悪魔の名を持つMSがダンジョンにいるのは間違っているだろうか   作:余楽

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………アレ?アレぇ!?なんで1話なのにお気に入りに登録者10人も!?しかも2人も投票してもらってるぅ!?と言うかUAが1000超えてる?!?!?別の作品かなり時間掛かったのに!?
あっ、Cocomiさん、パラダイムガンダムさん投票ありがとうございます!!!
まさか、ここまで見てもらえるとは……よし!冬休みの期間だけですがこちらをメインで投稿させていただきます!

大丈夫だろうか?皆さんが満足するように書けているだろうか?……かなり不安だ……


その名はガンダムザガン

 

 

遡ること十数分前ガンダムザガンは多少、いやかなり混乱していた

 

耳の長い少女を木を薙ぎ倒しなが追っかけたのが原因でその少女から攻撃されるのはまだ理解出来る、自分が100%悪いのだから、だが出会い頭に風を纏った金髪の少女や双子の姉妹に本気で破壊しようと殺気を込められ攻撃されるのは流石に理解出来なかった

それも当然だ、昔 約300前は自分が現れるだけで部下や一般市民の方々歓喜の声を上げたり安堵の声を漏らしていた

それは自分は守護者と信頼されていた証でもあるのだが、出会い頭に攻撃される理由など一切無いし、キッカケを作った記憶もない

ザガンは、どうにか冷静になってもらう為に彼女達からの攻撃を上手く防ぎ、攻撃をしないことで自分は無害だと示そうとした

 

示そうとしたが背後から何者かが近づいて来ている、勘で察したザガンは即座に腕をその方向に出し攻撃を防ぐ、殺気がダダ漏れだそんな攻撃、誰でも反応出来る

ザガンは蹴りを入れた人物を確認しようと少し顔動かしその顔を確認するがそれと同時に動揺する

何故なら蹴りを入れてきた男には記録にしか残ってないが動物の耳や尻尾がある確かオオカミだったか、その耳と尻尾があるのだ、人でありながらオオカミの要素を持つ存在、それはザガンを混乱されるには十分だった

多少混乱しているとはいえ、何度も蹴られるのは心地いいものではないザガンは男の足を掴み金髪の少女が居る方に最良の手加減で投げる、ここで乱雑に投げて傷つけてしまえば本当に終わりだ、まともに話しすらしてもらえないだろう

どう対処するべきか悩んでいると目の前にいる人間達の会話が聞こえてくる

 

 

「おい!レフィーヤ!詠唱を始めろ、俺達だけじゃあまともに有効打すら当てられねぇ。与えられるとしたらお前の魔法だけだ!守ってやるからさっきみてぇにヘマすんじゃねぇぞ!」

 

「ちょっと!なにベートが指揮ってんのさ!」

 

「うっせぇ黙ってろ!!」

 

「ちょっと、喧嘩してる暇ないでしょう!さっさと行くわよ」

 

 

『詠唱』に『魔法』、聞き覚えのない言葉聞こえてきた

なんだそれは?あの長耳の少女か、それとも金髪の少女か、それともあの双子の姉妹の誰かが何かしてくるのは間違いないだろう

だとすれば、後者2つはあり得ない金髪の少女も双子の姉妹も魔法とやら使わず武器で攻撃してきた。

だとすれば長耳の少女だろうが、何をしてくる?

 

 

「は、始めます!【解き放つ一条の光、聖木の弓幹】」

 

 

考えていると長耳の少女がナニカを言い始めるのと同時に3人が3方向にバラけると最初に金髪の少女が風を纏いなが突っ込み切り払いを放ってきたが対処出来る攻撃を喰らうつもりはない『ナノラミネートアーマー』のお陰で物理攻撃や斬撃などは殆ど効かないとはいえ下手な消耗をする程のザガンは愚かではない金髪の少女の剣を掴む。

 

思ったより『脆い』力を込めたら簡単に『折れてしまいそだ』

 

