魔女狩リノ魔女殺シ   作:@atuuuuuto0905

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今回から本編が始まります!

ちなみに前回のを見返したら誤字と脱字がありました。
今回もなければ良いんですがねー。


第一章
1話 その1


 

 

 

「ねぇ、ここどこなのかな!?」

 

 

 

1人の少女の声が耳に届く。

 

 

 

「何を考えていますの!?わたくしをこんなところに閉じ込めるなんて!」

 

 

 

また1人別の少女の声が耳に届く。

 

 

 

「少女監禁とか、犯罪だよこれ!誰だか知らないけど、人生終わるよ!?」

 

 

 

また…別の少女の声。

 

 

 

俺はここでようやく目を開けた。

 

 

 

目の前に映るのは見知らぬ天井。

 

 

 

「ざけんなぶっ殺すぞおらぁ!出せぇ!!」

 

 

 

身体を起こし辺りを見回す。

 

 

 

どうやら俺がいるのは牢屋の中のようだ。

 

 

 

薄暗くて狭い…まるであの屋根裏を思い出させる。

 

 

 

「あうぅぅ……」

 

 

 

少し考えている時に直ぐそこから少女の声が聞こえた。どうやら、もう1人この部屋には少女がいるらしい。俺が眠っていた所は二段ベッドの上で声の聞こえた少女は既に起き上がってこちらに気付いたのか見つめていた。

 

 

 

「あぁ…おはよう」

 

 

 

「っ……お…はようございます?」

 

 

 

俺の言葉に少し疑問を抱きながらも挨拶を返してくれた少女。俺にとって中々に新鮮なものだった。俺はベッドから降りてもう一度、少女の方は視線を向ける。

 

 

 

シスターの様な格好をした少女。

 

 

 

この子も”この手で狩らない”といけないのか?

 

 

 

そう考えていたら壁に付いているモニターから音が発せられた。

 

 

「フクロウ?」

 

 

モニターに映っていたのはフードを被った白い特徴的なフクロウだった。

 

 

《あ……もしもし……映像って見えてます……?何せ古くて故障が多いので……やれやれ》

 

 

 

フクロウが喋った?

 

 

突然、フクロウが喋った事に戸惑うもモニターに映るフクロウは言葉を続けて喋る。

 

 

 

《私、ゴクチョーと申します。詳しい説明がしたいので、ラウンジに集合してください。監房の鍵を開けますので、看守の後についてきてください》

 

 

 

《抵抗とかは自由なんですが……命とかなくなっちゃうので…はい……》

 

 

 

それを終わりにモニターの電源が切れたかのように画面が真っ暗になる。

 

 

 

「ゴクチョー……はさっきのフクロウが自己紹介をしていたからいいとして看守?」

 

 

 

フクロウ…ゴクチョーが言っていた看守と言う人物が一体何者なのか少し考えている時にこの牢屋の外、通路から何か引きずるような重々しい音が聞こえる。

 

 

 

「なんだ…今の音」

 

 

 

…と疑問に思っているのも束の間。

 

 

 

「ぎゃああぁ!触んな化け物ぉ!キモいから!わかった、わかりました、行くから!!」

 

 

 

別の牢屋に閉じ込められているであろう少女の声が聞こえた。

 

 

 

「化け物?……一体何が来たんだ?」

 

 

 

また、少し考え始めた時。同じ牢屋で目覚めたシスター服の少女が鉄格子の扉に近づき……それを開けた。

 

 

 

「あ、開きました。え、えーと、行きますか?先程、モニターに映っていたゴクチョー?が言っていました。詳しい説明がしたいのでラウンジに集合して下さいと…その為に開けてくれたのだと思います」

 

 

 

俺は少女の言葉に頷き少女の後ろについていく様に歩いた。

 

 

 

牢屋から出ると他の牢屋に囚われていた少女達が次々にこの通路へと出てくる。

 

 

 

「男は…俺だけか?」

 

 

 

