セイアは目を閉じる。すると、雨の路地裏でうずくまるアズサ。
セイア「アズサ…。どれだけ苦しんだのだろうね。大切なプレゼントを、殺人の道具として使うとは…。
私に使う予定だった爆弾をこのタイミングで…。」
セイア「…しかしサオリは無事だ。大怪我は負っているがね。だが、庇ったアツコは…?」
サオリ「姫!!アツコ!!しっかりしろ!!」
セイア「アツコ、あの子は…サオリにとって大事な人なのだろうね。」
マエストロ「…。ロイヤルブラッドの力が弱まったか。これでは…。あぁ。そういえば彼女はすでに備えを用意していたな。少々時間はかかるだろうが、このくらいのことはな。」
アツコ「う、うぅ。」
サオリ「姫!無事か?…ああ、良かった。
アズサ、よくも…!絶対に許さないぞ!!アズサ!!」
セイア「アツコは死んではいない。あれは病弱な私用だからね。それにアツコのヘイローは特別頑丈らしい。
…しかしスクワッドの前には大きな問題が生じつつある。
トリニティ襲撃は完遂できず、アツコの負傷によりミメシスの力も弱まった。戦闘も終わりつつある。
…アズサ、これで君の絶望が、少しでも和らぐと良いのだけれど…。」
救護騎士団生徒「…ふぅ、何とかなりましたか。」
救護騎士団生徒の前には、包帯姿で寝かせられた生徒。
セイア「
アコ「委員長がいない!?」
風紀委員「はい!」
アコ「今すぐに探して下さい!あの怪我で一体どちらへ…!」
セイア「…風紀委員長は、姿を消したようだね。彼女の心は、どうなってしまったのか…
アズサ、君の活躍で、確かに多くの人が助かった。しかし…
やはりこれが結末だ。全てが無意味で、虚しい夢のような物語…
?アズサ…?」
セイアの視界の中で、アズサは立ち上がった。
セイア「アズサ、全てが虚しいと知っていても君は…。」
“目を開ける。”
“身体を起こす。”
セリナ「せ、先生!?目が覚めたんですね…!!」
ハナエ「まだ動いちゃダメです!どこに行くつもりなんですか…!?」
セイア「…先生、君はあくまでも立ち向かうつもりかい?生徒たちが他の何でもなく…ただ、生徒たちであるために?」
“そうあるべきだって、私は信じてるから。”
セイア「…だが、先生。君の前に立ちはだかるのは憎悪の化身。」
“じゃあまずは、それと相対してくるよ。”
1:名無しの先生
エデン条約編3章読んでいこう
2:名無しの先生
アズサ…強い子。
3:名無しの先生
>>2
まさかアレが爆弾になるとは…。
4:名無しの先生
マエストロが言ってたロイヤルブラッドってなんだ?何か重要そうだけど…
5:名無しの先生
ゾルたん死んでる!?
6:名無しの先生
>>5
生きてはいるみたい。でも当分は…。
7:名無しの先生
マダムの指示って言ってたよね。
8:名無しの先生
>>7
仲間だけでなく、司令官からも嫌われてたのか…
9:名無しの先生
でもミサイルであんな怪我する?明らかに他より重傷だったよね
10:名無しの先生
>>9
何か陰謀があるのかも
11:名無しの先生
まだまだ活躍するはず!
12:名無しの先生
>>11
期待して待ってよう
スレはこの先も続いている。
本来この次に「憎しみの正体」が続くのですが、今回のSSに関係ないのでカットします。