剣を折ってしまわない様に細心の注意を払っていると長耳の少女の声が聞こえる

 

 

「【汝、弓の名手なり】」

 

 

オオカミの男が死角に回り込んだいるようだが対処は可能だ、シールドプライヤーユニットを動かしオオカミ男の蹴りを防ぐが、ザガンはすぐにもう片方のシールドプライヤーユニットを動かす準備をする

理由は勿論もう1人、双子の姉妹の片割れだ死角に回ってからオオカミの男と違い気配を感じなくなった。

気配を消してるのだろうか?少し厄介だがほんの少し足音が聞こえる、ならその方向に合わせてシールドプライヤーユニットを動かせばいい

 

シールドプライヤーユニットを足音が聞こえた方へ向けるとタイミングが良かったらしい片割れの攻撃を防ぐことに成功する

 

 

さて、どうするべきか。このまま防ぎ続けてもいいのだが埒が明かないな

 

 

そんなことを考えていると突然、手に弱いが衝撃が走る

手に視線を向けると弾かれナイフがあった、とするとそのナイフを投げたのは接近戦を仕掛けている双子の姉妹とは別の片割れだろう

突然、衝撃が走ったことで変に力みそうになったので金髪の少女の剣を手放す

 

 

「【狙撃せよ、妖精の射手】」

 

 

何となくだが分かった、これが『詠唱』というやつなのだろう。だとすると、この『詠唱』が終われば『魔法』とやらが放たれるのか……未知の攻撃『魔法』、光学兵器とは異なる攻撃手段、流石に未知の攻撃をナノラミネーアーマーが防げるから分からない流石に避けるべきだろう

 

そんな事を考えているとオオカミ男が突っ込んで来た。先程よりも速い『魔法』とやらの対処もしなければならないのだ、接近戦に付き合う暇はないとザガンはシールドプライヤーユニットで妨害しようと前に突き出すが風を纏った金髪の少女の一撃でシールドプライヤーユニットが逸らされオオカミ男が肉薄すると強めの蹴りが胴体に撃ち込まれた

ザガンの防御能力はガンダムフレームのなかでも上位に当たるほど防御力があるのだ攻撃が効くことはないが既に手遅れである

 

 

「【穿て、必中の矢 】アルスレイン!」

 

 

『魔法』という存在を知らなかったザガンは気付かなかった、既に()()()()()()()()()()()()()()

 

光の矢が形成されザガンに放たれた。

突然放たれた光の矢に反応出来ず直撃する    が、たいして効かなかった

それも当然だ、使われた魔法は光魔法だ形式こそ違えどナノラミネーアーマーは光学兵器に圧倒的な耐性がある

それ故にアルスレインはザガンには効かなかった

 

 

これが魔法、系統としては光学兵器と似たものか、なら脅威はない………何か来るな

この場にいる5人の足音とは違う力強い足音だ、かなりの手練れか

 

 

誰かが飛び上がるのを視認するとザガンは、シールドプライヤーユニットを展開し振り下ろされた大戦斧を受け止める。攻撃を仕掛けた人物へ目を向けると背の低い髭を生やした男だった。力は強いがその程度で負ける程、ザガンはやわではない男を金髪の少女達の方へと投げる

ど騒ぎ過ぎたみたいだ、人が増え始めた

すると1人の長耳の女性が長耳の少女達の元へと走って近づいてきた

雰囲気は母親の様だがそれと同時に纏っている雰囲気は先程の男と同じものだ、負けることはないだろうが注意は必要だろう。

警戒していると会話が聞こえてくる

 

 

「リヴェリア様!それが見覚えのない()()()()()が!」

 

 

『モンスター』とは一体なんなのだろうか?分からない事が多過ぎる。いや、分からない事を考えても分からないものは分からないんだ、取り敢えずまずは話さなければ、あの5人は無理でもこれ程、人がいるのだ1人は話しを聞いてくれるだろう………まて、まず私はどうやってあの者達と話せばいい?