見回してもここにいるのは少女だけで同性がいなかった。やはり、そこもメモに書いてあった事に関係するのだろう。

 

 

男性も少なからず魔女のなれはてになると…

 

 

 

だが、年々減っている訳であって現在は男性がなれはてになる確率は0に近いのだろう。

 

 

 

だからこそいないのだろう。

 

 

 

“本来”ここにいるのは”俺以外”の少女達だけ。

 

 

 

つまる所…ここはあの牢屋敷。

 

 

 

侵入に成功したようだ。

 

 

 

「アレが化け物か?」

 

 

 

少女達を挟みながら見える人型のなにか…ここからでも分かるぐらい大きい背丈に古くボロい黒衣を纏った人かどうかも怪しい生物。

 

 

仮面をつけているせいかその素顔は全くわからない。

 

 

そう考えながらその異形…ゴクチョーが言っていた看守で間違いないだろう。少女達と共にその看守の後について歩き始める。

 

 

「ヒロちゃん!」

 

 

突然、目の前を歩いている1人の少女が大きな声でもう1人の少女の名前を呼んでいた。

 

 

「……」

 

 

ヒロちゃん…と呼ばれた少女は無言を返していた。それでも彼女を呼んだ少女は話しかけていた。

 

 

 

「あの、あのね。色々あったけど、ヒロちゃんにまた会えてよかった。ボク、変わったんだよ。もう前のボクじゃない。ヒロちゃんと友だちになりたいんだ」

 

 

 

「……」

 

 

 

彼女は少女の存在に気が付いていないかの様に歩みを止めない。

 

 

 

「ボ、ボク諦めないから!」

 

 

 

「っ……」

 

 

 

その言葉にようやく反応した様で少しイラついている表情が伺える。

 

 

彼女達は知り合いなのだろうか?

 

 

だとしても異様な光景にしか見えない。

 

 

仲が良いのなら、少しでも邪な気持ちがないなら喋っている筈だ。とすると彼女達の間で何かがあったと考えるのが妥当だろう。

 

 

俺は当事者ではないから関わらないでおくが。

 

 

そして、俺の考えを肯定してくれるかの様にヒロと呼ばれた少女が白髪の自分に声を掛けた少女を突き飛ばしていた。

 

 

 

「あうっ」

 

 

彼女に突き飛ばされその場に転がる。

床は硬い石で出来ており突き飛ばされた少女は膝を擦りむいていた。

 

 

「君が変わったとして、そのことが、私になんの意味が?私が君を嫌いなことは変わらない。この先永遠に」

 

 

そう言ってヒロと言う少女は踵を返して先を進んでいく。

 

 

 

「ま、待ってよ……!」

 

 

 

その光景に1人の少女が興味深げに2人を見ていた。そりゃそうだ、他の少女達がいる通路であんなもの見せられたら気になるのも当然だ。

 

 

 

そうして先を進んで行くと階段があり上に登っていく。登り終えた時、そこに映る光景はひろびろとした玄関ホールだった。

 

 

 

「俺たちは地下にいたらしいな」

 

 

 

目の前の光景に少し考えながら言葉を漏らした。

 

 

 

いくつもの扉や、長く伸びる通路は先が見えない。上の階へと続く階段は首が痛くなるほど天井が高い。あちこちが老朽化しており、不気味な雰囲気を醸し出している。

 

 

 

流石、魔女が暮らしていた屋敷だ。

 

 

 

そうして看守が近くの部屋に入って行くと他の少女達も後に入って行く。部屋の中心にはテーブルが置いてあり両サイドをソファーと椅子二つが置いてあり目の前には大きなモニター…その背後は額縁が飾られており真ん中には動物の骨格が飾られていた。

 

 

他にも暖炉、シャンデリア、ボウガンなど様々なのが置いてある。

 

 

 

そして通路に繋がる入り口前に俺たちを見張るかのように看守が立っていた。当然、逃がさない為だろう…

 

 

 

どうやら俺が最後にこの部屋に入ったらしい。

 

 

 

この広いラウンジ内に集められたのは13人の少女達と俺。

 

 

部屋の隅でうずくまっている少女がいれば鼻歌を歌いながらこの部屋を自由気ままに歩き回り部屋の物を物色し位置を変えている少女もいた。

 

 

 

その行動に看守がなにか行動を起こすのかと思ったがどうやらこれしきの事では動かないらしい。

 

 

 

「っざけんじゃねぇぞ!ぶっ殺してやる!」

 

 

明らかにキレ散らかしている少女がいる。

 

 

シンプルヤンキー?

