トウコとユリーがまず最初に来たのは.....
「わぁぁぁぁ!?すっごいはやぁぁぁぃ!!」
「うっく!?....風つよっ.....!」
ライモンシティのジェットコースターに乗っていた。
「凄いです、ライモンシティ!!こんな楽しいアトラクションがあるなんて!」
「そ、そう...気に入って良かったね...」
あの後、色んなアトラクションに乗り、落ち着いたユリーと共に観覧車で空を眺めながら、興奮しながら話すユリーとそれを横目でみるトウコだった。
「今度は、さっきみかけた『ハチクマン』ってのを見てみたいです!」
「『ハチクマン』?...あぁ、
「あの子?」
「いいえ、気にしなくていいわ」
「そうですか...あっ『大怪獣』も捨てがたいですね....」
と、観覧車に乗り終ったらどの映画を見ようか迷ってるユリーにトウコは見つめ、ふと思う。
(....誰かとこうして、純粋に遊ぶのはいつぶりだろう....)
多分、もう知っているとは思うがトウコはこのイッシュを救った英雄でもあるのだ。その後、メディアに引っ張りだこになり、さまざまな所で活躍していた....そのせいか、汚れた目線での交流が多くはない。だからトウコも純粋に遊ぶのは久しぶりなのだ。
(あんなにはしゃいじゃって...あぁ、明日が来なければいいのにって思っちゃう)
「どうしようかな...こっちも面白そうですし...」
「...ふふっ」
目をキラキラさせながら見つめるユリーにトウコは少し笑うのであった。
―――
――
―
「もうすぐでタチワキシティに着きますね」
「そうね」
ライモンシティに出た二人はポケウッドがあるタチワキシティへ向かうことになった....
「ねぇ、見たい映画は決まった?」
「ふぇ?えへへ...実はまだ迷ってます...」
プクク....
「「?」」
すると、水面から泡が噴き出し、何事かとそれを見ると――――
バシャ!!
「ボスっ!!」
「ヒュッ―――」
「うわっ!?」
なんと、突然ヒンバスが現れた!....しかも、一体だけじゃなかった!!
「ボス!」
「ボスッ!」
「ボススッ!!」
「わ、わぁ!?ヒンバスがこんなにいっぱい!?」
「あ...あぁ...」ガクガク
何十匹以上のヒンバスが二人の周りにはねていると....トウコが腰を抜かし、震えていた.....
「トウコさん!?」
「ヒュッ...コヒュ....」
呼吸が乱れ、
(だ、だめ...動かないと...立たないと...私、英雄なのに....こんな情けない所を見せたらいけないのに...だめなのに...!)
「ボス!」
「ボスッ!」
「ボススッ!!」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
(怖い...怖いよぉ...)
その目には皆が憧れそうな英雄の目ではなく、女の子らしいかわいらしさのある目で見ていた。
――――――――
いつからだろう、私が私でなくなるのは....
『見て、チャンピオンのトウコさんだ!』
『かっ、かっこいい!』
いつからだろう、まともにポケモン勝負を楽しめなくなったのは....
『つ、強いぜ...』
『相手は
いつからだろう、私が怖いって思うことになったのは....
『.....そんなものかぁ?』
そう、あれはバトルでのイベントだった...
あの時はスタッフとかの人達が計画していたイベントに『イッシュの英雄とバトろう!』ってのがあった。*1
まぁ向かってくるのは、腕のいいと自信がある人だったけど、それでも大したことはなかったわ....
『流石、イッシュの英雄!向かうところ敵なし!さぁさぁ、次は一体誰がチャレンジするんだい!』
(全然大したことないわね....ほとんど数秒で片付けられたわ...そろそろ皆無理だと分かって来たし...ここらが潮時かしら?)
なんて考えていると....一人の男が現れた。
『へぇーいきなり英雄と戦えるなんて、滅多にねぇチャンスじゃねぇか...!』
『おーっと!ここに来て飛び入り参加してきたぁ!』
『....』
突如現れた男は....黒髪でウニのようなトゲトゲした頭に常につかめっ面の赤目が特徴なひとだった。
『あなた...見ない顔ね、ここの地方の人間じゃないわね?』
『はっ!まぁな...田舎っぽい地方だったんでなぁ...あっちじゃ
『...あっそ』
(それなりに...ねぇ。どうせ自分の実力が分かっていない
この時、私は知らなかった....本当に自分の実力が分かっていないのは誰か....本当に『井の中の蛙』は誰だったのか....いやでも分からされてしまう....
『出て来て、『ゼブライカ』』
『ヒヒ―ンッ!!』
私は手始めにらいでんポケモンの『ゼブライカ』を出すと、彼は自信満々の様子でポケモンを出す。
『まずはぁ...小手調べだ....こい、『クイーン』!!』
(....クイーン?)
そう言って、彼から出したポケモンは――――
『―――バス』
『....はっ?』
ヒンバスだった。
....いや、こいつ正気か?
