エデン条約調印式会場の通功の古聖堂。
時間ができた先生は、ヒナタとともに古聖堂を散策していた。
“すごいところだね。”
ヒナタ「はい。ここは長い間放置されていましたが…今回ここで調印式を行うことになり、大々的な修理が行われたそうです。
その決定はナギサさんと、ゲヘナのマコトさんが合意したものと聞きましたが…。」
ヒナタは周りを見渡す。古聖堂には、ところどころに罅が入っている。
ヒナタ「それでも全体が修理されたという訳ではなく、調印が行われる場所だけのようですね。下の方はまだ廃墟の状態で…。
噂ですが、この地下には大規模なカタコンベが存在するそうです。」
“色んな歴史がある場所なんだね。”
ヒナタ「はい。何せ第一回公会議が行われたところですから。
公会議で締結される戒律は神聖なものです。その神聖さといいますか、守護者達の名残のようなものが残っているようにすら感じます。」
“守護者?”
ヒナタ「はい。ルールを決めた時は、破らないための制約がありますよね?その「制約」の役割を持つ人を、戒律の守護者と呼んだんです。それが、「ユスティナ聖徒会」です。」
“今の正義実現委員会みたいな?”
ヒナタ「はい。歴史的には、私たちシスターフッドの前身でして…。おや?」
ヒナタの電話にメールが届く。
ヒナタ「サクラコ様が到着されたみたいですね。ナギサさんもそろそろだそうです。ゲヘナの方々もトリニティに到着した頃でしょう。そろそろ行きましょうか。」
サオリ「準備は?」
ミサキ「…問題なし。」
ヒヨリ「は、はい!終わりました!」
サオリ「あの人形との接触は?」
アツコ(スッ、スッ……。)
サオリ「なら問題は無さそうだな。全ては整った。」
ヒヨリ「こ、これから辛いことになっていくんですね、、」
ミサキ「そう、それがこの世界の真実。」
アツコ「……。」
アリウススクワッド、作戦開始
サオリ「巡航ミサイルは?」
ミサキ「5分後に着弾する。」
サオリ「チームⅡとチームⅢは?」
ヒヨリ「つ、通路の前です。時間に合わせて、突入する予定ですね。」
アツコ(スッ…)
サオリ「…あぁ、ゾルか。奴はミサイルの爆心地にいる。マダムの命令だ。」
アツコ「……。」
サオリ「古聖堂の崩壊と同時に突入。ミサキとチームⅡはトリニティ、ヒヨリとチームⅢはゲヘナを担当。」
ミサキ「了解。」
サオリ「お互いに最高戦力である風紀委員会、正義実現委員会の委員長がいると思われる。警戒しろ。」
ヒヨリ「は、はい!分かりました!」
サオリ「チームⅠとチームⅤは通路に沿って地下へ。知っての通り、一番重要な任務だ。」
アツコ(…ススッ)
サオリ「姫、分かってる。気分は悪いだろうけど、もう少し我慢してほしい。」
アツコ(…コクリ)
ヒヨリ「サオリさんは…?」
サオリ「私は他に用事がある。それが終わり次第チームⅤに合流する。
では、散開。」
アズサ「…。」
ヒュオオオオオオォォォン!!!
生徒「いま、何か変な音が…。」
生徒「な、なに!?」
生徒「何かが、飛んで!?」
生徒「きゃあああっ!?」
アズサ(…まだ、終わってなかった?
いや、これから始まる……?サオリ、まさか……!?)
爆発。古聖堂は火に包まれた。
次回からはオリジナル要素出したい