問:今回みんなに聞きたいのはいじめについてだ
みんなはいじめは虐める側と虐められる側どちらに非があると思う?
俺は無論いじめは虐める側が悪いと思う
だがいじめ反対!なんて言う人は沢山いても
実際、いじめの現場にいたら見て見ぬ振りをするだろう。だがそれも当然の事だ態々自分から
危険地帯に突撃するような真似をする方がバカなのだから俺だってそうする。寧ろ自衛として当然である
答: いじめはこの世からなくならない
そしたら俺はなぜこんな事に、
一体どこで間違えたんだ…
☆☆☆
とある日の秋の夕暮れ
ここはとある中学校の体育館裏
そこで3人の男子中学生達が体育館の外の階段で寛ぎながらタバコをツマミに漫画を読み楽しそうに駄弁っていた
そしてその不良の1人が3人のちょっと離れた所で立っている1人の少年に声をかけた
「おい!陽太!ちゃんと見張ってるか?」
「うん!大丈夫だ!」
今そんな3人の男達の近くで、間抜けな返事をしたのが俺、橘陽太だ。タバコを吸ってるコイツらが見つからない為に、先生が来た時に備えて見張りをしていた
不良の一人はペラペラ漫画のページをめぐりながら俺らに向けて言い放った
「たくよ〜最近のアニメや漫画はつまんねーな
いじめっ子が復讐ってw今どきいじめなんかある訳ねーだろw」
「それなwいじめとかいつの時代だよなー
書いてるやつが年寄りなんだろ。自分達の時代にあったいじめが今でもあると思ってやがる」
このクソどもが!
これはいじめじゃねーのか!?
「あーあ、いじめ反対ーー!!」
このセリフを叫びながら不良は突如階段から
腰をあげて立ち上がり
俺の方に向かい…突如奴のラリアットが。
前腕が俺の首に直撃し俺は情けなく地面に転がった
「ぐぁぁ!!!!」
なにしやがる!この野郎!いつか見返してやる…俺は今殴ったきた不良の村上に反抗的な目を向けた。すると村上の鋭い目つきと視線が
合った
「あ?何だよその目」
「ご、ごめん」
俺は村上の視線に怯んでしまい視線から目を逸らした、情けない。
「あーあ、楽しかった。お前らいくぞー」
地面に転がる俺を笑いながら帰る村上達を
見る事しかできなかった
なんで俺だけがこんな目に…俺がインキャだからか?喧嘩が弱いからか?チビだからか?
ガリだからか?
……一体、俺はどこで間違えたのだろうか。
最近のラノベとかじゃ、ゲームみたいに
クエストを受けて報酬で強くなっていくのに
なんで俺はそうじゃないんだ!
俺にもクエストこないかなーー
いやでももしかしたら?殴られた影響かそんなバカな事を考えてしまい俺は一言呟いた
「………クエスト画面…オン!」
反応なんてあるはずもなかった。帰ってきたのは冬風の音だけ
「クエストプラウザっ!!クエスト画面!!!開けよ!!クソ!!」
「クエスト画面!!クエストプラウザ!!なんでもいい!!開けよ!開け!!!」
言い疲れ果てた俺は地面に寝そべり冬の寒空を見ながら現実に直面した…はぁなにやってんだ俺は…まずゲームや小説じゃないんだから
……そんなのある訳がない。俺は起き上がりそしてまた現実を改めて感じて落ち込んだ。
そう開く訳がないんだ
「アニメじゃないんだし、そんなの出てくる訳ねーっての……」
だがそう思っていた矢先に俺の目の前に異変が起きたんだ
「ん?」
突如俺の目の前が蒼く光り輝き
何もない空気しかないはずのそこに画面が現れたんだ
ピカァァァ
System
クエストブラウザ開きます
「え、?」
あぁそうだ、この瞬間から
「なんだ…これは…」
System
クエストを開始しますか?
はい いいえ
灰色の俺の人生は変わり始めたんだ
☆ クエスト至上主義の教室へ ☆
ここはとある県にとある中学校
この地域は非常に治安が悪く、そしてこの西中学ではいじめが日常的に起きている。だがそれは周知されており、教師も生徒も見て見ぬ振りの無法地帯と化している
この社会にはカーストというものがあり、それは無論学校にもある。その中でも俺はカーストの一番低い最下層だ。
だがそんなカースト底辺のインキャである
俺に一つ小さな変化が起きた
System
クエストプラウザ
今教室の席に座る俺の目の前にあるこの青い画面最初は夢かと思っていだが、何度もクエストプラウザを開くうちにこれが現実だとわかった
そしてどうやらこの画面は俺以外には見えていないらしい
System
クエストを開始しますか?
はい いいえ
さっきから出てるこのクエストを開始しますかってなんだよ…
これを押せば始まるのか…?
試しに押して見るか……俺は画面に表示された
はい のボタンを右の人差し指で押した
System
クエストが開始されました
クエストクリア後カードが配られます
カード…?どうやらクエストクリア後の報酬になんかのカードが貰える仕組みらしい。一体どんなクエストが始まるんだ?
