ロイヤルブラッドの失敗作【完結】   作:セルビア

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「ゾルタン?なんだそりゃ?」

「丹内ゾルだからゾルタンでしょ?」

「そうだよ!」

「はぁ?……まぁ、悪くねえか。」

また今日も夢を見た。戻らないって言うのが分からねぇのか?



3話

ゾル「補修授業部、ねぇ。」

あの後の調査で分かったこと。それは、補修授業部は体のいい言い訳で、実際は裏切り者を探すためのゴミ箱ってことだ。気に入らねぇな。結局トリニティもアリウスも本質では変わらねぇのかもな。

 

ゾル「中々どうして酷いことするもんじゃないの。」

 

エレク「ゾル、頼まれていた補修授業部の名簿です。」

 

ゾル「サンキューな。えーっと?下江コハル、阿慈谷ヒフミ、浦和ハナコ、、、!」

 

エレク「どうしました?」

 

ゾル「おいおいおいおい!何の冗談だぁこれは?」

 

補修授業部メンバー 阿慈谷ヒフミ 下江コハル 浦和ハナコ ()()()()()

 

ゾル「何でお前がここにいる!白州アズサ!」

 

 

 

 

調べた所によると、白州アズサは転校生として扱われているらしい。誰の差し金だ?ベアトリーチェからそんなこと言われたか?

 

ゾル「!ここが補習授業部の本拠、ってひでぇ有様だな。厄介払いって話も、この感じを見れば本当だろうな。」

 

ゾルの双眼鏡には、先生や他の生徒が映る。その中にガスマスクを着けた少女がいる。

 

ゾル「……本気だったか。」

確かに白州アズサだった。だが、何故?

 

 

 

その後も監視を続けた。

 

分かったこと。先生ってのは、とんだお人好しらしい。自分一人で退学のことを抱え込もうとしているらしい。気に入らねぇな。また、補習授業部も本気で補習しているらしい。気に入らねぇな。

 

ゾル「ん?どこに行く?」

アズサが何処かに向かっている。恐らく、この事件の差し金の所だろう。

 

エレク「ゾル。先生と美園ミカが接触するようです。」

 

ゾル「そっちは任せた。俺は白州アズサを追う。」

 

 

 

アズサを追っていくと、とある廃墟についた。

 

サオリ「遅かったな。」

 

アズサ「………。」

 

サオリ「首尾は?」

 

アズサ「今のところ、計画通り。」

 

スクワッドが関わっているとなると、恐らくベアトリーチェの差し金か。なるほど、ベアトリーチェのヤツ、俺にこのことを隠していたな?

 

サオリ「ならいい。今まで通り、、っつ!誰だ!?」

 

アズサ「!?」

 

ゾル「おっと!撃たないでくれよ?大事な大事なアリウスのお仲間なんだからよ。」

 

サオリ「!?丹内ゾル!?貴様、一体何故ここにいる!?」

 

ゾル「ベアトリーチェの命で諜報だよ。しっかし、思いきったこと考えるもんだね〜。」

 

サオリ「…なら、今すぐここを立ち去れ。」

 

ゾル「それはできねぇな。お仲間が命賭けて何かやるってのに、見て見ぬふりはできねぇだろ?」

 

サオリ「…何が言いたい?」

 

 

ゾル「俺もその作戦に一枚噛ませてくれ。いいだろ?」

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