 

ザガンは忘れていた。自分はMSであり自分の意思で、自分の声で喋れない。そんな当たり前の事を冷静さを欠いていたザガンは気付けなかった。

どうやってコミュニケーションを取ればいいか悩んでいると1人の男の子が現れると周囲の人々が沸き立つ

 

 

「「「団長!!」」」

 

 

団長……つまりあの幼子が………いや、見た目での判断はしてはいけないか立ち方や口調からでも分かる落ち着き具合、何より纏っている雰囲気からでも分かる先程の2人同様の手練れだ

 

最早、対話などという雰囲気はない。どう抗っても戦闘は避けられないだろう

すると、誰かの悲鳴が響いた

ザガンは、悲鳴が聞こえた方を見ると巨体のプルーマ擬きがワラワラと群がりながら接近しているのが見えた

 

 

プルーマらしきヤツがいるが『天使』が生み出した物の比べるとあまりにも生物らしい、プルーマでないとしたら此処に『天使』はいない

だからといって、安心はしてられないプルーマ擬きは人々を襲っている

人類の脅威ならば排除するまでだ

 

 

地を蹴りプルーマ擬きへ突っ込もうとしたが大戦斧を持った男に阻まれ

振り下ろされた大戦斧をシールドプライヤーユニットで受け止める

 

 

「簡単に通らせる訳なかろう!」

 

「いいぞ!ジジイ!そのまま抑えてろ!」

 

 

再び接近してくるオオカミの男に対しザガンは大戦斧を持った男を無理矢理押し退け振り返ると加減をした拳を突き出しオオカミ男が放ってきた蹴りを相殺する

 

 

「チィ!これにも反応出来んのかよ、化け物が!」

 

 

ザガンはオオカミ男の足を掴もうとするが金髪の少年の槍によって阻まれる

2人は同時に距離を取る為に地を蹴る

 

現在の状況はザガンを囲む様に、金髪の少年が正面、左側にオオカミ男、右側に大戦斧を持った男が立っている

後ろには誰もいないが広がっているのは森のみ、もし森に入っても彼等は追って来るだろう。

ザガンは覚悟を決め拳を構えるが次の瞬間、長耳の少女の背後からプルーマ擬きが現れた。

周囲には誰も居ないこのままでは彼女は死んでしまう、ザガンは一瞬生まれた隙を突きスラスターを吹かしプルーマ擬きへと接近する

一瞬、金髪の少女を通り過ぎたが気にしている余裕はない、プルーマ擬きの前に立ちシールドプライヤーユニットを前に押し出しプルーマ擬きの攻撃を防ぐと確実にプルーマ擬きを始末する為にスクリューパンチをぶち込んだ

プルーマ擬きが破裂するのを見届けるとザガンは振り返り長耳の少女にザガンは話し掛けた

そう、ザガンは()()()()()()()()()()()()だけで話そうと思えば話せたのだ

 

 

『大丈夫ですか?』

 

 

出来る限り驚かさないように優しく話し掛けたのだが、長耳の少女は愚か回りにいた者達も驚愕の表情をしていた

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

そして現在、ロキファミリアの面々は混乱や動揺していた

モンスターが冒険者を()()()()()()のだ、おまけに人語を()()()()()()()が出来る今までにない事例に混乱しているが動きは止めず戦闘を続けていると人型モンスターが芋虫型のモンスターに突っ込んで行きタックルだけで何体も破砕していった

 

あまりに異様な光景にフィンは、呆気に取られていたがすぐに気を取り直しこの状況を好機と捉えたフィンは、レフィーヤとリヴェリアに指示を出す

 

 

「呆気に取られている場合じゃなかった、レフィーヤ!リヴェリア!後退して詠唱を始めてくれ!これ以上の犠牲を出さない為に急ぐんた!」

 

「分かった」

 

「わ、分かりました!」

 

 

2人は後退すると詠唱を始める

 

 

「【誇り高き戦士よ、森の射手隊よ】」

 