System
チュートリアルクエスト
トイレに向かえ
報酬 Aランクカード一枚
!?ガタッ!!俺は驚きのあまり思わず椅子から立ち上がった
「トイレに行く事がクリア条件だって?!」
そう騒ぐ俺を周りはごみを見るような目で見ていた
あっ…やべ、クソ目立った、
いやそれにしても簡単すぎるだろ
やっぱり騙されているのだろうか
「なに、あいつキモくない?」
「それな、クソ陰キャのくせに」 ざわざわ
クラスの奴らは立ち止まったまま微動だにしない俺を不審な目で見ていた
やばい注目浴びすぎたな、兎に角クエストの
条件のトイレに行こう
そこのドアを出てすぐそこ男子トイレがあるはずだ。俺はドアを出てその男子トイレに早速向かった。だがそう思った矢先に突如後ろから背中に衝撃が襲ってきた
「グハっ!!」
「暴力反対ー!いぇーい!!」
今のは…ぐっ、くそ、村上のやつ
トイレに向かう俺をいきなり後ろから蹴り飛ばしたのは村上だった、こいつ…これがいじめじゃないならなんなんだ
「あれ?陽太?大丈夫か?まぁ、遊びだってわかってるよな?」
「う、うん…」
今に見てろよ…いつか俺が成功した時には
お前らに必ず復讐してやる!!
「キャ!やめて!」
そんな決意をしている俺の近くで
女子生徒が同じようにいじめられていた
……やっぱあいつもいじめられてるのか
今廊下で女子たちに地面に踏みつけにされているのは隣のクラスの軽井沢恵
容姿は可愛いはずなのになんでだろうな
あいつも俺と同じカースト最下位
男子の底辺が俺だとしたら女子の底辺は軽井沢だ。女子のいじめは男子より陰湿だ
よくトイレから軽井沢が水浸しで出てくる姿はよく見る
クソ!俺はこの地獄から絶対に抜け出してやる!オレはトイレに向けて駆け出した
「あ!急に走ってどうした?待てよ陽太w」
村上の揶揄うよな静止する声も俺には聞こえなかった
「はぁ、着いたぞトイレに」
トイレに向かうだけなのに色々あったが
なんとか無事についた。これでいいはずだ。
さぁどうだ
そして俺の目の前に急に画面が現れた
ピコン
System
チュートリアルクエストをクリアしました。
報酬としてAランクカードを獲得しました。
よし!やった!
「これで、カードを貰えたのか?お金にでもなるのか?取り敢えず開けてみるか」
3000円くらいにはなるのかもな
だがどうやったら手元にくるんだ?
まぁ取り敢えずそれっぽい事を言ってみるか
「えーと、カード開封、、」
System
ゴールドカードを開封しました
その瞬間、俺の周りが輝き出した
ゴォォォォォ
そんな音が聞こえる
俺はただ呆然とそれを見つめていた
スゥゥゥ
使い切りカード レア度A
身長アップ
効果
身長を5センチ伸ばす
!!?
System
使いますか?
はい いいえ
「し、使用する」
そう俺が呟いたらカードも光も消えて
普通のトイレの景色に戻った
え…か、変わったのか、?
取り敢えず保健室に行って測って見るか
☆☆☆
最初にこのシステムが現れた時正直半信半疑だったが。だが実際保健室で測ってみると衝撃を受けた
「ほ、本物だ!!このカード!!」
そんな俺を保健室の先生は呆れたように椅子に座り膝を組みながら見ていた。
「ねぇ〜なに騒いでるの?君」
「せ、先生見てくださいよ!!」
「僕の身長が!昨日まで165センチだったのに
170センチになっているですよ!!」
「早く!警察呼んでください!俺大きくなった!」
これは!すごい!!!
「はいはい、成長期なんでしょ」
先生はそんな俺に呆れていた
だが俺は確信したこれは、本物だ!!
☆☆☆
俺は身長が伸びた興奮で廊下をいつもの倍以上のスピードで歩いていた
伸びた!伸びた!伸びた!
身長が伸びた!!
「あいつ機嫌よくね?」 「なにあいつキモ。」
「なんかあったのか?」
周りがなんか言ってるが今の俺にはどうでもいいだって伸びた!伸びたんだぞ!俺の身長が!
これで俺も170台の仲間入りだ!
やっぱりここから味合う空気は違うぜ!
クエスト万歳!!!!
今日はもうないのか?もっとやりたい!
ピロン
System
今回の報酬はAランクカード一枚に
Bランクカード一枚貰えます
来た!しかも今度もAランクのカード!
それにBランクのカードまで!
クエストだって簡単なのに!最高じゃないか!
次は一体どんなクエストなんだ!?
この調子で…
System
チュートリアルクエスト
軽井沢恵をいじめから救え
は?
嘘だろ?次のクエストは軽井沢を救うだと!?
いくつかの作品の設定をパク、、オマージュしています