ロイヤルブラッドの失敗作【完結】   作:セルビア

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13話

ゲヘナの飛行船が炎に包まれ、墜落していく。

 

サオリ「チームⅡ、報告を。」

 

ミサキ「チームⅡ、古聖堂に突入。」

 

サオリ「そうか。こっちの用は終わった。」

 

ヒヨリ「ち、チームⅢはヒナさんと交戦中!チームⅤは予定通り、、!」

 

サオリ「了解。

 

トリニティ、そしてゲヘナよ……これまでの長きに渡る我らの憎悪、その負債を払ってもらう時だ。我々アリウスが楽園の名の下に……貴様らを審判してやろう。」

 

 

 

 

 

アロナ「先生!目を覚まして下さい!」

 

“アロナ……?”

 

アロナ「大丈夫ですか!?気を確かに…!」

 

“一体何が……。”

 

アロナ「古聖堂が爆発して…何とか先生を守ろうとしたのですが…。もう、これ以上は……」

 

“アロナ……!?”

 

先生が目を開けると、一面の火の海だった。

先生の前を、一人の人物が通る。それは、間違えなくゲマトリアのひとり、マエストロだった。

 

“(今のは……!)”

 

ヒナタ「せ、先生!けほっ、こほっ…無事でしたか!」

 

“な、何とかね。”

 

ヒナタ「お怪我は、無さそうですね。」

 

ハスミ「先生!ご無事でしたか!」

 

ツルギ「せ、先生…!」

 

ヒナタ「正義実現委員会のみなさん……!」

 

“みんな、すごい怪我……。”

 

ハスミ「…先ほどの爆発で、正義実現委員会のほとんどは戦闘不能です。

それに、ナギサさんやサクラコさんの姿も……。」

 

ツルギ「っつ!」

ツルギが振り返ると、そこにはアリウスの兵がいた。

 

ミサキ「正義実現委員会の残党、いや、真髄を発見。ツルギにハスミか……兵力をこちらに回して。これより交戦に入る。」

 

ハスミ「アリウス分校…!」

 

ヒナタ「ま、まさか古聖堂の地下から…!?」

 

ハスミ「…なるほど。つまりこの状況は貴方達の仕業ですか。

…許しません!その代償、今ここで!」

 

ツルギ「…ハスミ、落ち着け。」

 

ハスミ「…!……はい、そうですね。ありがとうございますツルギ。今は先生の安全が最優先。」

 

ツルギ「ああ…暴れるのは、私の役目だ。

くひひひひっ……さぁ、相手してやるぜ!虫けらども、かかってきなぁっ!!!」

 

ハスミ「先生、行きましょう!」

 

 

 

 

救護騎士団生徒「誰か!けが人はいませんか!?」

 

??「う、うぅ、、」

 

救護騎士団生徒「!けが人ですか……っつ!?」

その生徒は、見るも無残な状況だった。体中が焼け焦げている。

唯一残っている所持品から、その生徒がアリウスの生徒だと分かる。

 

救護騎士団生徒「アリウス生徒っ!……でも、、」

その生徒にはもはや戦う力はなさそうだった。

 

救護騎士団生徒「…今、助けますから!」

 

 

 

 

ハスミ「くっ!一体なんですかあれは…!?」

 

ツルギ「……。」

先生達の前には、謎の生徒がいる。その姿は半透明で、まるで幽霊だった。

 

ハスミ「あれは、本当に「人」…?それとも…」

 

ヒナタ「あの姿、本で見たことがあります…あれは「聖徒会」の服装。」

 

ハスミ「聖徒会…!?」

 

ヒナタ「「ユスティナ聖徒会」…数百年前に消えたはずの戒律の守護者たちが、どうして今ここに…!?」

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