ACE COMBAT:ANOTHER 【UNANCHORED SKY】 作:KHR 虹祈
今回は空戦描写などをいろいろ工夫しました!
読んでいただければ幸いです!!
私はこちらに向かってくるエール達よりも先に
そのさらに奥に居る奴らに目が行った、
見たことないような異様な機体だったからだ。
一見のシルエットはF-15に近いが
カナードが付いていて、F-15よりも数段速い
敵試験機?どんな奴らだ?機体性能は?
そんな疑問を振り払い、他機へ伝える
「遠方より敵接近 機数は3、かなり速い。」
-AWACS Hermes-
《こちらも確認!イポス1は2人を護衛、
残り2機は敵機の足止めをしろ!》
-Ipos1 Aubin-
《イポス1了解した エールとロジェは付いて来い
アンカー、フレマール 腕のいいお前達に殿を頼む》
-Ipos2 Flemmard-
《イポス2了解、エンゲージ!》
「イポス3、交戦する」
──MISSION:03-2 START──
相手はカナード付きのF-15らしきナニカ、
今までF-15とは何度か戦ってきたが
あんな派生型は聞いたことも無い。
そんな事を脳の片隅で考えながらも
私は奴らをSAAMのサークルに捉える、が
敵機はあまりにも速く撃ったとしてもたぶん回避される
そう私は判断し、標準ミサイルへ切り替えて格闘戦を挑む
フレマールもほぼ同時にそれぞれターゲットへ向かう
敵機までの距離2000
そしてお互いにドックファイトへ移行する
敵機は私の後ろを取ろうと旋回を繰り返す
私も負けじと相手のケツへ機首を向ける
敵の旋回性能はF-15以上に高い、
こちらは時々ハイGターンを入れて対抗する
そして敵機との距離600で私は勝負に出る
アクセルを思いっ切り踏みつけ操縦桿を引き込む
全身に強烈なGがかかりそれと同時に
敵機の真後ろを取り、機銃の引き金を引く
敵機は即座ロールをするものの回避できず、
左垂直尾翼には複数の穴が空いて水平尾翼は完全に千切れた
エンジンには当たらなかったが戦闘は難しくなるだろう
敵機はふらふらと回廊の奥へ逃げようと背中を見せる
そして速度が落ちた敵機にミサイルをロックオン、
トリガーに指をかけると右下からミサイルアラートが。
私はフレアを焚きながら回避機動を取る
身体と機体の軋む音、その次に真横を過ぎるミサイルの音
フレマールの方に行った2機の片方がそこに居た
おそらくこちらの援護に来たのだろう
HUDの端ではフレマールともう一機が戦っている、
私は右へロールを入れながらヨーを引き
高度を下げて相手に向き直る
敵機は速度を上げ、こちらに突っ込んでくる
激昂してるのか…? まぁいい、もう一機墜とすだけだ
ここで勘が働き、敵機が異様に速いミサイルを発射する
敵機の正面から軸を外しながらのバレルロールで
敵機の後ろへ回避する、そしてロックが外れたのを確認し
すぐさま旋回して敵機の背後を取る
が、敵機は先のほど見せた機動性でその場宙返りした
そして再び敵機のミサイルがこちらへ飛翔。
今度はミサイル2つ、避けきれるか?
いや、避ける。
私はブラックアウト覚悟でフレアをばら撒きながら
ハイGターンにロールを加えて回避する、
頭から血が引く感覚がし、視界の端が暗くなる
しかし、なんとか根性で意識を保ち
速度が落ちきった敵機背後へレーダーを向け
ロックオン完了。
私が放ったミサイルは────
敵機の放ったフレアにより、すり抜けて行った。
再び速度を上げ高度を持った敵機は
私へ向けて降下してくる
何度ものの強いGで私の判断力は下がり
回避機動へ移れなかった
だんだん遅くなる時間、聞こえるレーダー照射音
私は死を覚悟した
その次に聞こえたのは爆発音と聞き慣れた声
-Ipos2 Flemmard-
《イポス2、敵機へミサイル命中
左エンジンごと尾翼を奪った》
フレマールが敵機へミサイルを当てて、
命中した敵機は高度が下がるも
回廊の奥へ逃げようとする
「…ありがとう」
-Ipos2 Flemmard-
《いいのよ、そいつを相手してくれたから間に合った
さーーて、あいつらにトドメを刺そう》
「了解、」
私は逃げて行く敵機へSAAMのサークルを合わせる
先ほどは当たりそうになかったが、今は当たる。
ロックオン完了を確認し、引き金に指を掛ける
「イポス3、FOX…」と言いかけた瞬間
ミサイルアラートが機内に鳴り響く、
-AWACS Hermes-
《アンカー!回避しろ!!!》
私はフレアを焚きながら上に回避機動を取る
その直後に機体の数メートル下へミサイルが通り過ぎる
私が敵機を確認しようとミサイルの来た方向を見ると
あのF-15らしき機体がいた、が
先ほどの3機とは明らかに雰囲気が違う
「ヘルメス、あの機… 《この回線だな》
無線にノイズが走り、聞き覚えの無い声が聞こえて来た
若くも老いても聞こえない、抑揚が無い声
《こっちの3機を相手にし、そちらも疲弊している
こちらは回廊から撤退する、それでいいな》
《追うな、次は墜とす》
そして無線が切れ、あの機体は谷奥へ消えてゆく
-AWACS Hermes-
《なんなんだ…あの声は?》
「わかりません だけど、こちらも退きましょう」
-Ipos2 Flemmard-
《そうね、隊長達の方も心配だし 帰ろう》
─MISSION:3 COMPLETED─
いやぁ…久々ですね、エスコン小説。
仕事とかで時間が取れずに書けませんでした………
でーすーが!!!
今回は結構文字数多めにできました!!
次回からも結構文字数増やしたいです!
感想ありましたらバシバシどうぞ!!!