サプライズまこーら理論ていうんですけど。
作戦の実行を決めてから、少しずつ準備をして……そしてその日がやって来た。
改めて作戦を確認しよう。今回の目的物はヴァルキューレが保管してると思われる「カイザーとの違法な取引の証拠」。それが記載された書類だ。
できる限り戦闘にならないよう、隠密で素早く確保。後撤退。この前の「ニンジン作戦」と大まかな内容は変わらない。
夜の静けさが満たす子ウサギ公園。最後の確認をする。
「みんな、準備はいい?」
「問題ありません」
「ちゃんと銃は持った? 弾薬の予備は? それからお弁当とか……」
「遠足に行くわけじゃないんだぞ」
ちょっとふざけてみれば、すぐにサキに怒られた。リラックスしているようでよろしいな。
それから改めて各自の荷物を確認し、準備万端なことを確認した。所持品に問題はないから、あとは作戦を成功させるだけ。
「じゃあ、頑張ってね」
「はい。必ず成功させます」
そして三人を見送る。今回実働部隊はミヤコ、サキ、ミユの三人。彼女たちがヴァルキューレ本館に侵入する。
モエは後方支援だ。子ウサギ公園からハッキングやら何やらでサポートをするらしい。
「……あれ?」
「ん? どうかしたか?」
作戦を心の中で復唱していると、ミユが不思議そうな声を上げた。
「あ、あの……先生はついて来てくれないんですか?」
「え、うん。そうだけど」
そう言うと、全員の驚いた顔がバッとこっちを向いた。あれ言ってなかったっけ。
「……今回、確かに侵入経路は厳しいけど……でも先生ならいけるんじゃないの?」
「いや、そういう話じゃなくて……うーん、なんて言おうかな」
モエの言葉に、少し言葉を詰まらせる。本当になんて言おうかな、と悩んで……とりあえず一言ずつ吐き出していく。
俺の中の信念、というか。先生という立場に関する在り方の話だ。
先生というのは、あくまで支える立場だと思う。例えば道を示したり、弱っている人のそばにいたり、ちょっとした支援をしたり。
でもそれだけだ。無理やり誰かの道を変えたり、無理に弱ってる人を立ち上がらせたり、誰かの人生を自分の手で大きく変えてしまったり。そういうことはしちゃいけない。
要するに何が言いたいかっていうと、君たちの人生の主役は君たちだ、ということ。
何かを決める時に俺に聞いてみるってのは間違いではない。でも、俺の意見を鵜呑みにするは違う。他人の意見を聞いて、その上で君たちが考えて、君たちなりの道を進む。それこそが大切なことだと思う。
俺がいなくても、君たちが歩けるようになって欲しいんだ。自分に自信を持って、自分の道を歩く。俺に頼りっぱなしじゃない人生を送って欲しい。
「そういうわけで今回の作戦、実行にあたって俺はほとんど関与する気はない。まあ本当に危なくなったら助けに行くけど……」
「ふん! 今更だな。元々私たちは先生に頼らなければ生きていけないほど脆弱というわけじゃないんだ。今回の件を成功させて、私たちが強いというところを改めて知らしめてやる」
「その意気で頼むよ」
まあ、元から俺の力を借りようとしていなかった子たちだ。自立するのにあまり心配はしていない……んだけど……
「……ミヤコ、どうした?」
「……いえ、ただずいぶんと殊勝なことだと思いまして」
口ではいつも通りなんだけど、なぜか俺のことをじっと見てきている。その心が読み取れなくて怖いよ。
「別に、絶対俺を頼るなってわけじゃないからな? ただ俺に頼りすぎるのはダメだって話で……適度に頼ってくれる分には全然協力する、というかむしろ積極的に相談とか乗るよ」
「……はい」
どことなく元気がなさそうというか……本当に大丈夫なんだろうか。
まあ、本人に言う気がなさそうだしなあ。本当に危なくなった時は助ければいいし、今は作戦の遂行を第一に考えよう。
「じゃあ、改めて。気をつけてな」
「いってらっしゃーい。せっかくだし、いい
「今回の目的は武器じゃないだろ……全く」
「じ、じゃあ……行ってきます」
「はい。では、RABBIT1、RABBIT2、RABBIT3、クローバー作戦の実行を開始します」