「【終末の前触れよ、白き雪よ 黄昏を前に風を巻け】」

 

 

ロキファミリアの団員達は、リヴェリア達が詠唱を始めているのが分かるとモンスター達をリヴァリア達に近づけまいと必死にモンスターへと食らいついていく

 

 

「【押し寄せる略奪者を前に弓を取れ】」

 

「【閉ざされる光、凍てつく大地 間もなく、焔は放たれる】」

 

 

芋虫型モンスターの溶解液を擦り怪我をして動けなくなってしまった団員を芋虫型モンスターは喰らおうとし近づくがザガンはさせまいとモンスターに急接近して肉薄するとシールドプライヤーユニットを展開し挟み込むと持ち上げ無理矢理引きちぎった

 

 

『大丈夫ですか?まだ動けますか?』

 

「え、え、えっと、うぅ、動けそうにないです」

 

『分かりました。では貴方を連れ一度後退します』

 

 

ザガンは、怪我した団員を担ぎ上げ一度後退する

そんな中でも詠唱は進んでいく

 

 

「【同胞の声に応え、矢を番えよ】」

 

「【忍び寄る戦火、免れえぬ破滅。開戦の角笛は高らかに鳴り響き、暴虐なる争乱が全てを包み込む】」

 

 

アイズはモンスター達を近づけまいとエアリアルを発動し全身に風を纏うとモンスターへと突っ込んで行く、放たれた溶解液を弾きながら接近しデスペレイトで切り裂いていく

 

 

「【帯びよ炎、森の灯火】」

 

「【至れ、紅蓮の炎、無慈悲の猛火 汝は業火の化身なり】」

 

 

モンスターの群れはリヴァリア達を狙い押し寄せて来た、アイズやフィン、ガレス、ベートはリヴァリア達を守る為に前へ出て攻撃することで数を減らしたりしているとザガンが前線に戻り全力のスクリューパンチをモンスター達に放ち数体を一撃で吹っ飛ばした

 

 

「【撃ち放て、妖精の火矢】」

 

「【ことごとくを一掃し、大いなる戦乱に幕引きを】」

 

 

詠唱も終わりへと近づくとフィンは全員に指示を飛ばす!

 

「全員引け!リヴァリア達の魔法に巻き込まれるぞ!」

 

 

指示を聞いた団員達は撤退していく

ザガンも同様に下がるが道中逃げ遅れた者が居ないか確認したが居ないと分かると素早く下がっていった

 

 

「【雨の如く降りそそぎ、蛮族どもを焼き払え】ヒュゼレイド・ファラーリカ!!」

 

「【焼きつくせ、スルトの剣  我が名はアールヴ】レア・ラーヴァテイン!」

 

 

2人の魔法陣が50階層全域広がっていく

詠唱を終えると炎の柱と数千にも及ぶ炎の矢が芋虫型のモンスターに降り注いだ、爆撃と言って相違いない程の高広範囲魔法は階層全体を赤く照らした

一瞬にして炎の海が広がり瞬く間にモンスター達を灰すら残さず焼き尽くしていった

モンスター達が殲滅され50階層に静寂が戻るとレフィーヤは緊張の糸が切れたのた力無く地面にへたり込んだ

すると、ティオナがレフィーヤに抱きついた

 

 

「すごいよレフィーヤ!!一撃だよ、一撃!」

 

「あ、ありったけの精神力をつぎ込んだので………お役に立てて良かったです」

 

 

するとリヴァリアがレフィーヤに近づくと頭を撫でながらレフィーヤを賞賛した

 

 

「やれば出来るじゃないか。よくやったレフィーヤ」

 

「リヴェリア様…!」

 

 

周りに居た団員達は戦闘が収まったことで、その場が祝勝の雰囲気に包まれる。だか、その雰囲気は一瞬でなくなった。

その理由は単純だった、ザガンが立っているからだ

 

全員はザガンを警戒するなかフィンが先人を切ってザガンへと近付き話し掛けた

 

