テストプレイ1回目─
Day1〜2
娯楽室の中は少女たちの声で賑わう。
人数分の椅子とカードを置き、
つまみ食い用のお菓子を集める。
手を拭く用のウェットティッシュを添えて。
シェリーとハンナが飲み物を
持ってきて人数分揃えた。
最後にゴクチョーを掴んだ
ヒロちゃんが入ってくる。
用意した止まり木にゴクチョーを置くヒロちゃん。
「GMはゴクチョーに任せよう、暇だろう?」
「たしかに暇ですけど……
私をわし掴まないでくれませんか。
二階堂ヒロさん」
「こうでもしないと君は来ないだろ」
「はぁ、まったく。
鳥使いの荒い人が増えるなんて……」
「とりあえず……
二階堂ヒロさんから説明された通り。
役職カードを配ります」
「隣の方に見られないようにしてくださいね」
※貴方は【城ケ崎ノア】で【乗員】です※
───────────────────────
▶︎配役確認
乗員5名、エンジニア1名、ドクター1名、
守護天使1名、グノーシア2名、AC主義者1名、
バグ1名。アンアンが勝手に入れた役職1名
計12名
▶︎参加者
アンアン、ヒロ、ノア、ミリア、レイア、シロ
エマ、シェリー、ハンナ、マーゴ、メルル、アリサ
───────────────────────
「では、【朝のターン】です」
「ゲームスタートだ。
エマ君。何か一言を」
「えぇ!? えっーと……この中に
グノーシアがいるんだよね? ボク頑張るよ」
Day 1
Round1/5
→名乗り出ろ
「まずは役職持ちを出していこう!
【エンジニア】は名乗り出たまえ!」
→役割を明かす
「わ、私が……【エンジニア】ですぅ……」
→自分も明かす
「あらぁ? 『私が』本当の【エンジニア】よ?
私と戦うつもりねぇ、メルルちゃん」
「念のために言っておこう。
メルル、マーゴのどちらかは偽物だ」
「名乗り出なかった者は
エンジニアじゃない……以上」
「うぅ……どっちが本物だろう……」
「本物は頑張って信用を勝ち取れ。
偽物は破綻しないように立ち回るんだ」
Round2/5
→役割を明かす
「私が【ドクター】さ!
検視の知識を持ってるから私に任せたまえ!」
→自分も明かす
「えぇ!? 私が【ドクター】ですよぉ~、
レイアさんは嘘を言ってます~」
→→自分も明かす
「ちょ、ちょっとまってよ! ──私が
【ドクター】だよ!? 二人とも嘘つきだよ!」
シロちゃんの雰囲気がおかしい。
目と手の震えから嘘の色を感じ取った……。
【シロは嘘をついている……】
「3人名乗り出たが……これは
偽物が二人がいるという事で相違ないか?」
「あぁ、その通りだ」
Round3/5
→シロを疑う
「シロちゃんが怪しいと思うな~
目が少し震えてたように見えたよ~」
→→疑いに同調する
「あら奇遇ねぇ?
私も怪しいと思ってたわ。同じ意見よ」
→→→疑いに同調する
「わたくしもシロさんが怪しいと思いますわ」
→【哀しむ】
「そんなぁ……頑張ってるのに……」
→弁護する
「ま、まだシロちゃんが怪しい要素はないよ!」
→→弁護に加わる
「はいはーい、
シェリーちゃんもそう思いますぅ!」
Round4/5
→【全員排除しろ】
「12人中人外は4人。
そのうちドクター3人の中に人外は2人」
「つまり簡単だ。
ドクターを全員医務室送りにすればいい。
確実に倒せる方法だ」
→賛成する
「相手にダメージを与える為に味方ごと
医務室送り? いい趣味ねぇ~ヒロちゃん」
「誤解を招く言い方は止めてほしい。
勝つための手段にすぎない」
→→賛成する
「のあもその作戦でいいよ~」
→→→賛成する
「まぁ、【ドクターの情報】を失っちまう
リスクはあるが……ウチもそれでいいぜ」
→→→→賛成する
「それなら、確実に半分ほど相手を
削れるのか、ならいいと思うぞ」
→反対する
「まっ、待ってよ! 【ドクター】を
そんな簡単に切り捨てていいの?」
→→反対する
「そうですわ!
まだ見捨てる段階じゃありませんわ~」
→→→反対する
「おじさんも反対かな……
一日くらい待ってもいいんじゃないかな?」
→→→→反対する
「わ、私も……反対させてください」
「見事に意見が真っ二つだな……」
「私の意見に賛同するなら
【ドクターに投票】してくれ」
Round5/5
→シェリーを疑う
「シェリーちゃん、いつもより
無理してるような……そんな気がするんだ」
→→疑いに同調する
「ウチも怪しいと思ってる。
なんか隠してねーか? 橘」
→否定する
「えぇ!? 私ですか!