手を振って三人を見送った。さて、どうなることやら。
それから、作戦は割と順調に進んだ。
ヴァルキューレ本館にも特に問題なく侵入できたらしく、そこから機密文書が保管されている大型金庫まで一切の障害なく進めたらしい。
流石はSRT……と思ったんだけど、セキュリティ関係は全部モエがハッキングして、その上で警備員はほとんどいなかったらしいからできたことなのかもしれない。サキもちょっと不満そうだった。
……今度ヴァルキューレに防衛の何たるかを教えに行ったほうがいいかもな。
とはいえ今はありがたいばかりだ。ハッキングにも限界があって、制限時間は30分。迅速に進めるに越したことはない。
無線の向こうからは既に書類をガサゴソと漁る音が聞こえてくる。さて、件の書類はあるかな?
『……これだ!』
サキの嬉しそうな声が聞こえた。それからミヤコとミユも確認しにいき、本物だと言う確証も取れたらしい。やっぱりかー……
「……まあ、ともかく一旦お疲れ様。帰りも気をつけてね? 遠足は帰るまでが遠足だよ」
『だから遠足じゃないって……これは立派な作戦なんだぞ?』
「あとその書類以外は盗まないでね? 例えば一億円とか……」
『そんなことするバカがいるわけないだろ!?』
そりゃそうだよな。ねえ? 例え無理やり詰められそうになっても全力で拒否しようね。
……どこからか『ん。あれは不可抗力だった』という幻聴が聞こえた気がした。
「冗談は置いておいて、気をつけたほうがいいのは本当だよ。目的を達成したときこそ、一番気が緩むんだから……常に気を引き締めてないと、何が起こるか分かったもんじゃないからね」
『分かってるよ…………ん? なんか大きな音が……ミユ? 何してるんだ?』
『と、扉、閉めちゃって……』
『……閉めたなら開ければい良いだろ』
『で、でもこの扉……ドアノブとか、無いタイプで……開けられない、かも』
………………?
えーと、つまりどういうことだろうか。今三人がいるのは巨大な金庫の中で、その出入り口は当然一つしかない。そしてその出入り口が閉められて、しかも開かないってことは……
もしかして:ヤバい
「……モエ、今の会話聞いてた?」
「え、何が?」
「いや……ミユが金庫の扉閉めちゃったって……」
「……は?」
信じられない、とバカじゃないの、が混ざったみたいな顔だった。
その後すぐにモエが無線で三人と連絡を取る。何か解決策を探そうとして……しかし何も思いつかないらしい。
そうなると、最終的にその判断は小隊長であるミヤコに委ねられる。
「ミヤコ、何か良い方法ないの? もう5分も残ってないよ?」
『仮にも小隊長なんだろ』
『ミヤコちゃん……』
『わ、私は……』
「早く決めて、ミヤコ。時間が無い!」
『ミヤコ!』
みんなが焦りからか、余裕のない口調でミヤコに詰め寄る。彼女の顔こそ見えないが、微かに聞こえる声は不安そうだ。
「みんな、一旦落ち着きな?」
このままだと、ミヤコが危ないかもしれない。そう考えて、少し口を出すことにした。
『先生……』
「焦る気持ちは分かるけど、焦っても良いことはないよ。一度落ち着いて、冷静になろう」
そう言えば、少し間があった後深呼吸の音が聞こえてきた。
「……それで、ミヤコは何かあるかな?」
『……わた、私は……』
「大丈夫。まだ終わったわけじゃない」
だから落ち着いて、と声をかけて……そのうち、恐怖を孕んだような、震えた声が聞こえてきた。
『この状況……私には、どうにもできません。先生がここにいたら、どうにかできたかもしれませんが……私は、先生とは違います。そんな力はありません』
『たとえあったとしても、今はもう何も分からないんです……! 私だけじゃ、何もできません! 私は、私自身を信じられない……!』
それは、ある種の劣等感だったのかもしれない。彼女が指揮した時って、実はあんまりうまくいっていないから。最初の公園の時も、雨の日の時も。
ずっと失敗続きの自分が信じられない。もしそれで、また間違った選択をしてしまったら?
