ロイヤルブラッドの失敗作【完結】   作:セルビア

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今回もエデン条約調印式(2)とほぼ内容変わりません。


12話

エデン条約調印式会場の通功の古聖堂。

時間ができた先生は、ヒナタとともに古聖堂を散策していた。

 

“すごいところだね。”

 

ヒナタ「はい。ここは長い間放置されていましたが…今回ここで調印式を行うことになり、大々的な修理が行われたそうです。

その決定はナギサさんと、ゲヘナのマコトさんが合意したものと聞きましたが…。」

 

ヒナタは周りを見渡す。古聖堂には、ところどころに罅が入っている。

 

ヒナタ「それでも全体が修理されたという訳ではなく、調印が行われる場所だけのようですね。下の方はまだ廃墟の状態で…。

噂ですが、この地下には大規模なカタコンベが存在するそうです。」

 

“色んな歴史がある場所なんだね。”

 

ヒナタ「はい。何せ第一回公会議が行われたところですから。

公会議で締結される戒律は神聖なものです。その神聖さといいますか、守護者達の名残のようなものが残っているようにすら感じます。」

 

“守護者?”

 

ヒナタ「はい。ルールを決めた時は、破らないための制約がありますよね?その「制約」の役割を持つ人を、戒律の守護者と呼んだんです。それが、「ユスティナ聖徒会」です。」

 

“今の正義実現委員会みたいな?”

 

ヒナタ「はい。歴史的には、私たちシスターフッドの前身でして…。おや?」

 

ヒナタの電話にメールが届く。

 

ヒナタ「サクラコ様が到着されたみたいですね。ナギサさんもそろそろだそうです。ゲヘナの方々もトリニティに到着した頃でしょう。そろそろ行きましょうか。」

 

 

 

 

 

サオリ「準備は?」

 

ミサキ「…問題なし。」

 

ヒヨリ「は、はい!終わりました!」

 

サオリ「あの人形との接触は?」

 

アツコ(スッ、スッ……。)

 

サオリ「なら問題は無さそうだな。全ては整った。」

 

ヒヨリ「こ、これから辛いことになっていくんですね、、」

 

ミサキ「そう、それがこの世界の真実。」

 

アツコ「……。」

 

アリウススクワッド、作戦開始

 

サオリ「巡航ミサイルは?」

 

ミサキ「5分後に着弾する。」

 

サオリ「チームⅡとチームⅢは?」

 

ヒヨリ「つ、通路の前です。時間に合わせて、突入する予定ですね。」

 

アツコ(スッ…)

 

サオリ「…あぁ、ゾルか。奴はミサイルの爆心地にいる。マダムの命令だ。」

 

アツコ「……。」

 

サオリ「古聖堂の崩壊と同時に突入。ミサキとチームⅡはトリニティ、ヒヨリとチームⅢはゲヘナを担当。」

 

ミサキ「了解。」

 

サオリ「お互いに最高戦力である風紀委員会、正義実現委員会の委員長がいると思われる。警戒しろ。」

 

ヒヨリ「は、はい!分かりました!」

 

サオリ「チームⅠとチームⅤは通路に沿って地下へ。知っての通り、一番重要な任務だ。」

 

アツコ(…ススッ)

 

サオリ「姫、分かってる。気分は悪いだろうけど、もう少し我慢してほしい。」

 

アツコ(…コクリ)

 

ヒヨリ「サオリさんは…?」

 

サオリ「私は他に用事がある。それが終わり次第チームⅤに合流する。

 

では、散開。」

 

 

 

 

 

アズサ「…。」

 

ヒュオオオオオオォォォン!!!

 

生徒「いま、何か変な音が…。」

 

生徒「な、なに!?」

 

生徒「何かが、飛んで!?」

 

生徒「きゃあああっ!?」

 

アズサ(…まだ、終わってなかった?

 

いや、これから始まる……?サオリ、まさか……!?)

 

 

 

爆発。古聖堂は火に包まれた。

 




次回からはオリジナル要素出したい
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