 

「まずは、感謝しようレフィーヤ含め団員達をモンスターから守ってくれてありがとう」

 

『気にしなくていいですよ。それが私の()()()なので』

 

 

それを聞いたフィンは、静かに目を瞑ると真剣な眼差しでザガンに問いかけた

 

 

「……質問だ、君は何者だ?」

 

『私は、……ザガン  ガンダムザガン ()()()()()()()()()()()人類を守る為の存在だ』

 

 

()()()()()()()()()()()その言葉に一瞬で動揺や困惑は広がった。人がこんな存在を作ったとはこの場に居るロキファミリアの団員達信じられなかった

フィンもまた、信じきることが出来なかったが信じざるおえない理由もあった。それは親指だ

フィンは危険が迫ったり、存在した場合、親指が疼くのだ。たが今は指は疼くことはなかった。つまり今の彼は敵ではないと言うことだ

 

 

「色々と詳しいことを聞きたいがそれは後でいいだろう。

確認だ。ザガン、君は僕たちの敵なのか?」

 

『私は人を守る為に作られた。何があろうとも人類の敵に回ることはない』

 

 

未だ、信じられないという者も居る中でベートはザガンに噛みついた

そんな中、意外な人物が声を上げた

 

「んなもん誰が信じるかよ!口だけなら誰だって言えるんだよ!

俺たちの敵ならないなんで保証でき   

 

「待ってベート」

 

「な!?なんで、アイズが止めるんだよ!?」

 

 

声を上げたのはアイズだった

ロキファミリアの団員達に更に衝撃が走った。あのモンスター憎しのアイズ・ヴァレンシュタインがザガンの擁護したのだ

それは今まではあり得なかった事だ

 

 

「…私、ザガンと戦ってて何となく分かったの敵意が全くなかった

それに戦闘中、ザガンは私達を投げたり、攻撃を防ぐだけだったモンスターだったら防御なんかしないで攻撃してくると思う」

 

 

確かに言われてみればそうだ。ザガンは攻撃という攻撃はしていなかった。人に向けた攻撃があるとしたら、ベートの攻撃を相殺するくらいしかなかった

団員達は、ザガンの今までの行動を振り返ると納得がいったようでざわめきは収まっていた

するとフィンはザガンに近づき話し掛けた

 

 

「まさかアイズが擁護するとはね。ところでザガン、君はこの後どうするだい?」

 

『……出来れば此処について知りたい。可能であれば此処から出たいお願い出来るだろうか?』

 

「なるほど………ザガン、団員達を助けてくれたお礼だ。しっかり君を地上へ案内しよう、それに君がモンスターでないことも周囲に伝えて話しておこう。

………それで、君が良ければなんだけどね。()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

そのワードに周りの団員達は騒き始めた。当然だ、モンスターではないと否定しているが本当かどうか怪しい

そんな中リヴェリアとガレスがフィンに話し掛けた

 

 

「フィン、流石に急過ぎるぞ。せめて少しでも私達に相談しろ!」

 

「そうだぞ。見ろ他の団員達が混乱してるではないか。それにモンスターでなくとも未知の存在を仲間にするなんて前代未聞だぞ。それにどうやって周りを説得するだ」

 

「すまないね。リヴェリア、ガレス。

でも、アレほどの強さだ。ただ道案内しただけでお別れだなんて勿体ないじゃないかモンスターでないなら是非とも仲間にするべきだと思わないかい?それにザガンは、モンスターの様でモンスターじゃない。人を守る存在だ

そんな存在が、このファミリアに居るとなれば話題にもなるだろう」

 

「それはそうだが……はぁ…」

 

「まったくお主はいつまで経っても変わらんのぉ」

 

 

リヴェリアとガレスは呆れながらも相変わらずのフィンの行動に溜め息を吐いた

フィンは気にせずザガンに話し続ける

 

 

「どうだろうか、ザガン。君が良ければだけどね。」

 

 