「でも、ミヤコは一人じゃないだろ」
『……え?』
「ミヤコには仲間がいるよ。サキが、ミユが、モエが。自分を信じられないなら、みんなのことを信じてみよう?」
そう言えば、みんなもミヤコを応援する。
『お前がやるんだろ。教範にこんなシチュエーション載ってないんだから、私には無理』
『任務はいつも、怖いことばかりだけど……でも、ミヤコちゃんがいるから……』
「っていうか私にはもう何もできないし。オペレーションだけで手いっぱい」
……まあ、応援ってよりはちょっと押し付けに近いけど。でもそれは、ある意味信頼されている証だった。
「大丈夫さ。たとえミヤコが間違ってしまっても、みんななら何とかしてくれるよ」
そういうわけだから、どうかここはよろしく頼む。
微かに息づかいが乱れた音が聞こえて……すぐに落ち着き、そしてため息になった。その後、静かな声が聞こえてくる。
『……はい、了解です。あらためて、作戦を開始します。この先、指示に気になる点も出てくるかもしれませんが、どうか迷わず従ってください』
『状況は良くありません、この先幾つも困難があるでしょう。それでも……どうにかこの「
「『『了解!』』」
そうして、またミヤコが改めて指揮をし始めた。
まず、金庫から脱出する作戦。内側からは開けられない扉……だったら、外から開けてもらえばいいというのが、ミヤコの作戦だった。
わざと警報を鳴らし、警備員を呼び寄せる。そして扉を開けてもらい外に出る……というわけだ。
こうなると正面突破しかなくなるが、まあ大丈夫だろう。RABBIT小隊のみんなは強いし……後、悲しいことだがヴァルキューレはそこまで強くない。
子ウサギ公園で籠城してた時も全滅させられていたし、多分無理だろうなあ……武器を改善しても、それを扱うものが強くなければほとんど強さは変わらないんだ。
いつか神秘の放出をみんなに教えられたらいいんだけど……今の所才能あるやつしか会得できてないんだよねアレ……
俺がヴァルキューレの未来を考えている間にも、時間は勝手に過ぎていく。気づけばRABBIT小隊は金庫から脱出し、屋上へその歩みを進めていた。
屋上、というのは用意していた脱出ルートがヘリコプターだから。とはいえ本来の場所とは違うから、今のうちに準備したほうがいいかも。
「ということで。モエはもうヘリの準備してきな?」
「分かってるって……あとちょっとだけ情報伝えたら……」
必死にパソコンと睨めっこしていたモエは、そのうちバッとその場を離れてヘリコプターの元へ向かう。みんなお互いのことが大切なのがよく分かるな。
ヘリコプターが飛び立っていくのを見送りながら、無線を静かに聞く。今はミヤコが謙遜して、それに対してサキが怒っているところだった。
どれだけみんなのおかげだと言っても、この成果が出せたのはミヤコの指揮のおかげだと。サキはそう言うが、ミヤコも引かずみんなのおかげだと言っている。
「まあまあ。そこは全員のおかげってことでいいじゃん」
『いや功罪は個人のものだろ! 私たちがどれだけ活躍しようと、それは適切な指示をしたミヤコの成果だ!』
『そんなことはありません。私の指揮を成功させたのは、みんなが優秀なおかげですから』
『頑固なやつ……』
仲がいいのか悪いのか。まあ良いんだろうけどね。
それからも無線から銃撃音や爆発音が聞こえるけど、誰かが負傷したという報告はない。この分なら成功だろうな。もう屋上に着いたらしいし、あとはモエが三人を回収するだけ。
『追い詰められた屋上、閉ざされた扉、その扉を叩く人々、そして中々来ないヘリ……先週見たゾンビ映画と一緒だ、くひひ……』