いつものパーフェクトシェリーちゃんですよ?」
→弁護する
「なんでシェリーさんが
疑われる流れになるんですの」
→→弁護に加わる
「まだ、疑いをかける根拠を
シェリーさんに見つけてません」
Round終了
「そうそう、こう話し合って
時間が来たら投票の時間だね」
「一番怪しい人物にそれぞれ投票するんだ」
「私のセリフを取らないでほしいですね
……では投票の時間です」
▶︎投票
アンアン → シロ
ヒロ → シロ
ノア → シロ
ミリア → ヒロ
レイア → シロ
シロ → シェリー
エマ → シェリー
シェリー → シロ
ハンナ → レイア
マーゴ → シロ
メルル → ヒロ
アリサ → シロ
▶︎結果
シロ 7票
シェリー 2票
ヒロ 2票
レイア 1票
「医務室行きは『シロ』に決定しました」
「うーん、やっぱり難しいなぁ……」
「ではシロさんは
後ろの椅子へ移動してくださいね」
「はーい」
シロちゃんはテーブルから少しだけ離れた
椅子に座った。一番最初に医務室送りされたのに
なんだか嬉しそうな表情をしているね。
……ゲームから退場させられたのに
そんなに喜ぶかなぁ……。
「では皆さん【夜のターン】に移ります。
今からアイマスクを配りますね」
そういうと離れたテーブルの上に人数分の
アイマスクがあることに気がつ……あれ?
普通のアイマスクじゃないね?
「おい、ゴクチョー。なんだこのアイマスクは」
ヒロちゃんが
アイマスクに色々なデザインが描かれてるみたい。
「ふふ……なんだい? これ」
「人を馬鹿にしてるのか……」
「うーん、面白いデザインだね」
怒った目、ギョロ目、少女漫画の誇張された目など
様々な種類の目が描かれているね。
これを付ければいいのかな?
「はぁ……仕方ない。とりあえずつけるぞ」
そういうとヒロちゃんは無造作に一つ取り、
真っ先に着けた。
【めちゃくちゃ大きい目】のマスクを。
「ヒ、ヒロちゃん……ふ、ふふ」
「ヒ、ヒロ君……くくっ……」
「ヒロさん。面白い顔してますよぉ、ぷぷぷ!」
真面目なヒロちゃんがそれを付けてる
ギャップにやられたのかな?
アリサちゃんやハンナちゃんが目を逸らしてる。
「君たち、笑ってないで早くつけろ。
夜のターンにできないだろ」
「あぁ、そうだね……ふふ」
「ミリアちゃん。
写真撮っておいて? ヒロちゃんの顔」
「えぇ!?」
「おい、マーゴ」
「冗談よヒロちゃん。うふふ」
渋々皆それぞれ手に取って
“ふざけたアイマスク”を付ける。
真っ黒なペイントで塗られた
綺麗な夜空のような光景になった。
「皆さん、アイマスクを付けましたね?」
「では【夜のターン】です」
「まずエンジニアの方はアイマスクを
ゆっくり取って調査先に指を向けてください」
…………。
「……では次にドクターの方も同じように」
……のあは【乗員】だからこの時間暇だな~
早く終わらないかな~。
「──はい、処理が終わりました。
皆さん。マスクを外してください」
夜空は消えて明るい部屋の光が目に入ってくる。
ちょっと眩しく感じちゃった。
「桜羽エマさんが襲撃されました」
「え? ボク?」
「はい。シロさんと同じ列の
椅子に移動してくださいね」
「あぁ! エマさんが〇されました!」
「勝手に〇さないで! シェリーちゃん!」
“とぼとぼ”とシロちゃんの座った椅子の
隣に移動していくエマちゃん。
シロちゃんとの反応の差が面白いな~。
「では二日目、【朝のターン】です」
左手をあげ、目立つレイアちゃん。
「まずは、『調査結果』を聞こうか!」
「じゃあ、私から言うわね?
【ハンナちゃん】が【黒】よ? 見つけたわぁ」
「私の結果では……
【エマさん】が【白】ですぅ……ごめんなさい」
「ドクターの結果はどうだ?」
「私から言おう!
【シロ君】は【白】だったよ。」
「あっれぇ~? おかしいですねぇ~
【シロさん】は【黒】でしたよぉ~?」
【エンジニア】報告
マーゴ:ハンナ 黒
メルル:エマ 白
【ドクター】報告
レイア :シロ 白
シェリー:シロ 黒
シロ :凍結済
「エマが襲撃されたな。
彼女はほぼ、乗員側だろう」
「それはどうしてですの?」
「基本、襲撃されて逃げられるのは【バグ】だ」
「エマが『潜伏AC主義者でもない限り』、
乗員の可能性が高い」
「そう……なんですの?」
「まあ、エマが【バグ】で消滅した
薄い可能性もあるが……気にしても仕方ない」
Day 2
Round1/5
→シェリーを疑う
「昨日の会話、みんなは覚えているか?
