ブルーアーカイブWithシンダー・カーラ   作:qeqe

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今回は短めです。また、当初の予定通りアンケートは変更します。これまでの協力、ありがとうございます。別のアンケートでもよろしくお願いします。


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「そうだ、あんた口無しに使える猿轡は知ってるかい?積んでる奴らが目覚めると面倒なんだ。」

 

「考えなしだったんですか…。うーん…ごめんなさい、力になれそうにないです。」

 

「どうしようか…こいつらの生態が全くわからないから下手なことしたくないんだけどねぇ。埋めちまうのが1番早くて確実なんだが…掘り返したとき目覚めると思うかい?」

 

「なんとも言えませんね…。そんなの考えたこともなかったです。首を絞めるのとどっちが致命的なんでしょうか。とりあえずテープかなにかで首を巻けばいいんじゃないでしょうか。」

 

「…なら寄り道するとしようか。あまり気が進まないんだけどねぇ。」

 

「寄り道?どこかアテがあるんですか?」

 

「仮の倉庫にしようと目をつけてた場所があるんだ。そこにまとめて閉じ込めておくとしよう。」

 

「なら私はどうしましょうか。別行動でも構いませんし、ここまでしたなら最後まで付き合うつもりでもあります。」

 

「なら着いてきてもらおうか。待ち合わせに2台も持っていくのもどうかと思っていたんだ。あの子たちへのお土産以外降ろして行くとしよう。」

 

「わかりました。立地はどうなんですか?どうせ抜かりないとは思いますが、念のため。」

 

「心配ないさ。なにせ最終的にはそこで取引しようとしてるからねぇ。まだアトラクションには使えないんだけどね?」

 

「また罠仕掛けるつもりですか…魔女よりも悪辣な気がしてきました…シンデレラの魔女は悪さしないはずなのに…。」

 

「相手が相手だし余裕もないからねぇ。おっと、そろそろ着くよ。」

 

 車を停めたのはかつて文化ホールとして使われたであろう建物だった。ほどよい密度の住居に囲まれているが、どこも色褪せた廃墟となっている。

 

「こっちだよ。どうだい?ちょうどいいと思わないかい?」

 

「どうと言われても…いいんじゃないでしょうか。それよりさっさと済ませてしまいましょう。起きても面倒ですしカーラの友人さんを待たせるわけにはいきませんから。」

 

「そうだね、屋根から降ろすのを手伝ってくれ。あとは荷物を運んでもらうとするよ。」

 

 2人で手分けして捕虜を運ぶ。運んだあとフツカを外で待たせ、生身の肉体には少々酷すぎる縛り方で床に転がし、扉を外から重量物で封鎖する。

 

「終わりましたか?。」

 

「ああ、バッチリさ。これでちょっとやそっとじゃ逃げれないだろ。」

 

「ならどれを持って行くか選んでもらえます?ひとまず近くに並べましたので。」

 

「律儀だねぇ。あんたはあの中で気に入ったものはあったかい?」

 

「後のことを考えるとあまり手が伸びませんよ。変な因縁つけられたくないです。」

 

「そこまで考える子がなんであんなとこにいたのか、私はそっちのほうが不思議だよ。私よりよっぽど変わってるよ?」

 

「言わないでください…今も若干後悔はしてるんですから…。」

 

「おや?地雷踏んじまったみたいだね?まったく、年ごろの娘はわかんないもんだ…外に出してもらったとこ悪いが全部持っていくよ。2人乗るのに邪魔なやつだけ置いていこう。その方が驚くだろ。」

 

「わかりました。カーラさんの乗ってきたやつはどうするんです?」

 

「近くの家をちょちょいと使わせてもらうさ。」

 

 カーラは少し離れた住居に壁ごと破壊する荒技で穴を開け、車を入れて瓦礫で塞いでしまった。

 

「………それでいいんですか?」

 

「見てたらわかるだろう?あれくらい退けるのなんて朝飯前さ。」

 

「……なにも言いません。行きましょうか。」

 

 

 

    ───────────────

 その後合流するなり日向に飛びつかれたり借金と戦利品の交換を済ませた後、あれこれ差し出される食事を飲み食いし全員潰れたのを確認して仮眠を取った。

    ───────────────

 

 

 

 翌日(日付で言えば同日)、昨日と同じ時間にカーラは目覚める。全員未だ眠りこけており中々起きそうにない。

 

 朝食を摂りながら起きるのを待つかどうしようか悩んでいるとカーラのスマホが着信を告げる。外に出で通話ボタンを押し無言で出方を伺う。

 

(誰だ?元の持ち主か、負け犬の遠吠えか、大穴で公権力か?)

 

『……もしもし?聞こえているかな?』

 

「あぁ聞こえているよ。」

 

『よかった。君は灰かぶり…なのかな?』

 

「そう言うあんたは?」

 

『ごめん、名乗ってなかったね。』

 

『私はシャーレの顧問だよ。』

 

「シャーレ?ずいぶん仕事が早いんだね?それとも暇なのかい?」

 

『困っている生徒より優先される仕事なんてないよ。』

 

「……へぇ?なかなかかっこいい台詞じゃないか。それで?依頼は受けてくれるのかい?」

 

『君の戸籍を確認してほしい…だったね?』

 

「あぁ、合ってるよ。どうにも記憶がなくてねぇ。自分が何処の誰なのか、あんたたちならわかるかと思ってね?」

 

『…君は昨日、ヴァルキューレと戦った灰かぶりとは別人なの?』

 

「…そうだと言ったら?」

 

『それならなおさら君と会わないとね。』

 

『どんな事情が合ったのか教えてくれる?』

 

「出頭しろって?それは無理な相談だね。」

 

『違うよ、君を捕まえるつもりはないんだ。』

 

『なら君が会う場所を選んでもいいよ。』

 

「あんたはよっぽどのお人好しみたいだね?それがメッキかどうか、俄然気になってきたよ。シャーレのホーム、そこにするとしよう。私の期待を裏切らないでおくれ?」

 

『わかった、準備しておくよ。』

 

『時間の都合がつくのはいつかな?』

 

「私は早いほど嬉しいねぇ。なにせ明日以降は商談が入るかもしれないんだ。あぁ、忘れてた。絶対に守ってほしい条件がある。盗聴が不可能であることだ。それが無理ならこっちに来てもらうことになるね。」

 

『………、……。大丈夫、用意できるよ。』

 

「それは何よりだ。なら、いつ向かえばいい?私はいつでも平気さ、合わせるよ。」

 

『なら今日の昼過ぎはどうかな。』

 

『14:00から数時間あれば十分かな?』

 

「いいねぇ。会えるのを楽しみにしているよ?」

 

『お手柔らかにお願い、ね?』

 

『それじゃあ、なにかあったら連絡してね。』

 

 そう言って電話が切れる。予定が決まったカーラはシャーレに向けて支度を始めるのだった。

 




次回、先生と面接!…に向けて早速アンケートに協力お願いしてもいいですか?私としてはかなり切実ですのでどうか投票お願いします。

先生の会話について

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