『……一応聞くけど、それどんな結末だった?』
『ヘリにぶら下がったゾンビのせいで、墜落して全滅』
『聞いた私がバカだった!』
モエとサキが気の抜けた会話をしている。油断をするなと言ってるのに。そういう時こそ最悪なことは起こるもんだ。背中から刃物で体の中心を刺されるとか……
『……またしても貴様らか』
無線の向こう側から、聞き覚えのある低めの声が聞こえてきた。
どうやらカンナが三人の目の前に現れたらしい。屋上は封鎖されてたから壁をよじ登ってきたと。すごいな。
やってくれたなと、無線越しでも威圧感のある声が聞こえてくる。こんな犯罪まがいのことをして、迷惑をかけるのはやめろと言っているのが聞こえた。
『公安局長、そちらの犯罪についてはいかがお考えですか?』
それに臆することなく、ミヤコが反論する。続いて書類が風に煽られる音。どうやら例の機密文書を見せているらしい。
カイザーとの違法な取引。公に奉仕せず、私企業に加担するという規則に従わない処理。
『これはヴァルキューレ警察学校の理念に反する、重大な犯罪です!』
『っ……』
微かに息を呑む音。しかしすぐに、先ほどより大きな声で反論してきた。
確かに、ヴァルキューレは公的な規則に従い、公正であるべきだ。しかし、現実というものは公正ではない。自分の正義を掲げるには、上の立場にならないといけないし、そのためには汚いことにも手を染めなければいけない。
『それが社会だ、現実だ! 手を汚さずに、正義を掲げ続けることなどできない! 貴様らのようなガキに、それが分かるか! その判断をせざるを得なかったこの気持ちが!』
現実と理想に挟まれて、苦悩する。上手くいかないことだらけで、理想というのは思っている以上に遠いものだ。だから人は妥協してしまう。それがまた自分を苦しめることを知っていて。
彼女も、その一人だ。
「カンナ」
『この声は……先生、あなたでしたか』
そんな少女に、俺は何を伝えるべきか。
「それで、君自身は納得できてる?」
『……そんなもの、できるわけがない。でも、仕方がないんですよ……! こうしなければ、私は何の力も持てない……自分の信じた正義を、掲げることすらできない!』
「……そんなことは、ないと思うけどな。だって、現に君の前にいるのは、何もかも失って……それでも正義を貫き通す。そんな子たちだよ」
『……!』
確かに、苦しいことではある。何もかもない状態で、それでも信念や正義を貫くということ。
でもそれは、自分を捨てる理由にはなり得ない。
「今のままでいいなら、きっとそれが一番だ。でも少しでも、信じたものを貫きたいと願うなら……きっと、そのために動いたほうがいいと思う」
「……色々言ったけどさ。カンナの進む道を決められるのは、カンナだけだよ。自分が後悔しないような、そんな人生を送ってほしい」
先生は他人の進む道を決められはしない。でも、たくさんの道を提示してあげることはできる。
一つの道しかないと思ってても、ちょっと横を見れば思ってるより色んな道があるもんだ。まだ17年しか生きてないけど、そのことはよく分かってると思う。
独りぼっちだと思ってても、理解してくれる人はいるし。生きる意味を一つだけだと考えてても、気づけばたくさんの生きたい理由が手に入っている。
大事なのは、それを自分が選べるかどうかだ。
俺の中の意見を、できる限り伝えた。後どうするかは、カンナ次第だな。
……ちょっと緊張した。この言葉でカンナの人生が変わるかもしれないと思うと……先生って改めて大変な職業だな。もっと精進しなくては。