 

 

「ここくさくね?」

 

 

鼻をつまんでいる猫耳少女。

 

 

「……やれやれ」

 

 

ため息を漏らす少し破廉恥な衣服を着た少女。

 

 

「ウフフ」

 

 

この部屋にいる少女達をじっくりと見渡しながら面白いがっている少女。

 

 

「………」

 

 

そして、この中で1番俺たちを観察している全身黒で目立ちにくい格好をした少女。彼女の背中には明らかに銃の様なのを背負っているがこれにも看守は微動だにしていなかった。

 

 

 

「いやぁ〜すごいですねっ」

 

 

 

少し暗い雰囲気をぶち壊すかのように1人の少女が言葉を発した。

 

 

 

「突然牢屋で目覚め!化け物に見張られていて!なんかすごいことが起こっているのを感じます!高まっちゃいますよね〜!」

 

 

「え、う、うん……?」

 

 

 

水色髪の少女はどこか楽しげに瞳を輝かせながら、先程通路で突き飛ばされた少女の両手を握っていた。そして上下にぶんぶんと強く振る。

 

 

 

「なあにが、高まっちゃいますよね〜、ですわ!やべ!ことになってるんですわ!もっと危機感を持った方が良いんじゃないかしら!?」

 

 

 

その声は先程牢屋にいた時に聞いた甲高い声の少女だった。まるで何処かのお嬢様の様な雰囲気を醸しだしているが口調が少し危うい気もする。

 

 

クスッと誰かが発した。

 

 

「今笑ったのは誰でやがりますの!?」

 

 

少女の顔は真っ赤に染まっていく。

 

 

「いや、すまない。少し変わった喋り方だなと思ってね」

 

 

謝りながら一歩前に出てきた少女。

 

 

顔は中性的で衣服は何処かの貴族の様だった。腰にはレイピアを掛けていた。

 

 

その少女に他の少女達全員が息を呑む。俺は少し目を細めながら足の爪先から頭のてっぺんまでじっくり見た。

 

 

 

「みんな初対面だと思うから、良かったら自己紹介をしていかないか?先に名乗らせてもらうよ。私の名前は蓮見レイア」

 

 

 

「……ふんっ、遠野ハンナですわ。お見知りおきあそばっ……お見知りおきあそばせせ?…ちょっとお先によろしいかしら?あなた、レイアと言ったわね。いきなり人のことを笑うのは失礼じゃなくて?」

 

 

「す、すまない。そんなに気にしてるなんて思わなかったんだ。お手柔らかに頼むよ」

 

 

 

気品溢れる少女は蓮見レイアでこちらのお嬢様は遠野ハンナと名乗っていた。

 

 

「きっ、気にしてないし……っ」

 

 

「その話し方は、ご両親に教わったのかい?」

 

 

「もう突っ込まないでいいから!ほっとけ〜〜っ!!ですわ!!」

 

 

遠野ハンナは拳をふるふると震わせており、彼女のプライドが傷ついたのが分かる。

 

 

わかりやすかった。

 

 

 

そうして先程、この部屋の雰囲気をぶち壊した少女が手を挙げて喋り始めた。

 

 

 

「はいはーい!私は橘シェリーっていいますっ。事件があるところに私あり!この名探偵にお任せください!」

 

 

 

「名探偵ぃ??あなたが??」

 

 

 

遠野ハンナの気持ちは俺にも分かる。

 

 

 

「そうですよ!えっへん!何せミステリマニアですからね!」

 

 

 

性格からして信用ならねぇ…

 

 

 

「実際に何か事件を解決した経験があるのかい?」

 

 

 

「それはまだありませんね!」

 

 

 

ねぇのかよ!

