やっぱ好きなんすねぇ!(デンレゼ)
さて、デートするのは良いとして、どういう風なデートコースにしようかね。
まずはメンツを確定させておくか。
「ナユタ、ついてくるか?」
「んーん、暑いしマンガ読んでる」
「分かった」
たかが32度で何を軟弱な……と一瞬思ったが、1995年なら十分にとんでもない暑さか。
じゃあヨルだけだな。
そうなると計算が随分と楽になる。
まあ初回という事でそこまで凝ったものにしなくてもいいだろう。
「じゃあヨル、行くぞ」
「ん、もう行くのか? 何か準備とか……」
「今帰って来たばかりだが、それはお前との時間を逃す理由にはならないからな」
「そうか? なら……」
「っと、だがちょいと物騒な装いになってるんで……30分ばかり貰えるか? 武装解除して身綺麗にしてくるから」
「あぁ、分かった」
危ない危ない、あのままだとヨルの準備時間が無いじゃないか。
それに俺にも考える時間が欲しい。
これでも俺には結構デートコースのストックがあるのだ。
なにせデビルハンターってのは年がら年中街をブラついてるような仕事だからな。
まあ
で、その途中でなんか良さげな店とか施設間の導線とかをメモっている。
これを組み合わせてデートコースを適当にでっち上げるのが、今の俺の仕事だ。
「戦争映画とかかな……いや、こういう娯楽化された戦争はどっちかと言うと嫌いっぽいか。むしろその辺とは一切無関係な方が良いな……」
となると、サバゲーとかアーチェリーとかも無し。
念押しするなら武道の類もだな。
ん、そういえば。
「ナユタ、お前とヨルってお昼食べたか?」
「食べた。ルームサービスの奴」
「そうだったか、ありがとう」
じゃあ食事系も無しだ。
ボウリングとかのアトラクションはどうだろうか。勝敗が分かれる系は好きそうだが、ちょいと博打になるな。その辺制御しようとして手加減がバレたらアウトだし、これも避けるか。
いや、しかし勝敗が分かれないタイプの……アスレチックとかは、いや、東京都心には無いか。都心っつってもそこまで広くは無いし、タクシーでも拾えればそう遠くはないが、初回でやるにはハードルが高い。
となると……戦争とは無関係な、ラブロマンス系の映画でも見るか?
適当に流行りの映画を観て、カフェか何かで感想を言い合って談笑する、みたいな。
無難of無難だな。
つーか普段と何が違うんだそれ。
ちょうどレゼにも『もう少し冒険してみたら?』なんて言われたわけだし、もっと毒気のあるチョイスを考えた方が良いかもしれん。
そもそも名目上は『契約の対価としての歓待』なんだ。
予想を裏切り期待を上回っていかないと、契約達成という事にはなるまい。
んー……ちょっと、いやだいぶ、いや相当、いや結構、いやバチクソに危ないが、それでも結構気に入りそうなコースを思いついてしまった。
これは流石にサプライズには出来ないから、一旦ヨルに確認を取ってからだな。
ヨルが乗り気なら考えよう。
◆◇◆◇
「いや、流石に無いだろ」
「だよなぁ」
「まあそれなりに心躍る誘いだったが……」
Tシャツ+Gパンというラフな格好に薄手の長手袋を付けたヨルは、少し呆れる様な、無念なような表情でそう零していた。
「『地獄で悪魔狩りツアー(武器厳選を添えて)』なんて、超越者たちに捕まったらどうするんだ」
とまぁ、俺が提案したのはそういうものだったわけだ。
ガチの戦闘行動で、勝敗の付かないアトラクションで、
核兵器が復活しているわけでも無いし、戦争に対する恐怖が高まっているわけでもない現状、ヨルの好戦的な気性も随分控えめらしい。
少なくとも、『闇の悪魔』や『落下の悪魔』などに喰って掛かるほど強気ではない。
正直な所、少なからず意外である。
「ふん、まずは生存だ。力を溜めて、武器を揃えて、好機を待つ。今はその時ではないというだけだ」
っと、顔に出ていたか?