『……ふぅん、真っ当なこと言うじゃん。でもそうだな、最後は自分で決めていくものだ』
緊張から解放されて最初に聞こえたのは、上機嫌そうなサキの声だった。更にミユ、モエ、ミヤコと声が続いてく。
『ずっと不安で、怖かったけど……』
『ま、自分たちで決めたことだからね』
『……ありがとうございます、先生』
人の進む道に間違いはない。
『公安局長。あなたが言う「正義」は、きっと間違っていないでしょう。ただ私が思うものとは、違うというだけで』
誰もが自分の中にある正義を信じている。
『ですが、その根っこを誰かのせいにし続けていては、いつか色褪せてしまうと思います。「どんな判断をし続けてきたのか」、それはきっと……』
だからこそ俺たちは自分の正義と相反するものを悪と呼び、敵対するんだ。
つまりは、自分の正義は自分だけのものってことで。
『
最初に必要なのは、自分を肯定することなんだよ。
……そうこうしているうちに、ミヤコたちの元にヘリが到着したらしい。ヘリ特有の空気を裂く音と、ミヤコたちがハーネスをつけるカチャカチャという金属音が聞こえてきた。
『……それでは失礼します、公安局長。次回はできれば、もっと良い形で』
そうして、屋上には一人を残して誰もいなくなった。遠ざかっていく音とヘリの影。
誰にも見られず、誰にも聞かれない。彼女一人だけの世界で、ぽつんと。思ったより心地よい風に吹かれながら、カンナは呟いた。
「始末書を、用意しておくとするか」
それからの話を、ちょっとだけ。
作戦は無事に成功。負傷者なしで、証拠品を奪取することに成功した。公園に帰ってきたみんなからそれを受け取った後、よっぽど疲れてたのかみんなはすぐに寝てしまった。
それで、受け取った証拠品だが。シンプルにクロノス報道部……まあ要はマスコミに流した。世間からも非難されるだろうし、何やかんやこれが一番ダメージでかいと思ったからね。
しかし何だか対処も速かった。すぐに調査チームがつくられるし、カイザーも速攻で手を引いた。多分まだなんかあるんだろうけど……俺やRABBIT小隊に手を出さないうちは、無理に調査する必要もない、と思う。
クロノスやら世間やらから揉みくちゃにされて、ヴァルキューレは忙しそうだ。今回の汚職に関わってない子達が少し可哀想……だし、今度手伝いに行くかな。いやでもそしたらどの面下げてとカンナに怒られるそうだな……
RABBIT小隊は、今も子ウサギ公園でキャンプをしている。辛いこともたくさんあるだろうけど、自分の道を貫く彼女たちはとても楽しそうに見える。これ以上手を出すのも野暮……ってことで、今後は様子を見つつ離れていくことにした。
何度も言ったことだけど。自分の道を決められるのは自分だけ。その先にある辛いことも楽しいことも、全部自分のものだ。
だからこの先は彼女たち自身が歩いていくことだろう。俺の助けなんて借りなくても、みんなならきっと素敵な道を歩んでいけるはずさ。
それでも。もしまた何か、自分たちで乗り越えられないことが起きた時には。その時はまた、俺はみんなを助けるんだろうな。
それは先生としてとか、役割だとか、そういうのじゃなくて。
間違いなく俺のやりたいこと。俺が思う、正義の形。
呪術廻戦要素が足りないな……これだとただの透き通るような世界観で送る学園RPGだよ……
今週の呪術。
ガベルが思ったより無法してた。日車もめっちゃ動けるし、そりゃ術師二十人殺せるわな……とはなる。
処刑人の剣! 変化するシーンが思ったより魔法少女! 日車(マジカル)!