ミメシスとの戦闘後、旧校舎に向かった一同。
そこには、先生達を待ち伏せしていたミカがいた。
サオリとミカは一騎打ちで戦い、先生達は先に向かった。
戦いは終わった。
ミカ「ねぇ、どうしてヘイローを壊す爆弾を使わなかったの?」
サオリ「…!!」
ミカ「それを使ってくれていたら…私は…。」
サオリ「…私はそれを持っていない。先生に、没収されたから。」
ミカ「…え?」
“危険なものは先生が没収するよ。”
ミカ「!?」
サオリ「せ、先生…!?」
ミカ「せ、先生、どうしてここに…?」
サオリ「姫を助けに行ったんじゃ…?」
“もちろん、サオリと一緒に。”
ミサキ「ごめん、説得したんだけど…。」
ヒヨリ「リーダー…無事でよかったです。」
サオリ「ミサキ…ヒヨリ…。」
ミカ「せ、先生…えっと…。」
“…ごめん。私はあなたに向き合うべきだったのに。”
ミカ「先生は悪くないよ…悪いのは私でしょう!?それなのに、どうして…。」
“生徒の命が懸かっていたから、サオリの手伝いをしてるんだ。”
サオリ「…。」
“だから─アツコを助けたら、一緒にトリニティに戻ろう。”
ミカ「ど、どうして…。」
“私が手伝うよ。私はミカがどんな子なのか、知ってるから。”
ミカ「─私の何を知ってるの?私は…魔女だよ。」
“そうだね…ミカは悪い子だ。でも…悪いことをしておいて、受け入れられず泣いてしまう、そんな子だ。
ミカは魔女じゃなくて、ただの不良生徒だ。”
ミカ「なんで…こんな私に最後までチャンスを与えようとするの…?」
“大丈夫、ちゃんとあるよ。次のチャンスは、自分の手で作り出せばいい。”
ミカ「…!」
“失敗したとしても、道が続いている限り、チャンスは何回だって生み出せる。
この先には、無限の可能性があるんだから。”
ミカ「…。」
サオリ「…。」
“─生徒の未来をつくるのは、大人の仕事だから。”
ベアトリーチェ『戯言もそこまでになさい!!
よくも私のバシリカでそんな戯言を言えますね。』
“ベアトリーチェ…!”
ベアトリーチェ『興が冷めました。さあ、今から私の全力を尽くしてあなたたちを相手して差し上げます。
─儀式を、始めましょうか。』
ホログラムに、十字架が写し出される。そこには、秤アツコの姿があった。
サオリ「あ、アツコ…!!」
ベアトリーチェ『何を勘違いしているのですか?私が日が昇るまで待つとでも?私は彼女の神秘の欠片を通じて、高位の存在となる。今までの失敗作達とは違い、彼女は天然のロイヤルブラッド…きっとよい結果が得られるでしょう。』
サオリ「や、やめろ!!」
ミカ「…。」
ベアトリーチェ『それでは幕引きといたしましょう。』
その言葉と同時に、ミメシスが先生達を囲む。その中に、異質なミメシス。
ベアトリーチェ『さぁ、ユスティナの聖女バルバラ。戯言ばかりの先生の口を封じなさい!!』
セイアが目を開けると、そこはバシリカではなかった。
セイア「ここは…蜃気楼…いや、百鬼夜行?」
▓▓▓「ふぅむ、アレがお前さんのお客様か?」
??「ああ。僕たちの客だ。」
セイア「…!」
▓▓▓「ここに妾以外が足を踏み入れるなど、お前以来じゃな、
ナラティブ「ええ、彼女は夢で未来を見ることができるらしいの。少しばかり、私達もそれを利用させて貰ったわ。」
セイア「……君たちは、一体…?」
先生達はミメシスを倒し続けた。しかし、増え続けるミメシスに少しずつ体力が削られていく。
ミカ「はぁ、はぁ、はぁ。」
“ミカ!大丈夫?”
ミカ「…アレは私が引きつけるよ。」
サオリ「!?」
ミカ「サオリ…あなたがあの子を助けたい理由が、少しだけわかるよ。私もそうだったから。
だから…私が引きつけている間に─アツコを助けに行って。
先生─ありがとう。こんな私に、チャンスがあるって言ってくれて。」
サオリ「お前は…」
ミカ「行きなよ、サオリ!時間が無いんでしょう?」
サオリ「……ああ。」
“ミカ、気をつけて…。”
ミカ「心配しないで、先生。知ってるでしょ?─私って結構強いんだよ?」