「そもそもそれでは私が以前やっていたことと大して変わらないだろうが。せっかくお前というガイドがいるのだから、
「まあ、それはそうか」
アサとデートはよくある事だし、その経験をヨルが全く味わっていないと言う訳ではないのだろうけども。
DVDで見る映画と映画館で見る映画が全く違う体験をもたらすのと同じ様に、やはり自分主体の状態で、というのはよくわかる。
俺になぞらえるなら、今他人が作ったデンレゼ二次絵とか見ても『いやすぐそこに本物あるんやけど?』ってなもんだ。
勿論既にありえなくなってしまったIFの話をはじめとして、得られる啓蒙も様々あるのだけれども。
「よし、ではまず……」
「おん? ヨルって行きたいところあったのか?」
「まあアサの記憶から少しずつな」
……それってほぼほぼ俺と一緒に行った所の様な気がするんだが。
いや、流石に無いか。そりゃあ確かにアサの交友関係はだいぶ『アレ』な節があると言動の端々から嗅ぎ取れはするが、それにしたって友人0の遊びに出かけるの0って事は無いだろう。
原作の回想シーンのお誕生日会では結構な人数が集まっていたようだし、それぐらいの頃まで掘り起こせばいくらでもあるはずだ。
「まずは、『二道』に行くぞ!」
「えっちょっ待ってあそこはちょっと気まず……」
「ナユタァ! 留守を頼む!」
「いってらっしゃーい」
「うわ力つっよ。い、いってきまーす!」
◆◇◆◇
「……」
「……にゃあ?」
「……行ったかな?」
「にゃん」
「よし……いけ! クラムボン! あの2人を尾行するのよ!」
「にゃんにゃかにゃーん!!」
◆◇◆◇
ホテルを出て少し歩けば、それだけで喧噪の質が変わる。
どこもかしこも復興復旧のための工事ばかりだ。
派手に吹き飛ばしておいてなんだが、この調子だといわゆる普通のデートコースは全滅していてもおかしくないのではなかろうか?
まあ、二道は即座に戦場から離れたし、明確な被害と言ったら化け物みたいな銃に吹き飛ばされた窓ぐらいのものかもしれない。
問題は、その化け物みたいな銃を使って窓を吹っ飛ばしたのが俺であるという事だけだ。
「一応、修繕費に迷惑料上乗せして渡したから、最低限の禊は出来てると思うんだけど……出禁になってないと良いなァ」
「そもそもどうして窓を吹っ飛ばしたんだ?」
「視界が通ってたのが悪い」
「反省してないじゃないか」
「気まずいだけであって、反省も後悔もしていない」
これで『何の成果も! 得られませんでしたァ!!』って結果だったら最悪だが、一応ちゃんと明確な成果を上げられただけマシってなもんだ。
そして明確な成果を上げたとしても、愛する人を失った遺族の悲しみには僅かな慰めにしかならない。或いは怒りを奮い立たせる人間もいることだろう。
そんな中で俺に出来る事と言ったら、ただただその成果を誇り、そいつは犬死ではなかったと、誇り高く死んだのだと示し続ける事だけなのだ。
いやまあ、ただのガラスの話なんだけどさ。
「仮に俺が出禁だったらどうする?」
「勿論ゆっくりとコーヒーを楽しませてもらうが?」
「あー、じゃあ先にちょい金渡しとくわ。店先でじゃらじゃらしても迷惑だろ」
「窓を吹き飛ばすのに比べれば微々たるものだろうよ」
