妹が正面で撹乱し、ユズが後ろからグレネードランチャーでサポート。そして敵がほどほどに集まった場所に、アリスのレールガンをぶっぱ……そんなチームプレーで、どんどん進んでいく。

 

ただ、敵もなかなか一筋縄ではいかない。どこから湧いてくるのか知らないが、無数に出てくるロボットたちは、少しずつみんなの体力を削っていく。

 

だからこそ、今退くわけにはいかない。このままずるずると戦闘をしても、ジリ貧でこちらが負ける。既に未知の工場は見えている……となれば、今全力で強行突破をし、工場に駆け込むのが最善だ。

 

とはいえ、そうなると当然かなり無謀な攻めをすることになるが……まあ、他に打つ手は無い。

 

「……ということで、攻めるよ」

 

「でも、そしたら先生が……!」

 

「大丈夫。俺も結構頑丈だから。銃弾程度じゃ死なないさ」

 

いい加減この情報広まってくれないかなあ。生徒に気を遣わせるのはなんか嫌だ。

 

「……大丈夫です」

 

「……アリス?」

 

「どれだけ危険な状況であっても、アリスが先生を守ります」

 

「!」

 

「先生……アリスを信じて、私たちと一緒に来てくれますか?」

 

俺は大丈夫だってとか、何で急にそんなこととか、色々言いたいことが頭を駆け巡ったけど。

 

何で、俺はアリスを信じたんだろう。

 

「……ああ。当たり前だろ」

 

多分、その心に魅せられたのかも。

 

「……!パンパカパーン!先生があらためて、仲間になりました!」

 

その時、俺は本当の意味でアリスを信じた。

 

 


 

 

信頼パワーによりロボット共を蹴散らした俺たちは、なんとか工場に侵入することに成功した。後ろを見て、ロボットが入って来てないのは確認しているが……ワンチャン、ロボットが入ってくることも考慮しておこう。

 

こちらは進軍の過程でそれなりの力は使わされ、残弾数少なめ。アリスのレールガンに至ってはあと一発が限界だ。ここからはできる限り戦闘を避けよう、ということで進むことになったが……

 

「あ……」

 

「アリス、大丈夫か?」

 

「……分かりません……ですが、どこか見慣れた景色です。こちらの方に行かないといけません」

 

そう言ってアリスがフラフラと歩いていこうとするのを、止める。

 

「先生……?」

 

「アリス。悪いけど先に行くのは俺に任せてくれないか。アリスは後ろからガイドをしてくれ」

 

「でも、アリスは先生を……」

 

「大丈夫。アリスも、俺のこと信じてよ」

 

アリスのことは信じると決めた。アリスはもう問題ないものとする。となれば、懸念点は……外部からの干渉による、アリスの暴走。

 

できるだけリスクは排除したい。本当はこの先に連れていくことさえしたくないが、かといって引くわけにもいかない。この場所に一番詳しいのは、きっとアリスだから。

 

「……分かりました!アリスは、先生を信じます!」

 

「ありがとう。それじゃあ、みんな着いて来てくれ」

 

アリスのガイドに沿って歩き出す。

 

アリスは語る。まるで、セーブデータを持っているような感覚だと。何度もプレイしたゲームを遊んでいるような……そんな気持ちだと。

 

歩き続けた果てに、一台の電源がついたコンピューターを発見した。

 

走って近寄ろうとするモモイを手で制止し、俺が近づく。

 

[Divi:Sion Systemへ、ようこそお越しくださいました。お探しの項目を入力してください]

 

めちゃくちゃ怪しい……とはいえ、せっかくの機会だ。「G.Bible」について検索をかけてみる。

 

だが、エンターを押そうとした時、突然画面に意味不明な文字の羅列が出現した。所謂バグったってやつか?

 

文字列はそのうち消えていき、新たな文字が画面に表示される。

 

[あなたはAL-1Sですか?]