『―――プッ...ハハハハ!!ヒンバスだってよ!』
『あんな自信満々に出したのがヒンバスっておかしいだろ!』
と、観客が笑い転げているのを見て、思わず私を馬鹿にしているのかと、ちょっとイラついて彼に言ってやった。
『...ふざけてるの?』
『いやぁ.....全然?これでも相当に強いぜ?こいつは』
『....はぁ、もういい。始めましょ』
と、私はこれ以上相手するのは付かれると思い、試合を始めようとした。
『へっ...クイーン、『あまごい』!』
『バス!』ゴロゴロ...
『っ!いきなり天候を変えるって事はこの子『すいすい』ね』
でもだからどうしたって話....いくら素早さをあげたとしても、ヒンバスの攻撃じゃビクともしないはず....
『ゼブライカ、『ニトロジャージ』!』
『ヒヒーン!!』ダッ
『避けろ!』
『バス!』
炎を纏ったゼブライカがヒンバスに向って突進を仕掛ける...すると、ヒンバスが『すいすい』で高速で避ける。
『っ...速い』
『さぁ...初戦のバトルだぁ...
『バス!』
『っ!』
『『
「―――はっ?」
瞬間、巨大な爆音と共に、突風が吹き荒れた。
ドカァァァァァンッ!!!
『.....え?』
『え?』
『―――えっ?』
勢いの乗った風が収まり、煙がはれると....
『ひ、ひひーん...』
私の隣に戦闘不能のゼブライカが倒れていた。
『い、一撃!!なんとなんと、あのイッシュの英雄の手持ち一体をワンパンKOしました!!なんだあのヒンバス!一体どんな育て方をしたんだ!!』
『な、なんだあのヒンバス!?』
『あんな火力のヒンバス見たことがねぇぞ!』
と、あんなに笑っていた観客がヒンバスの実力を見た途端、皆唖然とし、驚いていた。
『どうした?まだまだこれからだぜ?英雄?』
『っ!...久しぶりね、こんなに真剣になるのは!』
そう言い、私はゼブライカを戻し、次のポケモンを繰り出す。
『行って!『ランクルス』!』
『ランラン!』
出てきたのは、ぞうふくポケモン『ランクルス』。いくら素早さが高くても問題ない!だって―――
『ランクルス、『トリックルーム』!!』
『ランラン、ルー!』
『!』
ランクルスは不思議なキューブ状の空間を作り、2体のポケモンを包み込む。
『ちっ....トリルか、面倒な』
『これでいくら素早くても、問題ないでしょ!ランクルス、『エナジーボール』!』
『ラーン.....ルー!!』バシュ!!
『おーっと、これは高い素早さが裏目に出てしまったか!?ランクルスのエナジーボールがヒンバスに直撃するぅー!!』
ランクルスはヒンバスに向けて、草技の『エナジーボール』で仕留めに入った。
これで終わり...そう思っていた....だけど彼は―――
『仕方ねぇ....壊すか』
『―――え?』
――軽々しく『壊す』と言い放った。
(壊す?....まさか、
と、あり得ないと自分に言い聞かせ、否定し続ける....だけど、現実はいつも残酷に映る。
『クイーン、地面に向って、『
『バス!』ピョン―――キュイイイインッ....
そう言い、ヒンバスは少し跳ね、パワーを溜める....そして、ヒンバスが地面に触れた瞬間――――
ドカァァァァァンッ!!!―――バリバリバリィィィィッ!!
『 』
『 』
『 』
地面が割れ、エナジーボールも空間諸共破壊されてしまった.....
『クイーン、『たきのぼり』』
『バス!!』バッ
『っ!』
ドコッ!!
『ラン!?』
『あっ....』
『ら...ランクルゥ....』キュー...
トリックルームが破れ、茫然としてる私に、有無を言わさず攻撃し、ランクルスは倒れる。
『おらぁどうした?早くだせよ...!』
『バスバス....』
『あ...うぁ...』
そう言い、次のポケモンを要求する彼とヒンバスの姿は....
『これで終わる英雄じゃねぇだろぉ?』
『バスス...』
ドドドドドド......
『ひ、ヒュッ―――』
ユリー
何故こんなにヒンバスが....ってトウコさん!?
トウコ
トラウマにより過呼吸。
最初はヒンバスを出してきてふざけてるのかと思ったが、あまりにも規格外すぎて久しぶりの恐怖でメンタルがヤバい。あまりの恐怖で幻覚が見えた。こんなポケモンが全滅したら誰だってトラウマになるわ。
クルマ
最初に着いた地方。
なんかイベントでイッシュの英雄と戦えると聞いてウキウキしてやって来た人。楽しみ過ぎて、加減を知らずにぶっぱなした人。まさかこれでトラウマになるとは思わんって...と本人は思っている。
クイーン
初戦でのバトルで気合を入れすぎたやつ。だけど気合入れすぎて5タテまで行っちゃった。ちなみに『
こう見えてパーティの中で、3番目の戦力らしい
ちなみにトリル破壊はアニメでもやってたのでそこからとってみた(だからといってあれは強すぎだろ....)
他作品のポケモンを見てたけど、ふとアイデアが思い付いた....ポケスペをベースにマッシュ君見たいな脳筋無双な小説書きたいなって考えたけど作った方がいい?
-
なにそれみたい
-
あっいいです....
-
んなことよりゼンゼロとポケモンの続き書け