言うなって。
◆◇◆◇
さて、二道の前に到着して最初に思ったのは『想像以上に元通りになっているな』という事であった。
俺が吹き飛ばしたはずの窓も、何度か荒っぽく開けたドアも、窓際にある観葉植物も……全てが全て、かつてのあの時と同じ様にそこにあった。
まるで何かの聖域であるかのように、あの時から何も変わっていなかった。
「うわ……」
郷愁や懐かしさの様な何かに圧倒されて、そんな無意味な感嘆符だけが零れて消える。
だが、アサの記憶を掘り起こしただけで、実際には初見のヨルがその様な想いなど抱くはずもなく。
「ほら、さっさと入るぞ」
「えぇ……」
ドアベルを打ち鳴らしながら、ずかずかと上がり込んでいく様はまさしく侵略戦争のごとし。
流石戦争の悪魔だ、物怖じってもんをしない。
普通、入ったことのない個人店とか入りづらいもんだと思うんだけどなァ。
そんなことを考えながら付いて行くと、非常に……非ッッ常~~に珍しい事に、二道には先客が居た。
「そこでワシは言ってやったんじゃあ! 『ワシは、最高のデビルハンターじゃからのぉ』とな!」
「凄いねぇ」
なんだろう、物凄く見覚えのある、しかし実際には見覚えのない角を生やした魔人がいる。
その魔人を、親戚の子供をあやすかのような穏やかな表情で接するマスターもいる。
「いらっしゃ……ジョージ君!?」
「お久しぶりです、マスター。ご無事だった様でお互い何よりです」
「君がここにいるって事は」
「えぇ、あの日、俺が標的にしてた悪魔は無事に始末できました」
「そっか……君には、なんか、もう正直色々と思う所はあるけれど、ひとまずはおめでとう……でいいのかな?」
「ありがとうございます」
良かった、ひとまず出禁って事にはならなさそうだ。
負けたら金なんて使えなくなっちゃうしってことで、迷惑料を肘の高さまで積み上げたのが功を奏したのかもしれないな。
だが、それが逆に、マスターの逆鱗に触れた!!!
みたいなことにならなくて一安心だ。
まあ色々飲み込んではくれたみたいだし、これからもこの店には通う事にしよう。
「それと、アサ……ちゃん……?」
「あ、違います。こいつはヨルと言いましてね。アサとはまぁ……あー、双子の妹なんですよ」
「えぇ!? アサちゃんから聞いたことないけど……」
「まあそれは機会があれば本人に聞いてください。ところで……」
すんすん、と。
俺の体臭を嗅ぐ、角付きの不審者が1人。
「彼女はどこの誰です?」
「あぁ、その子は」
「ワシはパワーじゃ!! デンジという人間を探しておるんじゃが、お前からデンジの臭いがするぞ! 吐けぃ! デンジはどこじゃ!」
あー……これ、あれか。
多分、マキマに血抜きをされて再起動を果たし、デンジの臭いを辿ってこの店まで来たのは、時系列を含めて、原作を完全になぞった流れだったのだろう。完全に日没後に来てたはずだ。
だが、肝心のデンジがここにいない。
当然だ。日没後といえば、そのころのデンジはビームとレゼと一緒に太平洋を渡って西日本に移動していたぐらいだっただろう。
臭いを辿ってデンジを探そうとしたが、しかし二道周辺は戦場のど真ん中。