もう、こいつ魔女でもなれはてにならないだろ…

 

 

 

「……そ、そうかい。少し頭が痛くなってきたな……次に行こうか。キミの名前を教えてくれないか?」

 

 

 

そうして彼女の名前が明かされる。

 

 

 

「ボ、ボクは、桜羽エマ!」

 

 

膝を擦りむいた彼女は桜羽エマと名乗ったのと同時に俺と同室であったシスターの少女が彼女に駆け寄っていた。

 

 

 

「わわわ、私の名前は、ひっ、ひっ、ひ……氷上、メルル、です……っ。そ、それで、エマさん、あ、あの、あのあのあの……っ。けっ、けっ、けっ……」

 

 

 

俺と初めて顔を合わせていた時よりオドオドとしていた。少し、差があって怪しく思えてくる。だが、この場にはもっと怪しい少女がいるので彼女が何者なのかは断定できない。

 

 

 

「え、えーと、なんだろう?」

 

 

 

「怪我、しちゃってます……っ」

 

 

 

桜羽エマは自分の膝を見下ろして自分が怪我している事に今気づいたらしい。

 

 

 

「大した事ないよ、大丈夫!」

 

 

 

「大したこと、あります…っ」

 

 

 

氷上メルルと名乗ったシスターの少女はエマ前で膝立ちになり桜羽エマの怪我をしている膝に手を立てた。

 

 

 

「え……?」

 

 

 

「っ…」

 

 

 

氷上メルルの手先が光始め桜羽エマの怪我した膝の傷口が徐々に塞がっていく。

 

 

 

その事にこの場の全員が測り合う様に観察しあっている状態で彼女の発した光に注目が集まる。

 

 

 

俺はそれについて知っている。

 

 

 

魔法だ。

 

 

 

まさか、彼女…氷上メルルが大胆に周りの目線を気にせず魔法を使うなんて思いもしなかった。

 

 

 

本当に優しいだけの少女なのだろうか?

 

 

 

だが、これで確信をした。

 

 

 

ここに集められている少女は少なからず魔法を使うことができ、魔女やなれはてになる可能性があると言う事。

 

 

 

「痛くないですか?大丈夫ですか?」

 

 

 

「あ、ありがとう」

 

 

 

レイアが場を仕切り直すように、咳払いをした。

 

 

 

「……その不思議な力について詳しく聞きたいところだけど、まだ他の子も残っているよね。お互いに自己紹介を優先しようか。次、キミ、いいかな?」

 

 

 

「あー、あてぃし?あてぃしの名前は沢渡ココね。んで、あんさぁ、ちょっといい?あてぃし、あんたのことテレビで見たことある気がして」

 

 

 

沢渡ココと名乗った少女はレイアに歩み寄り、間近から無遠慮な視線を向ける。

 

 

彼女に連れて橘シェリーも声を上げた。

 

 

 

「あっ、それ、私も思いました!有名人の方でしょうか!?」

 

 

 

それに続いて桜羽エマも同様に声を上げた。

 

 

 

「言われてみれば……ボクも見たような」

 

 

 

三人の言葉に蓮見レイアは答えた。

 

 

 

「芸能事務所に所属しているからね。色々活動はしているよ。舞台が一番多いけど、テレビもよく出るかな」

 

 

 

「やっぱりー!すごい、生芸能人、初めて見ましたっっ!サインください!!」

 

 

 

「ちょ、ウゼーなお前!あてぃしが先に見つけたっつの!あてぃし配信してしててさ、とりあえずコラボして!!」

 

 

 

彼女達の反応に俺はどうすれば良いのか少し困惑した。最近と言うより産まれてから今までテレビやら新聞やら読んだ事ないので最近の情報にはかなり疎い。

 

 

 

