の前に、ユリーとクルマとの出会いを少々....
来たよ、イッシュ地方!....え?まだ先?
これはまだ、ユリーが小さい頃の話....
「えーんえーん....」
「や、やめろよ!これ以上この子をいじめると許さないんだから!くーちゃん!」
「へー...俺に勝てると思ってんの?――――ユリィ...」
と、泣いてる子供の前に立つユリー、それに笑っているようで笑っていない顔で取り巻きと一緒にいるクルマ。
「行くよキング!」
「コッ!」
「ラクライ、『でんきショック』!」
「ライっ!」
「ご っ ! ?」バリリリリッ!
「キングぅぅぅぅ!?」
と、キングがラクライの電気技で一撃KOされる。
「へっ...コイキングなんてただの雑魚だろ。そんなんじゃ、いつまで経っても俺に勝てねぇぜ?」
「うう...」
ユリーは涙目になっているのをクルマは振り向き、去って行く。
「ぐすん...また負けちゃった....」
「こっ...ここっ...」
「ゴメンね....取り敢えず、お母さんのところでキズぐすり塗ろうか...」
少年は弱かった....たったコイキング一匹で戦うなんて不可能に近い、それでも少年は必死に勉強して、バトルを見たりして、頑張ってコイキングを育て続けた....次の日も―――
「ラクライ、『でんきショック』!」
「コ ッ ! ?」
「キングゥゥゥ!?」
1週間―――
「『でんきショック』!」
「ゴ ッ ! ?」
「キングゥゥゥ!?」
1か月―――
「『ショック』!」
「ゴ ッ ホ ! ?」
「キングゥゥゥ!?」
2か月―――またいつものように返り討ちにするが、今日は違った。
「ラクライ、『でんきショック』!」
「っ!来る....キング、
「コッ!」
「―――ハッ?」
ラクライの『でんきショック』をコイキングは『はねる』で躱した。本来ならあり得ないことなのだが、それでも彼の攻撃は続いた。
「キング、そのまま『たいあたり』!」
「コッ...コッ!!」ビュンッ!!
「らっ!....ライっ!?」ドコォォンッ!
「やっ...やった!当たった!」
「チッ....ラクライ『でんきショック』!!」
「ら....ライ!!」
「ご っ ! ?」バリリリリッ!
「キングぅぅぅぅ!?」
攻撃が通じたのつかの間、ラクライが再び『でんきショック』を放ち、コイキングは撃沈する。
「うう...キング...」
「.....」
この時、クルマはある一つの可能性を考えてしまった―――この俺がコイキングごときに負ける...と。
(ふざけんな...ただの雑魚だったはずだ...!こんな雑魚相手に負けるなんて、あっちゃいけねぇんだ!)
そう思った膨れ上がった自信家のクルマは徹底的にユリーをバトルで追い詰める....だが、負けじとユリーも特訓し、ついには彼のラクライがライボルトに進化した所まできた。ここまでくると、もう勝つ見込みがない.....そう、普通なら。
「今度こそ....倒すよ、くーちゃん!」
「こいや....また無様に這いつくばるだけだがな!」
100戦以上試合したか分からないが、まだ一回も勝ったことがないユリー。そして、取り巻きたちがみてる中、ユリーが先行し始める。
「いくよキング!.....『
「コッッ!!」ドボボボボ!!
「っ!」
コイキングが口から『ハイドロポンプ』を空中で発射させ、
「なんどやっても無駄だ!てめぇが雨を降らせたおかげで、こっちのライボルトのかみなりが
「なら....
「....はっ?」
「行くよ―――キング!!」
「コッ!」
「っ!ライボルト、『かみなり』」
「らぁぁぁぁぁいっ!!」バリリリリッ!!
ライボルトのかみなりがコイキングに襲い掛かるが、ユリーはコイキングを信じているように目を合わせる。
「キング!――――『
「コォォォォォォッ!!」キュィィィン―――
「なっ――」
――――ドコォォォンッ!!
一瞬黄色に輝いた光が弾け飛んだ。
その光に皆は目を閉じる...そして再び目を開いた時には......
「ら...らい...」ガクッ....
「.....はっ?」
ライボルトが戦闘不能になっていた。
「....やった」
その事実にユリーはわなわなと震えだし―――
「―――やったぁぁぁっ!!」
勝った事実にその場でジャンプした。
「やったやった!!やったよキング!」
「コッ!」
そしてそのままコイキングに抱き着くユリー、そして、コイキングに負けた事実にクルマの顔が震えあがる。
「お...れは....かんぜんに....コイ....キングに...ユリに....――――っ!」ダッ!!
