死霊軍団   作:(゚∀゚)

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 うおおぉぉぉ!!早く主人公を超級職にして〈超級〉にして特典武具持たせて完成させたい!!
 まあ、飛ばし飛ばしとはいえちゃんと書いていくんですけどね。


 あ、あけましておめでとうございます。


四話

 

 

 

 

 

◻️カルディナ・とある街道 【大死霊】夜天

 

 

 

 

「いやー、いい天気だな」

 

 デンドロで初めて魔法を使い、《死霊術》にハマってはや半月といくらか。デンドロ内では既に二ヶ月ほどが経過している。

 

 ん?【死霊術師】のレベル上げは?何故カルディナにいるのかって?

 まあ、まてまて。1から説明してやろう。まずレベル上げだが、これは既に終わっている。【死霊術師】はアンデッド作成にも時間を取られたせいで【騎士】より時間がかかったが、それでも半月ほどで終わった。

 だがそこで一つ問題が明らかとなった。それはコストだ。確かにアンデッドは食費などは要らないが、そもそものアンデッド作成にそれなりのMPを必要とする。【リトルゴブリン】のような雑魚ならいざ知らず、亜竜級や純竜級などの強いモンスターなどをアンデッドにしようとすれば必要とされる《死霊術》の技量はもとより、消費MPも馬鹿にならん。それに《ネクロ・オーラ》などのアンデッドへのバフスキルの発動にもMPは使うからな。

 

 そこで目をつけたのが【生贄】というジョブだ。このジョブをメインにしている最中は戦闘行為ができないし、MP以外のステータスもろくに上がらないが、MPであればレベル50で二万まで上げられる。これだけ上げられれば、今後しばらくはアンデッドの作成やスキル支援によるMP切れを気にする必要はないはずだ。

 まあ、戦闘を制作したアンデッドに任せたせいでレベル上げに一ヶ月ほどかけてしまったが、それは仕方ない。

 

 次にカルディナにいる理由だが、それは至って簡単で黄河帝国に向かう最中だからだ。

 別に所属国家を変える気はないが、黄河帝国の固有ジョブに【道士】なるモノが存在しており、事前に符にMPを込めることで魔法行使の際のMP消費を抑えることが出来るらしい。

 しかも、【道士】の上級職には【霊道士】というアンデッドの作成・使役を行えるジョブがあるらしい。

 【死霊術師】とは随分毛色が違うらしいので転職する気はないが、今後アンデッドを作る上での参考にはなるだろう。

 

 ちなみに、メインジョブが【大死霊】になっているのは【生贄】がカンストした後に就職できるジョブの一覧を見ていたら、条件が満たされていたから就いたのだ。

 それに、単純に戦力強化にもつながると言うのも理由の一つだ。黄河帝国に行くにはカルディナを横断する必要があるが、道中の砂漠は中々に魔境なようで、亜竜級や純竜級のボスモンスターがいきなり襲いかかってくるのも珍しく無いらしい。ちなみにジョブレベルは100でカンスト。

 

 あとは【ワイルドハント】とのシナジーも魅力的だ。【大死霊】に就くと種族をアンデッドに強制的に変えられる。

 これにはメリットとデメリットがあり、メリットはアンデッドの生命力と再生能力を手に入れられること。普通であれば致命傷でも死なないし、時間経過で欠損なども治せる。

 デメリットは、他のアンデッドと同じように日光・炎・聖属性が弱点となる事だが、これは【ワイルドハント】のスキル《亡霊の狩場》の効果で無効化できる。パーティメンバーには自分も含まれるからな。

 

「まあ、ティアンの【大死霊】の多くはアンデッドになった影響で精神面に異常をきたしていることが多いからな、この依頼を受けるまでいくつかは断られたし」

 

 そんなこんなで俺は今カルディナの砂漠の真ん中をキャラバンの護衛として進んでいるわけだ。

 ちなみに、エンブリオは第三形態まで進化してて性能はこんな感じ。

 

 

 

【亡霊首領 ワイルドハント】

TYPE : テリトリー

到達形態 : III

 

ステータス補正

無し

 

『保有スキル』

《亡霊の狩場》 : パッシブスキル

パーティメンバーまたは従属キャパシティ内のアンデッドに日光・炎・聖属性に対する耐性が普通になる。

 

《冥府の扉》 : アクティブスキル

待機状態のアンデッドの収納・放出が可能。(容量は到達形態を参照)

 

《死の祝福》 : パッシブスキル

パーティメンバーまたは従属キャパシティ内のアンデッドモンスターに対するバフがスキルレベル×10%上昇する。(現在レベル2)

 

 

 

「夜天さん。そろそろ一旦休憩を入れましょう」

 

「む、それなら警戒用にアンデッドを蒔いておくか?」

 

「ええ、お願いします」

 

 亜竜級モンスターである【亜竜戦馬(デミドラグホース)】を元に作成した【アンデッド・デミドラグホース】のナイトメアに乗りながら日向ぼっこ(アンデッドなのに)をしていた俺に話しかけたのは、四十代ほどのイケオジで今回の護衛依頼の雇い主である【大商人】グラレンツさんだ。

 これが中々できた人で、カルディナでは金さえあれば何しても許されるみたいな部分があるらしいのだが、リアルで巻き込まれた関係で色々な人を見てきた俺からしても中々に人格者と言える人物だ。

 

 少しして、キャラバンが止まり商隊の人達が休憩を始めた。

 一応俺とは別口で雇われた護衛が交代で警戒するようだが、既に練習がてら大量に制作した【ゴブリンゾンビ】を何体か歩哨代わりに立たせている。

 

 俺も俺でアイテムボックスに入れていた干し肉を齧っていると、グラレンツさんがこちらに来た。

 

「いやはや、今回夜天さんを雇えたのは運が良かったですよ」

 

「そうか?」

 

「ええ、最初こそ【大死霊】との事で身構えましたが、いざ話してみると随分としっかりした方で安心しましたし、強さの方も亜竜級のアンデッドを複数使役されていて、更にはエンブリオの能力で昼間でも弱体化しない。実際に道中【亜竜甲蟲】の群れに襲われましたが、大した時間もかけず倒してしまわれた。他の護衛の方も弱くはありませんが、亜竜級モンスターの群れに遭遇して怪我人もいないと言うのは初めてでしてね」

 

「ははは、此方こそ雇っていただけてありがたい。元々黄河帝国に行くつもりだったんだが、いかんせん最近急に増え出したマスターで、しかも【大死霊】だからな。どうにも信用という面では弱い」

 

「それは仕方がないかと。夜天さんの前で言いたくはありませんが、【高位霊術師】ならばともかく【大死霊】の評判はよろしくありませんからね」

 

「違いない」

 

 さて、今回の依頼は黄河近くのカルディナの街までの護衛依頼だが、何事もなく終わるだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 ちなみに主人公。既に少しとはいえMPとSPのマニュアル操作が出来てたりします。何故って?そりゃリアルでマニュアルで魔法ぶん回すヤベー奴とかと死合ってたら本人が才能なくて使えなくても感覚は研ぎ澄まされるよ。しかもデンドロはジョブスキルで最初補助してくれるし。
 あと、魂に関しても直接見えてない以外は《観魂眼》と同じになりました。怨念は……見る事は出来て操作もMP・SPよりは下手だけど少しは操作できる感じ。
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