エマはシェリーを疑っていた」
視界の端でエマちゃんが反応した。
「そう考えると……
君が怪しくなるんだ、シェリー」
→【同意を求める】
「確かにそうかもね!
皆! ヒロ君についていこう!」
→→疑いに同調する
「そうだな。二階堂の意見は
説得力がある。それでいいと思うぜ」
→→→疑いに同調する
「そうだよねぇ~。
それにドクターだし丁度いいんじゃないかなぁ」
→→→→疑いに同調する
「そうとは限らないと思うけど……
ノアちゃんの意見と同じだから乗っかるわ」
→【反撃する】
「たしかに私は疑わしいですけど……
ヒロさんも結構怪しいですよ?」
→ヒロを疑う
「シェリーちゃんを疑うのもいいけどさ。
ヒロちゃんに意見が偏りすぎてない?」
→→疑いに同調する
「そ、そうですわ!
ヒロさんの方が──怪しいですわ」
ハンナちゃんの瞳が明らかに揺れてるし、
それに焦ってる雰囲気も漏れ出てる……。
多分、【ハンナちゃんは嘘をついているね】。
Round2/5
→アリサを疑う
「うーん、そうですねぇ。
アリサさんが怪しいと思います!」
「発言回数が少ないように思えますし」
→否定する
「……はぁ?
もうすこしまともな根拠で疑ってこい」
→弁護する
「アリサは怪しくないと思うぞ。
特に根拠はないが……」
→→弁護に加わる
「うん、おじさんも
アリサちゃんは大丈夫だと思うな」
Round3/5
→ハンナを疑う
「ハンナちゃん。シェリーちゃんと
ライン……つながってなぁい?」
→→疑いに同調する
「そうだね。それに黒じゃなくても
判断材料にできるし、賛成するよ」
→→→【同意を求める】
「確かにそうかもね!
皆! ノア君についていこう!」
→否定する
「なっ! わ、わたくしは無実ですわぁ~」
→弁護する
「たしかに遠野も怪しいが、
ウチは蓮見と城ケ崎のラインが気になるな」
→→弁護に加わる
「そうだよね! そこの二人も十分怪しいよ」
Round4/5
→レイアを疑う
「レイアさんが怪しい……と思います」
「さっきから人の意見に
乗っかってるだけのような……」
→→疑いに同調する
「まぁ、メルルの意見もわかる。
同意を集めようとしてるからね」
→否定する
「えぇ!? 私はしっかり
意見を述べているだけで……」
→弁護する
「そうねぇ、今のところ
レイアちゃんに嘘は見当たらないわよ?」
→→弁護に加わる
「そうだよね。のあ、
レイアちゃんは怪しくないと思うな」
Round5/5
→【雑談する】
「そういえば、なんで
このゲームをやろうと思ったんです?」
→雑談にのる
「あぁ、それはわがはいの発案だな」
「久しぶりに皆で遊びたいと思っていたんだ」
→雑談にのる
「あぁ、それで急に集められたんだね……」
→【止める】
「いや、今は雑談してる場合じゃねーだろ!」
Round終了
「それでは、『投票の時間』です」
▶︎投票
アンアン → シェリー
ヒロ → シェリー
ノア → シェリー
ミリア → レイア
レイア → シェリー
シェリー → レイア
ハンナ → レイア
マーゴ → シェリー
メルル → レイア
アリサ → シェリー
凍結済み シロ
襲撃された エマ
▶︎結果
シェリー 6票
レイア 4票
「医務室行きは
『シェリー』さんに決定しました」
「そうですかぁ、では仕方ないですねぇ~」
「あとは頑張ってください!」
「うぅ……シェリーさん……」
シェリーちゃんはルンルンと
楽しそうにエマちゃんの隣の席に座った。
「では、目を隠して下さい。
【夜のターン】に移りますので」
アイマスクを再び付け直すと、
目の前が真っ暗になる。
「皆さんアイマスクを付けましたね?」
「では【夜のターン】です」
…………暇だなぁ……。
「──では処理が終わりましたので
アイマスクを外してください」
今回はアイマスクを付けてる時間が短かったから
そんなに眩しくなかった。
「【佐伯ミリアさん】が
襲撃されました。」
「あぁ~おじさんか。
じゃあ移動するね?」
ミリアがシェリーの隣に移動していった。
ちょっと申し訳なさそうな顔をしてるかも。
「ちょっといいか?ゴクチョー」
「なんでしょうか、二階堂ヒロさん」
「皆の飲み物とお菓子が尽きてしまっている」
「一度休憩を挟もう」
気づけば皆のコップとお菓子の袋の中は
空になっていた。
全然気が付かなかったね……。
「やはり、ヒロ君は面倒見がいいね!」
「……【正しいこと】をしてるだけだ」
「わがはいも、ヒロは優しいと思うぞ」
「……そうか?」
といいつつ、少し頬が赤くなっているね?