ザガンにとってもこれ程にもありがたいことはない

攻撃こそされたが、手助けしてくれるというのならそれにあやかろう

 

 

『貴方達が良いなら私は仲間になりましょう。これからよろしくお願いします団長殿』

 

「おい、フィン!俺はコイツが仲間になるなんて認めねぇぞ!」

 

「君の気持ちも分かるよベート。たが、ザガンは今後ファミリアに必要になってくる。そう僕の親指が疼いて訴えてきているんだ」

 

 

真剣な眼差しでフィンは言われてしまうとベートでも流石に反論出来なかった。ましてや、親指が疼いているなら間違いはないだろう

 

 

「……チッ、分かったよ」

 

 

これですべての問題が片付いたロキファミリアの団員達は各々の持ち場に戻ろうとした所でフィンがある指示を出した

 

 

「全員聞いてくれ、今回のモンスターの襲撃で多大な被害が出た

人的被害こそ少ないが物資は心もとなくなってしまった

その為、遠征は中止だ。これより撤退する各員、準備を始めてくれ」

 

 

フィンの指示を聞いた団員達はすぐに準備に取り掛かり始めたが、ただ1人声を上げフィンに訴える者がいた

 

 

「えぇぇ!!撤退!?まだまだ行けるって撤退なんて勿体ないよ!せめて後、54階層まで!」

 

「ダメでしょ、ティオナ団長に迷惑掛けちゃ。それにウルガもない無いのにどうやってモンスターと戦うつもり?」

 

「……あ」

 

『それなら殴ればよろしいのでは?』

 

 

仲間になったとからには団員達の手伝いでもしようとザガンは動こうとしたがフィンにそこいる様に言われ待って居たがやることもなかったので親睦を深める為にティオネ達の会話に混ざったのだ

 

 

「あのねぇ…アンタと違って私達はそこまで馬鹿力じゃないのよ。上層や中層のモンスターならまだしも深層のモンスター相手に素手なんて死にに行ってるようなものよ」

 

((((上層と中層なら出来るんだ……))))

 

『そうなのですか?あのプルーマ擬き、かなり脆かったので出来るとばかり』

 

(((いや、脆くねぇよ。というかなんだよプルーマって)))

 

 

近場で片付けをしていた団員達は静かに心の中でツッコミを入れた

そんなこんなで大した問題も起きることなく撤退の準備を終えた、ロキファミリアの面々は地上に戻る為に進み始めたのだった

 

 

 

 

 





ーーーーー〈ショートストーリー:脳筋〉ーーーーー

地上へ向かう最中

「ねぇ、ザガン。ザガンはどうして武器を使わないの?」

『私はステゴロメインの調整をしてるので武器を使うよりも殴り合いの方が得意なんです』

「でも、ザガンってかなり強いよね。武器を使ったらもっと強いと思うだよね」

「あ!なら俺の武器を貸してやるよ!」


そういうと1人の団員は武器をザガンに渡す
するとタイミングよくモンスターが現れた


「タイミングがいいな、行けぇザガン!お前の力見せてくれ!」


ザガンはモンスターに近づくと一振りでモンスターを一刀両断した
周囲が湧き立つが次の瞬間、借りていた剣がザガンの力耐えられなかったのか粉々に砕け散った


『あ』

「お、俺の剣が……」

「粉々に砕けたね」


するともう一体モンスターが背後からザガンに向け攻撃を仕掛けたがザガンは反応し拳の強烈な一撃で破砕した


「「「「…………」」」」

『この手に限りますね』

「これがロキが言ってた『のうきん』て、やつだね」

「こりゃ、下手な武器を持たせるより殴らせた方が良さそうじゃのう」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

最後までご閲覧ありがとうございます
もし、内容に気になる点があればお聞かせ下さい
めちゃくちゃ頑張って書き直します

後、やる気に繋がるのでコメントや感想くれると嬉しいです
また、次回もよろしくお願いします

ザガンをベル達と絡ませるか

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