「あっ....くーちゃん....」
クルマはライボルトをボールに戻し、その場を急いで去った。取り巻きたちが驚いているなか、ユリーは去って行ったクルマの様子を眺めていた。
―――――
「はぁ...はぁ....」
負けた事実に今まで膨れ上がったプライドや自身がボコボコに砕かれ、ふと、涙があふれ出て、その場で八つ当たりに踏みつぶす。
「クソ....クソォ!!―――クソックソックソッ!!」ゲシゲシ....
そんな悔しい思いをしながらイラついているのを誰かが声をかける。
「待ってよ....くーちゃん!」
「!!」
現れたのは、心配そうな顔をしながら来たユリーだった。
「んだよ...俺を笑いに来たのか?」
「ち、違うよ!...どうしても言わなきゃって思ってて....」
「....んだよ」
そう言うと、ユリーは深呼吸をし、クルマの方を見ながら言った。
「くーちゃんはさ、凄いよ。いつもバトルの動きが凄いし、強いし.....だけど、そんな君だから僕は頑張ったんだ....憧れだったんだ....いつも君の強さを追いかけてきたんだ!!」
「っ!」
ユリーは負けてからも、コイキングを強くするために毎日毎日、修行をし、バトルし、負けて、また修行と繰り返し繰り返し続けていたのだ。
「そんな君だから、僕はキングと一緒に頑張った!頑張って、努力した!君以上に努力した!だからここまで来たんだ!!」
「......」
「ハァ...ハァ....これが、僕の、本音だよ.....ねぇ、くーちゃん」
「....んだよ」
ぶっきらぼうに返答するクルマにユリーはキリッとした顔で言った。
「また、バトルしようよ」
「!」
と、ユリーは負けたクルマにまたバトルしたいと、お願いする。
「また一緒にバトルして、強くなろうよ!僕もくーちゃんと隣にいたいから!」
「.....」
「くーちゃん....」
無言を貫いているクルマにユリーは不安になりながらも、クルマは口を開く。
「何だよそれ....一緒にいたいからってまたバトルしようって.....てめぇは何百回戦って、
クルマは後ろを振り向き、涙目になりながらも必死に答える。
「こっからだ!!こっから俺は勝ったお前を追い越す!!いいか!精々、俺の前に立てると思うなよ!!」
「っ―――うんっ!」
これが、僕とくーちゃんのライバル以上の関係になった瞬間だった.....
――――
――
―
「はっ!?」
ふと目が覚めると、まだ飛行機の中だった.....
「今のは....夢....か。懐かしかったな~あのころは全然バトルがイマイチだったから...」
「コッ!」
「ん?....わぁ!」
コイキングの呼び声に窓をみると、そこにはイッシュ地方の全面がまるっと映っていた。
「うわー楽しみだね、キング!」
「コッ!」
「折角だから『ヒウンアイス』ってのを食べてみたいな~....あっ遊園地もいいな....」
と、イッシュ地方に到着したらどこ行こうか考えるユリー、さてさて、この地方にはどんなことが待ち受けるやら....
ユリー
コイキングに結構な無茶ぶりをさせた人。
クルマとは追いかけている存在
キング
無茶ぶりさせられたひと。
でも強くなりたいから頑張って合わせたポケモン。すげぇ。
ライボルトに無茶な命令を出すことになったポケモン。
クルマ
初めて敗北を知った人。
ここから越えたり追い越されたりと永遠に繰り返される羽目になる。
ライボルト ♂
特性ひらいしん
『じゅうでん』『はかいこうせん』『かえんほうしゃ』『かみなり』
ラクライの時からの相棒。
ラクライの時は真っ当に強かった感じだが、ユリーに負けてからやつははじけた....
じゅうでんで最初から特攻6段階上昇したり、はかいこうせんを無反動で発射できたりとやりたい放題.....一体なんでこうなったんだろうな~(すっとぼけ)
他作品のポケモンを見てたけど、ふとアイデアが思い付いた....ポケスペをベースにマッシュ君見たいな脳筋無双な小説書きたいなって考えたけど作った方がいい?
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なにそれみたい
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あっいいです....
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んなことよりゼンゼロとポケモンの続き書け