「……私が取ってくるから。
レイア、ちょっと手伝ってくれ」
「あぁ、勿論だとも」
そういうとヒロちゃんとレイアちゃんは、
皆それぞれのコップを取りトレーに並べ、
それを持ちつつ娯楽室から出て行った。
そういえば、あの時。アンアンちゃん、
カードをすり替えてたみたいだけど……
一体、何を入れたんだろう?
……聞いてみよーっと。
「アンアンちゃん、さっきのいたずらって……」
「あぁ、皆が面白くなるように、
わがはいが考えた役職を入れてみたんだ」
「へぇ~アンアンちゃんの
オリジナルカード? 面白そうだね!」
それヒロちゃんに秘密にしてるみたいだけど、
……大丈夫? 後で怒られないかな?
「シェリーさんが医務室送りだなんて……」
「ハンナちゃん……ちょっといいかしら?」
「なっ、なんですの?」
「別にシェリーちゃんが100%
人外って決まった訳じゃないわよ」
「……どういう意味ですこと?」
「私から見たら、
誰が“本物のドクター”なのかわからないわ」
「それに【シェリーちゃんが本物と仮定すると】
調査結果からグノーシアを処理した後じゃない」
「そうですわ……ね」
「なら、レイアちゃんが本物だった
場合のことを考えると、レイアちゃんの
医務室送りは後回しにしたくならない?」
「……たしかにその通りですわね……」
「わかってくれて助かるわぁ」
「それはそれとして……
調査報告からハンナちゃんが怪しいけどね」
「なっ!」
ハンナちゃんを言葉で転がしてる──
マーゴちゃん……相変わらず心理戦に強いなぁ。
のあは演技できなくはないけど、
……そんなにうまくないし……。
今度、レイアちゃんに教わろうかなぁ。
「……一応参加してるが、
こんな感じでいいのか?」
「大丈夫だと思うぞ」
「ならいい」
「夏目、オメェ……
もうちょい喋ったほうがいいんじゃねーか?」
「ウチ目線、
一番怪しい位置になっちまってるぞ」
「それが狙いなんだ」
「……どういう狙いだ?」
「わがはいが護衛天使だろうと疑わせれば、
護衛天使が無事になるだろう!
いい作戦だと思わないか?」
「…………」
「それ、ウチに言うとダメじゃねーか?」
「………………あっ」
「………………」
気まずい空気が流れてる……。
その空気からのあは目を逸らす。
すると、ミリアちゃんが近づいてきた。
「ノアちゃん、よく
シロちゃんが怪しいって言えたね?」
「そうだね!
なんか、嘘ついてる気がしたんだぁ」
「そっかぁ、おじさんはレイアちゃん
見てたから気づかなかったかも……」
「そうだよねぇ、他の人を注視してると
気づかない事あるよねぇ」
「それにしてもこのお菓子おいしいね?
以前のここの食事は酷かったのに……」
「のあたちが作るときもあるけど……
ナノカちゃんとココちゃん
特製のお菓子だからかな」
「え? ココちゃんが?」
「そうだよ~」
「へぇ、ココちゃんも成長したんだね」
感心したミリアちゃんと会話して
楽しんでると……
他のところから聞こえてくる
メルルちゃんとエマちゃんの会話。
「エンジニアってどう
信用取ればいいんでしょうか……」
「ボクもこれが初めてだから
セオリーはよくわからないけど……」
「怪しい黒そうな位置より、
喋ってる白い人を狙えばいいんじゃないかな」
「それでいうと……
ヒロさん、アリサさんとかですか?」
のあも乱入しよーと。
「そう……かも……」
「怪しい位置は医務室送りになっちゃうし、
ボクならわかりづらい人を狙うよ」
「うーん、奥が深いですねぇ……」
「のあがエンジニアだったらエマちゃんを
調査してたからメルルちゃんと同じ意見かなぁ」
「あぁ、ノアさんも……
ありがとうございます」
遠くでシェリーちゃんとシロちゃんが
小声で何か話し合ってるのを横目に、
のあたちはヒロちゃんとレイアちゃんが
戻ってくるまで会話を続ける。
暫くの間、メルルちゃん、エマちゃん
途中から入ってきたミリアちゃんと雑談した。
それぞれ配役推理してもよろしいですよ。