(覆面水着団登場からヒナ説得終了まで)
原作と同じところ長々やってもね
ヒナは委員長の服を身に着け、アコに連絡を取る。
アコ『委員長…!』
ヒナ「…待たせてごめん、アコ。みんなも無事で良かった。」
アコ『いえ…はいっ!!』
ヒナ「準備はできてるわね。先生の指示を待とう。」
ヒヨリ「包囲されちゃいましたね…。」
ミサキ「これはちょっと厳しいんじゃない、リーダー?」
サオリ「知ったことか。無限に増殖する「ユスティナ聖徒会」の前では等しく無意味。…むしろ好都合だ。殺意と憎しみに満ちたこの世界で、あらゆる努力は無駄だと教えてやれ。
足掻こうと何の意味もない、全ては無駄なのだということを!」
ヒフミ「…。」
アズサ「ヒフミ…。」
ヒフミ「…アズサちゃん、私は今すっごく怒ってます。すっごくです。」
アズサ「…。」
ヒフミ「ですが…それ以上に、無事で良かったです。怒ってたのも、アズサちゃんのせいじゃありませんから、私はもう怒っていません。」
アズサ「ヒフミ…。」
ヒフミ「…ですが、あの方々にはまだ怒っています。殺意とか憎しみとかを強要して、全ては虚しいのだと言い続けていましたが…。それでも、私は…!」
ヒフミは、アリウススクワッドに向き直る。
ヒフミ「アズサちゃんが人殺しになるのは嫌です。
そんな暗くて憂鬱なお話、私は嫌なんです。
それが真実だって、この世界の本質だって言われても、私は好きじゃないんです!
私には、好きなものがあります!
平凡で、大した個性もない私ですが……自分が好きなものについては、絶対に譲れません!
友情で苦難を乗り越え
努力がきちんと報われて
辛いことは慰めて、お友達と慰め合って……!
苦しいことがあっても……誰もが最後は、笑顔になれるような!
そんなハッピーエンドが私は好きなんです!!
誰が何と言おうとも、何度だって言い続けてみせます!
私たちの描くお話は、私たちが決めるんです!
終わりになんてさせません、まだまだ続けていくんです
私たちの物語……
私たちの、
空が晴れる。
ヒヨリ「あ、雨雲が…。」
ミサキ「気象操作?いや、これは…。」
ヒヨリ「き、奇跡、ですか…?」
ミサキ「っ、奇跡なんて無い!何これ…!まさか戒律が…?」
“ここに宣言する。
私たちが、新しいエデン条約機構。”
サオリ「なっ!?」
セイア「まさか…これはエデン条約…先生、君は…元々は連邦生徒会長が作るはずだった条約…。
まさかシャーレが連邦生徒会長を代行すると?
多くの勢力が集まって、あの古聖堂で、
連邦生徒会長の代わりに、先生が…。
楽園の名を冠する条約を、再現した?
…。
「大人」のやり方には、「大人」のやり方で、か。」
ミサキ「リーダー、ユスティナの統制がおかしくなってる。」
サオリ「!!」
ヒヨリ「こ、混乱してますね…。」
サオリ「っ、知ったことか!!!!
ハッピーエンドだと!?ふざけるな!そんな言葉で、世界が変わるとでも!?何を夢のような話を…!」
“生徒たちの夢を助けるのは、大人の義務だから。”
サオリ「…っ!」
“私は生徒が信じる夢を、その実現を助ける。”
セイア「楽園を信じる者たちと信じない者たち…。
…そうか。
「楽園に辿り着きし者の真実を証明することはできるのか」
しかし先生の答えは、「それに答える必要はない」…と。
どちらかではなく、信じることで証明される楽園…。
…その発想はなかったよ。
いや。むしろ楽園というものは、そうやってずっと私たちのそばに存在していた…そう言っていたのかもしれないね。
…私の負けだ。先生。
たとえ証明など出来なくても、これは、そんなお話ではなかった。
そもそも大人と勝負して勝とうだなんて、無謀な話だったかな…。
大人はいつも、思いもよらない方法で勝ってしまうのだから。」
ユスティナ聖徒会は、その殆どが倒された。
ミサキ「リーダー…。」
ヒヨリ「サオリさん…。」
アズサ「サオリ…。もう諦めて。」
サオリ「ふざけるなっ!!どうしてお前だけ…!
私たちは一緒に苦しんだ!絶望した!この灰色の世界に!
全てが虚しいこの世界で、お前だけが意味を持つのか!
お前だけがそんな、青空の下に残るのか!
全て否定してやる!お前がトリニティで得た全てを!
全ては虚しいのだから!」
ハナコ「いえ、そんなことはできません。」
コハル「私たちが合格したのも、そこまで頑張ったのも、無かったことにはならない!」
アズサ「…たとえ虚しくても、私はまたそこから足掻いて見せる。
サオリ…私は、もう負けない。」