 

よしぶっ壊そう。全力を持ってぶん殴る──「わあー!!待って待って!」

 

「モモイ、そこどいてくれ。それぶっ壊せない」

 

「なんか聞いたことある気がする……じゃなくて、ダメ!」

 

「何で」

 

「だって、これ壊したら「G.Bible」をどうやって見つけたらいいのさ!」

 

「別の工場を探せばなんかあるだろ」

 

「……時間があれば、それもできたかもしれませんけど……」

 

ミドリも割って入ってくる。時間か。確かに、ミレニアムプライスまで時間はそんなにない。次の工場を探しても、手がかりがあるとは限らないし……

 

「……アリスは絶対に接触させないでくれよ」

 

「それはもちろんだよ!ね、アリス!」

 

「……?よく分からないですが、分かりました!アリスは、それに触れないと誓おう!」

 

[音声を認識、資格が確認できました。おかえりなさいませ、AL-1S]

 

「音声認識付き!?」

 

「壊す」

 

「先生!気持ちはわかりますけど!どうかもう少しだけ、もう少しだけ待ってください!」

 

「いや流石にだろ!もう壊さないとまずいって!」

 

モモミド姉妹と引っ張り合いをする俺。その後ろでは、ユズが「AL-1Sって、アリスちゃんのこと?」と聞いてアリスが「?」となる一幕もあった。そんなことはどうでもいい!それ壊さないと絶対ヤバいって!

 

「あなたはAL-1Sについて知っているのですか?」

 

「アリス!お願いだから下がってくれ!冗談じゃなくて本当に!」

 

俺の剣幕に、アリスが一瞬ビクッとなったが、すぐに気を取り直して

 

「でも、アリスはアリスが何者かを知りたいです」

 

と言ってくる。あまりに真っ直ぐな目に、一瞬力が抜けた俺は、モモミド姉妹に引っ張られた勢いそのままに後方へ吹っ飛んだ。

 

「わあ!先生がパチンコで撃った球みたいに吹っ飛んだあ!」

 

「だ、大丈夫ですか?先生?」

 

「俺は大丈夫だけど……」

 

ユズの手を借りて立ち上がる。パソコンの画面は、暗黒のまま……かと思えば、突然文字が氾濫し、そして……

 

[緊急事態発生。電力限界に達しました、電源が落ちると同時に消失します。残り時間51秒]

 

「ええっ!?だ、ダメ!せめてG.Bibleのことを教えてからにして!」

 

消えるのか、よかった。モモイには気の毒だが、後で俺が全力で探すから今は許してくれ……と思っていると、なんとこのコンピューターはG.Bibleのデータを持っていた。そしてモモイに、これが欲しいならデータを転送するための媒体を接続しろと言ってきた。

 

当然止めるべきなのだが、G.Bibleがそこにある以上無理に却下するわけにもいかない。アレはゲーム開発部最後の希望なのだ。

 

結局、俺は止めることはできず、データはモモイが持っていた「ゲームガールズアドバンスSP」のメモリーカードに、モモイのセーブデータなどを犠牲にして転送された。

 

転送完了、という文字と共に〈G.Bible.exe〉というファイルが表示される。急いで実行を試してみるも、残念ながらパスワード付き。一度持ち帰って、ヴェリタスというハッキングを扱う部活に頼んでみることになった。

 

帰り道も、なんだか怒った様子のロボットたちに襲撃されたがなんとか切り抜け、俺たちは無事に部室に帰るのだった。

*1
キヴォトスにおけるPASMO

*2
電子決済などに用いられるピッとかざせばデータを送受信できる機能




今日のゲーム開発部

「なにこれ」

「●ービィのエ●ライダーだよ。先生知らないの!?」

「先生もやりましょう!モモイとのコンビネーションでギッタンギッタンにします!」

「言葉が物騒だなあ」



「あ、なんかできた」

「うわああああ!?ハ●ドラだあ!?で、でも!先生はこのゲーム初心者だし、あの割と癖がある挙動を制御できるわけない!」

「あ、モモイが死んだ」

「私の●ックが!?」

「お姉ちゃん普通にガチで勝ちにいってる……」



「ヤバい複数人プレイだったから絶対ハイドラとスタジアム一緒になるの本当に最悪!」

「説明口調だね。丁寧でいいことだ。じゃ、殺すね」

「スタジアムは……デスマッチだね」

「終わった……」



「先生本当に初心者?ハイドラ使ってるとはいえスコア20超えるのヤバいと思うんだけど……」

「……モモイ」

「え、どうしたの?」

「もう一回やろう」

「先生が敵を蹂躙する喜びに目覚めちゃった……!?」

「モモイは責任を取って切腹しましょう!」

「くっ、殺せ!」

「使い方間違ってる……」
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