炸裂する火薬、押し通る火炎、飛び散る血肉……とてもじゃないが、デンジ1人の臭いなど辿れなかったはず。
ほとほと困り果てている所に、恐らく店の様子を見に来たマスターと接触。
ひとまず話を聞くついでに食事でも……とまぁ、この2人の出会いはそんな所だろう。
本来は人権が存在しない血の魔人であるパワーが独り歩きできている理由はよくわからない。
しかし二道へデンジを迎えに行く時点で独り歩きは出来ていた。恐らく、その為にマキマがパワーに与えた裁量だったが、マキマの死によって終了の契機を失い今日まで継続している、とかだと思う。
岸辺は公安の掌握と統率に手間取っている様だし、細かい権限の行き来まで把握できていないのだろう。
「デンジなら……まぁ、多分1か月もすれば帰ってくると思うぞ。女付きで」
「なぬっ!?」
「って事は……デンジ君、やったんだね」
「えぇ、やってのけやがりましたよ」
「おいジョージ、とっとと座るぞ」
「あぁ悪い悪い。ではマスター、また」
ヨルに腕を引かれて、デンジとレゼの定位置だった4番テーブル……ではなく、隣の出入り口に近い所のテーブルに座った。
しかしカウンター席からパワーがこちらにやってくる。
「待て待て待て! デンジはワシのバディなんじゃが!? 女付きってどういう事じゃ!?」
「だからお前以外の女とくっついたんだよ」
「うそじゃうそじゃ! 人間はすぐに嘘を吐くから嫌いじゃ! デンジは胸も揉んだことないようなヘタレじゃぞヘタレ! ワシ以外に付き合い切れる女なぞおるわけなかろう!」
「それは多分1か月後ぐらいにデンジが帰って来てから本人に聞けよ」
「どうせそれも嘘なんじゃろう! 人間はすぐに嘘を吐くから嫌いじゃ!」
虚言癖がなんか言ってらぁ。
「おいパワーとやら」
「……ピィッ!!」
ん、こいつ今『戦争の悪魔』を嗅ぎ取ったな?
俺の銃の悪魔に反応しないで人間扱いしてくるから、てっきりアサとヨルも同じ様に人間扱いするもんだと思ったが。
やっぱ、俺とアサって別カテゴリなのかな?
単純にヨルが表に出てる所為ってのもあるかもだけど。
「見て分からないか? デートの最中なのだ、邪魔してくれるな」
「こっ、こいつが話しかけてきたんじゃあ~……」
「無理無理無理無理」
「嘘じゃ! こいつは嘘を吐いとるんじゃ! あんなに熱烈に口説いてきたくせに! ワシとは遊びだったんじゃな!?」
「初対面だぞ? なんで口説くんだよ」
いやパワーの事も好きだけどさ。
流石にトイレを流さない奴はちょっと……女としては見れない。
ええい、拗れてヨルの機嫌を損ねるのも嫌だし、適当に追い払うか。
「マスター、パワーが好きなのって何?」
「野菜以外はなんでも食べるけど、お肉と甘い物かな」
「じゃ……チョコケーキを俺のおごりで、パワーに。それとこっちにはコーヒーとジンジャーエールで」
「わかったよ」
「ほあ!? なんでじゃ!? やっぱり口説いとるのか!?」
「お前がそこに疑問を抱いたら終わりなんだよ」
とりあえず、食べている間は静かだろうという読みである。
チョコケーキなら果物の類も入っていないので、野菜と誤認して暴れることもあるまい。
……米は野菜って吹き込んだら、米も食べなくなるんだろうか?
