何年たっただろうか。川底の暗闇で死ぬこともなくずっと考えていた。あのときの熱が冷めてここがブルアカの世界だとして何をするべきなのか、そもそもここはブルアカの世界なのか、雷帝をどうしようかということである。
転生者としてここが滅亡しないようにする責任があるのではないか、と考えていた。ひとつこれを否定できる事実は自分は今はただの魚だということだった。
雷帝は中身がつかめないし全く作中で出てこないし遺産いっぱいあるらしいし絶対強い、最悪死ぬ
どうやら何年たっても死なないようだ。恐らく100年は越えてるはず。ので私には恐らく他よりずっと時間があるようだ。しかし自分の死因や思い出、名前が思い出せない。思い出そうとすると記憶にノイズがはしる。ただ知識、普段何をしていたか、ははっきりと分かる。
なんとなく毎日色々考えていた。もう外のことは何年見ていない、いや見ようとしていない。終末は怖いから
ただそれはそうとして毎日嫌になるほど聞こえてくる音がある。それは他の同族の鳴き声だ。もう何年も聞いてなんとなく分かってきた。「腹減った」や「助けて」などの簡単な言葉を話すやつがほとんどだ。しかし話が通じるやつは一人もいない。
5億年ボタンを押すのはこれより辛いのだろうか、と考えた
そうしてまた永遠に考え続ける。自分はずっとこのままなのだろうか。
思考を巡らせ続ける。
思考を巡らせ続ける。
思考を巡らせ続ける。
思考を巡らせ続ける。
変化を
「…み、君!大丈夫か!?」
聞きなれない声がする。あれ?青空が見える、ずっと水底にいたのに?
「しっかりしろ!」
…ビンタされた。痛い
そうしてとっさに返事をする。
「痛った、大丈夫ですが。」と嫌味のように言う。
その瞬間声も出せたことに気付く。
そして視線を声の持ち主の方に合わせると目に写ったのは
二足歩行の犬だった。あの何度も見たことのあるもふもふの
何が何なのか分からない。脳がフリーズしている
話を聞くと川に全身浸かっていたらしい
「全く何処の子だ?」とそいつは独り言を呟く
「気を付けなさい」とそいつが言うと何処かに向かっていった。
???????まだ状況が飲み込めない。川を見ると青い髪で緑と黄色のオッドアイ、変な服装の少女がいた。魚の面影はない。本当に私は私なのだろうか。あまりの変わりようにそう疑ってしまう
どこにもあの小魚はいない。
ここにはマミられそうな巨大な生物もいなさそうだ。と気分がいいのであのセリフを言う
「体が軽い、こんな幸せな気持ちなんて初めて…もうなにも怖くない!だって私一人ぼっちじゃな…くはないかな」急に現実に引き戻された。本当に不愉快、気分が良くなくなった。ただ本当に体は軽い
ただ途方に暮れていた。だがちゃんとした体を手に入れたのならばやることがある。遠くの市街地の方に向かった
本屋についた。ここなら地名とかの馴染みのある情報があるはずだ。そうして歴史の本の所のある単語が目についた。[トリニティ]、[統合]
つまりおそらくブルアカの世界に来てしまったことが判明した。
歓喜、第二の人?生を始めよう。
「…寝る場所どうしよ」
悲しいかな、現実の重力はブラックホールだった。ここに来たとて特別な待遇など用意されていない。
S.C.H.A.L.E.ならどうにかしてくれるはずだろう。きっとあるはずだ。思い立ったら即行動!そうしてS.C.H.A.L.E.に移動した
道に迷った。しかしこういうときの対処法は分かる。大体こういう大都市には地図に何かしら書いてある。
こうして地図を見ると、よかった全体図が書かれていた
がどこにもS.C.H.A.L.E.の文字がない。
「シャーレ…しゃーれどこ…ここ…?」と呟き涙目になるがどこにもなにもない。どうやら本編の過去のようだ。
本当にいく宛がない。
野宿にしようかと考えた。
「ここから一番近いのは、ゲヘナか」
と言うと取り敢えず一泊ゲヘナの何処かでしよう、と廃墟を探そうとする。しかし日は傾きつつあった。
「やば、もう夜じゃん。」と走ると想像の斜め上どころか89°ぐらい上の早さが出た。
ゲヘナには10分ぐらいでついた。今夜はここに泊まろう、と廃墟を探し始めた。すぐに見つかりはした。どうやら10年ぐらいは使われてなさそうだ。クモの巣が多いがこれくらいならどうにかなる。そうして寝始めた。
「これからどうしようか」と考える。まず今日分かったことについての整理。
ここはおそらく本編より前のキヴォトスで何故か人型の生物になった。どうやら水中でも陸上でも呼吸できるようだ。身体能力が人の何倍にもなっている。これくらいかな?今日1日だけで情報量が多すぎる気がするが。色んなことがあった
さて一番不安なのが雷帝だ。相当強いことが確定しているので怖い。否、そもそも本編外の存在が全て怖い。未知の存在は怖い、例えばUFOとか。触らぬ神に祟りなし、知ってる子が出るまで外との接触はなるべくしないようにしよう。未来が変わる可能性がある。それだけは絶対に避けなければ…
どこに住もうか。まずゲヘナにいるのは論外として安全そうなのは何処だろうか。雷帝のモチーフは多分あのユ虐のちょび髭である。下手な学園に入った場合侵攻してくるだろう。そうして思い出す。あの時全く戦わなかった国を
…どこもここで出ている所はない。
「…なら自分で作ればよいのでは?」と一つの答えが出た。
明日、早速場所を探そう。そうして私は目を閉じた
おはよう。今日から住む場所を探そう。何処にいけば良い場所が見つかるだろうか。そして私は短い旅に出掛けた。
先生出てくるのにあと何話かかるんですかね