ロイヤルブラッドの失敗作【完結】   作:セルビア

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33話

サオリ「くっ、敵が多い…!」

 

先生達はⅡネオジオングを追う。しかし…

 

風紀委員会生徒「た、助け…!」

 

正義実現委員会「あ、ああ…!」

 

“戦いづらい…!”

 

ミサキ(私たちはいいけど、先生は…。)

 

風紀委員会生徒「…!」

 

ミサキ「!先生後ろ!!」

 

“まずっ…!”

 

銃声。しかしそれは、その生徒から放たれたわけではなかった。

 

 

??「何とか間に合ったみたいね。」

 

サオリ「お、お前は…!」

 

 

 

 

 

 

アズサ「皆、行くぞ!」

 

ゾル「たった4人で何を…!」

 

ゾルはⅡネオジオングの砲塔を4人に向ける。

 

アズサ「今だ!」

 

アズサの号令と同時に、煙幕が噴き出す。

 

ゾル「…目眩ましか…だが!

見つけたぜ。そこだ!

 

…何っ!?人形だと!?」

 

ヒフミ「ペロロ様です!!」

 

ゾル「!そこかっ!!」

 

ゾルはビームを放つ。しかし…

 

録音機械『ペロロ様です!!』

 

ゾル「録音機械、だと?」

 

ゾル(なるほど、アズサのやつ、俺のためにここに罠を張ったな。…だが、お前の戦い方はアリウスの戦い方だ。なら予想はつく。)

 

ゾル「どこだ!!ふざけた真似しやがって!バカにしてるのか!?」

 

アズサ「…!」

 

ゾル(そうだろうよアズサ。アリウスにとって怒りは隙だ。その隙を突くため、必ず攻めてくる。)

 

背後から物音。

 

ゾル「!そこだっ!!」

 

ゾルの背後には、何もいなかった。

 

ゾル「何っ!?」

 

 

アズサ「ゾル、確かに私の戦い方はアリウス仕込だ。しかし…

 

()()()()()()()()()()()()()()()

 

ゾル「その声…上か!!」

 

 

ゾルの頭上に、4人の姿があった。

 

ヒフミ「う、うわっ!」

 

コハル「ちょっと、変な声ださないでよ!私も実際にやるのは初めてなんだから!」

 

ハナコ「!気づかれたみたいです!!」

 

アズサ「行くぞ!集中砲火だ!!」

 

4人の銃口が、真下のゾルに向く。

 

ゾル(クソッ!ここじゃあガードするにも時間が足りねぇ!)

 

銃弾は、Ⅱネオジオングのコックピットに命中した。

 

 

 

 

コハル「はぁ…はぁ…や、やったの?」

 

ゾル「…。」

 

ヒフミ「どうやら、そうみたいですね…。」

 

ハナコ「にしても、よく知ってましたねアズサちゃん。トリニティでかつて使われていた落下戦法を使うなんて♡」

 

コハル「もう教本くらいにしか書いてないのに…まぁ、私は余裕だったけど。」

 

ハナコ「その割には、怖がっていたような…?」

 

コハル「う、うるさい!!」

 

 

ゾル「…。」

 

アズサは、沈黙しているⅡネオジオングに近づいた。

 

アズサ(これで、終わったのか、ゾルタン?)

 

 

ヒフミ「!アズサちゃん避けて!」

 

アズサ「…え?」

 

その瞬間、アズサの身体はアームによって拘束される。

 

アズサ「ぐっ!まさか…」

 

ゾル「……フッ。」

 

アズサ「…ゾルタン!」

 

ゾル「…フッ、フフフ、アーッハッハッハーー!!伊達じゃねえな!Ⅱネオジオングってやつはよ!!」

 

ヒフミ「アズサちゃん!!」

 

ゾル「…すごいじゃねぇかアズサ。ここまでやるとはよ。」

 

コハル「アズサ!!」

 

ハナコ「アズサちゃん!!」

 

ゾル「おっと、動くなよ?動いた瞬間こいつの身体はバラバラだ。」

 

ヒフミ「ば、バラバラ…!?」

 

アズサ「ぞ、ゾルタン…!!」

 

ゾル「…アズサ。今からでも降参するなら逃がしてやる。お前は…」

 

アズサ「…!」

 

ゾル「ああ、降参しないだろうなお前は。だったら…ここで…!」

 

 

 

 

 

 

??「ええ。でもバラバラになるのは貴方の機械のほうよ。」

 

銃声。

Ⅱネオジオングのアームが弾かれ、アズサが解放される。

 

??「この戦場で色々な人を操っているのはあなたね?」

 

コハル「え、ええっ!?」

 

ヒフミ「ま、まさか…!」

 

ハナコ「来るとは思っていましたが…!」

 

ゾル「誰だ!テメエは!」

 

 

ヒナ「ゲヘナ風紀委員会委員長、空崎ヒナ。

 

私の部下たちを操った責任、とってもらうわよ。」

 

 

 

 

 

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