彼女、蓮見レイアがそんなにも有名人?であり人気のでる人物なのだろうかと疑問に思ってしまった。

 

 

 

「はは、今は自己紹介の途中だし、その話は後でまた。キミたち、次いいかな?」

 

 

 

蓮見レイアは慣れていふのか軽く受け流し、まだ自己紹介していない少女らを促す。

 

 

 

「ええと……やりづらいな……佐伯ミリアだよ〜?よろしくね〜、あはは〜……はぁ」

 

 

 

「私は宝生マーゴよ。可愛い子がいっぱいで、舌なめずりしちゃいそう。ウフフ」

 

 

 

「チッ……紫藤アリサ。おめーらと慣れ合うつもりはねーから」

 

 

 

佐伯ミリアは無理をして自己紹介をしていた。

 

 

宝生マーゴは少し大人びて見える。

 

 

紫藤アリサは印象が悪かった。

 

 

そんな紫藤アリサにお構いなく橘シェリーが話しかける。

 

 

 

「アリサさん、ですよね。どうしてマスクを?顔を見られるとマズいんですか?」

 

 

 

「うっせえな。おめえに関係ねーだろ」

 

 

 

「えぇー、とっても気になります!名探偵の血が騒ぐんです!」

 

 

 

「それ以上絡みやがったら殴るぞてめえ!!」

 

 

 

先程の牢屋前の通路で見た光景が頭をよぎる。

桜羽エマとヒロちゃんと呼ばれた少女のやり取り…それよりも悪化しているようだが。二人の相性が悪いのだろう。

 

 

 

「キミたち、諍いはよそう!シェリーくんに苛立つ気持ちはわかるが、まずはお互いのことを知らないと」

 

 

 

「私のことさりげなくディスってません?」

 

 

 

「そんなことはないさ。少し黙っててほしいとは思うけれど」

 

 

 

それには俺も同意見だな。

 

 

 

「てへっ☆りょーかいしましたー」

 

 

 

「ええと、あと、残っているのは……」

 

 

 

蓮見レイアが次の言葉を発したのと同時に壁隅で丸まっていた少女が持っていたスケッチブックで何かを書き始める。

 

 

 

《わがはいは夏目アンアンである。以降、どうか話しかけないでいただきたい》

 

 

 

夏目アンアン…彼女は喋れないのかそれとも喋りたくないのか…とにかく紫藤アリサ同様に周りとは関わりたくないようだ。

 

 

 

「……黒部ナノカ」

 

 

 

黒部ナノカ…彼女はそれだけだった。

 

 

 

 

「私の名前は二階堂ヒロだ」

 

 

 

彼女…二階堂ヒロも黒部ナノカ同様にそれだけだった。そうして、俺の方向を全員が目を向けるが俺はそんな彼女達とは違う方向に目を向けた。その意思を読み取ったのか次々に俺の見る目線の先に向く。

 

 

そう、先程からこのラウンジの部屋の物の配置を変えたり物色している少女だ。

 

 

 

「キ、キミ、キミの名前もまだ名乗っていないんだが。名前を教えてくれないか?」

 

 

 

「ん〜?なまえ?のあはのあだよ?んーと、城ヶ崎ノア」

 

 

 

城ヶ崎ノアと名乗った少女はすぐにまた室内の物色へと戻っていった。

 

 

 

「それで最後はキミだね」

 

 

 

そう言って俺に話しかけた。

俺も少し程度、名乗ろうと思ったが時間だったらしい。天井付近にある通気口からあの牢屋のモニターで映っていたフクロウ…ゴクチョーが飛んできた事により俺の自己紹介は消された。

 

 

 

同時に少女たちの視線があのゴクチョーに集まる。

 

 

 

 

 





プロローグに続き読んで下さってありがとうございます。
プロローグから牢屋敷に来るまでの細かい話は後々出そうと思っています。

以下追加情報

誤字がありました。
「いやぁ〜ずごいですねぇ」→「いやぁ〜すごいですねぇ」
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