ロイヤルブラッドの失敗作【完結】   作:セルビア

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29話

ゾル「いいや、終わらせねぇさ。なぁ、先生?」

 

サオリ(丹内ゾル…まさか、マダムを助けるために…?)

 

ベアトリーチェ「ゾル!あなたが何故生きてるかは問いません!今すぐ奴らを……!」

 

 

 

 

銃声。

ベアトリーチェ「あ……?ぐ、ギャァァァ!!!?」

 

ヒヨリ「!?」

 

ミサキ「う、撃った?」

 

サオリ「仲間ではなかったのか?」

 

ゾル「馬鹿か?なんで俺がこいつの味方なんかしなくちゃならないんだ?」

 

ヒヨリ「だ、だって…」

 

サオリ「…お前はマダムに取り入るために仲間を殺したのではなかったのか…?」

 

ゾル「はぁ、そういやそう言うことになってたっけな。…俺が仲間を殺したいと思ったことなんてねぇよ。なぁ、マダム?」

 

ベアトリーチェ「ゴルゴンダ!早く私を回収しに来なさい!!」

 

ゾル「あ〜、一個お前に悪い知らせがある。

…ゴルゴンダは来ねぇよ。」

 

ベアトリーチェ「……は?」

 

 

 

 

黒服「何故です?いくら彼女が気に食わなくても、彼女はゲマトリアの一員。助けに行くべきでは?」

 

ゴルゴンダ「…彼女は、色彩に接触しました。」

 

マエストロ「…何だと?」

 

ゴルゴンダ「言葉の通りです。彼女は色彩に接触し、さらなる力を得ようとした…これは、私たちにとって許せないことでは?」

 

デカルコマニー「そういうこった!!」

 

黒服「…そうですか。彼女が…。仕方ありませんね。

彼女は切り捨てましょう。」

 

 

 

 

ベアトリーチェ「くっ!裏切りましたか!」

 

ゾル「そういう訳だ。お前はもう用済みなんだよ。」

 

ベアトリーチェ「…ですが、あなた一人で私を倒しきれるとでも?いくら私がサオリ達に敗れたと言っても…私には、ミメシスがある。」

 

サオリ「…。」

 

“ミカ…。”

 

ベアトリーチェ「それでも、私を倒せるとでも?」

 

ゾル「ああ。倒せるぜ?」

 

ベアトリーチェ「ならば……っつ!?」

ベアトリーチェは違和感に気づく。体が動かないのだ。

 

サオリ「何だ…?」

 

ヒヨリ「き、急に動きが止まりました!」

 

ゾル「切り札は最後まで取っておくもんだよなぁ。アンタなら分かるだろ?何故動けないのかってことをな!」

 

ベアトリーチェ「、、!まさか!?」

 

ゾル「そのまさかだ!…さぁ、出てこい、Ⅱネオジオング!」

 

 

 

 

 

サオリ「何だ…アレは?」

 

ステンドグラスが割れ、巨大な兵器が現れる。

それはまさしく、化け物だった。巨大な機械の身体には、大量の砲門が取り付けられている。中心には、人が乗り込むスペースがあるようだ。

 

ヒヨリ「え、ええぇ!?」

 

ベアトリーチェ「Ⅱネオジオング!…アレは失敗作として捨てたはず!」

 

ゾル「ゴルゴンダの野郎が改修してくれたぜ?

お前も因果なものだよなぁベアトリーチェ。自分がかつて捨てた失敗作に殺されるんだからよ!」

 

 

 

 

 

 

セイア「何だ…?アレは私の予知夢には少しも…。」

 

ナラティブ「そうだろうね。僕たちが隠したから。」

 

セイア「!?…もう一度聞こうか。君は一体誰だ?」

 

ナラティブ「…私達は誰でもないわ。もう、誰でも。」

 

ナラティブはもう一人の生徒に向き直る。

 

▓▓▓「おや、もう帰るのか?」

 

ナラティブ「ああ。俺達は見届けならなきゃならねぇ。」

 

▓▓▓「何を、というのは野暮じゃな。」

 

ナラティブ「……世話になったぜ。」

 

▓▓▓「いつでも来い。そなたならば妾も歓迎しよう。」

 

ナラティブ「ああ。…行ってくる。」

 

 

 

 

 

 

ゾルタンはⅡネオジオングに乗り込み、そのビーム砲をベアトリーチェに向ける。

 

ベアトリーチェ「や、やめなさい!あなたが今まで生きてこられたのは、誰のお陰だと思っているのです!」

 

ゾル「…あぁ。確かにアンタには世話になった。今まで生きてこられたのも、ある意味アンタのお陰かなぁ。」

 

ベアトリーチェ「だったら!」

 

ゾルタン「だが!」

 

アツコ「!皆伏せて!」

 

 

 

ゾルタン「撃っちゃうんだなぁこれが!」

 

 

 

 

 

 

 

どこかのスレ

1:名無しの先生

 

エデン条約編読んでいこう

 

 

 

 

 

 

2:名無しの先生

 

まさかここでゾルが出てくるとは…

 

 

 

 

 

 

3:名無しの先生

>>2

今まで伏線あったけど、このタイミングとはね。完全に油断してたわ。

 

 

 

 

 

 

4:名無しの先生

 

ベアトリーチェは死んだのかな?

 

 

 

 

 

 

5:名無しの先生

 

あのメカ何!?

 

 

 

 

 

 

6:名無しの先生

>>5

多分ヤバい。いや、絶対ヤバい。

 

 

 

 

 

7:名無しの先生

 

ベアおば動けなくなってたよね。もしかして人間を操れる?

 

 

 

 

 

 

8:名無しの先生

>>7

そんな感じはする。もしかしてゾルの仲間殺しの真相って…

 

 

 

 

 

 

9:名無しの先生

>>8

うわ、それだったらマジで人の心無いと思う

 

 

 

 

 

 

10:名無しの先生

 

ここからエデン条約編はどうなるのか

 

 

 

 

 

 

11:名無しの先生

 

ゾルたんガンバレ

 

 

 

 

 

 

12:名無しの先生

>>11

同感

 

 

この先も続いている







Ⅱネオジオングは人サイズに縮んではいますが、見た目は原作とほぼ同じです。中身は違いますが。
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