「ほー、ジョージが口説いていたのか、それは知らなんだな」
「おい勘弁してくれよ……」
一部始終を全部見ていたくせに、ヨルはそんなことを言いだした。
表情はニヤニヤと楽しそうで、真に受けていないのが丸わかりであったが、別に隠すつもりも無いだろう。
「何が勘弁だ。『あちらの女性に俺からのおごりで』なんて
「キザ……?」
俺としちゃそんなの古典的過ぎて、一周回ってギャグの域だが。
……あ、その感覚って30年近く先の話か。
むしろ今だとホットな頃合いなのかもしれん。
「自覚無しと来たか。重症だな」
「そりゃどうも」
「褒めてないぞ」
「知ってるよ」
自覚と言うか時間感覚と言うか。
「はい、コーヒーとジンジャーエールね」
「ありがとうございます」
「あれ? ジョージ君がジンジャーエール?」
「えぇ、まぁ……」
流石に『アサが淹れた奴の方が客観的に美味しいので、この金額払ってまで飲みたくはない』なんて言いはしない。これでも分別はあるのだ。
逆にヨルはコーヒーというものにそもそも興味を示していたので、この割り振りで正しい。朝食でも飲んでたし。
「ではホラ、埋め合わせにこの私を口説け」
「女性の方から口説くように言われるのは初めての経験だな」
「一つ賢くなれて良かったな」
「皮肉だぞ」
「知ってるぞ。さあほら、アサにも言ったことが無いような、歯の浮く様なセリフを所望する」
「そもそもそれって埋め合わせになるのか?」
「私がなるって言ってるんだから良いだろう。お前の同意など必要無い。だろ?」
「皮肉屋め。舌戦も戦争の範疇か?」
「当たり前だろう」
当たり前なのか。知らんかった。
どうせ殺し合いなんだから、もっと粛々と殺せや。
「ほれ、早くしろ」
「えぇ……?」
どうしたもんか、と一旦ヨルの服装を回想する。
TシャツにGパンを合わせ、そこに薄手の長手袋を装着していたはずだ。
肌を露出させる面積こそ少ないが、体のラインが出やすいコーディネートなので、その強気な表情も相まって活発な印象を受ける。
その割に肌の露出という若さの特権をほぼ使わないのは、何か思惑あっての事だろうか。
アサと比べるとその活発さはまるで対比関係にあるかのように際立つ。
そう考えると、適当に言った双子という言い訳も案外説得力がありそうだ。
多分ヨルの方が妹だろう。
「全く、こうも積極的だと些か心配になるぞ。その調子で一体何人の男を勘違いさせてきたのか、とな」
「安心しろ、今の所お前にしかやってないからな」
「では将来的な初恋テロは確定的って事じゃないか。勘違いした男とか、好きな男を取られた女性あたりから危害を加えられたりしてしまいそうで心配だよ」
「この私に危害?」
「勿論そうならないように俺が守るつもりではあるがね。やはりそういうイザコザはそもそも存在しないに限るってもんだ。あぁ、そういう意味では長手袋は良いチョイスだったな。今のお前が肌を出したら、それだけで大抵の男はコロっといってしまいそうだ」
「……ほれポロリと」
少し頬を赤らめたヨルが長手袋を少しだけ引き下げて、白く輝く二の腕を見せつけてきた。
おおよそ筋肉というものと無縁にすら思えるほどに柔らかく揺れ、これで確かに大抵の男を落とせるのは事実だろう。
「止めなさいお行儀の悪い」
「ウーム……」
ヨルは長手袋を戻して肌を隠し、何かを吟味するかのように視線を巡らせる。
少しコーヒーを飲んでから更に逡巡して。
「まぁ、及第点という事にしてやろう」
「御勘案いただきありがとうございます、お姫様」
「私としては、最後の所でわざとらしく冗談めかしてクラッと来る演技とかしてくれた方が好みだな」
「知るか」
「はは、まさか幼子をしつけるかのようにああいわれるとは思わなかったぞ」
「あぁ、それなァ……アサに対しては結構そんな感じだし、これからはナユタもいるからな。どうもそういう方向に行きがちだ」
「ふぅん、どおりで……」
「何か気になることでも?」
「いいや? ただ、私はアサの様に唯々諾々と従う様なタイプではないという事だ」
「確かにな。そういう意味では、少し新鮮で楽しいよ」
「そうかそうか!」
ギリギリ及第点という割にはご機嫌なヨルを交えて、どうでもいい話を続けるだけの時間。
結局、飲み物一杯で1時間近く粘ってしまった。
パワーは食べ終わる度に乱入してきて、良い塩梅に話題の起爆剤となってくれた。
しかし途中で公安っぽい黒服に連れていかれた。
あの辺の権限関係ってどうなってるんだろうか……。
◆◇◆◇
「次は水族館に行くぞ!」
「なんだ、永遠の悪魔にリベンジマッチか?」
「いや私は別に因縁とか無いから、本当にただただ水族館にいくぞ」
「お目当ては?」
「ペンギンだな!」