「丹内ゾルだからゾルタンでしょ?」
「そうだよ!」
「はぁ?……まぁ、悪くねえか。」
また今日も夢を見た。戻らないって言うのが分からねぇのか?
ゾル「補修授業部、ねぇ。」
あの後の調査で分かったこと。それは、補修授業部は体のいい言い訳で、実際は裏切り者を探すためのゴミ箱ってことだ。気に入らねぇな。結局トリニティもアリウスも本質では変わらねぇのかもな。
ゾル「中々どうして酷いことするもんじゃないの。」
エレク「ゾル、頼まれていた補修授業部の名簿です。」
ゾル「サンキューな。えーっと?下江コハル、阿慈谷ヒフミ、浦和ハナコ、、、!」
エレク「どうしました?」
ゾル「おいおいおいおい!何の冗談だぁこれは?」
補修授業部メンバー 阿慈谷ヒフミ 下江コハル 浦和ハナコ
ゾル「何でお前がここにいる!白州アズサ!」
調べた所によると、白州アズサは転校生として扱われているらしい。誰の差し金だ?ベアトリーチェからそんなこと言われたか?
ゾル「!ここが補習授業部の本拠、ってひでぇ有様だな。厄介払いって話も、この感じを見れば本当だろうな。」
ゾルの双眼鏡には、先生や他の生徒が映る。その中にガスマスクを着けた少女がいる。
ゾル「……本気だったか。」
確かに白州アズサだった。だが、何故?
その後も監視を続けた。
分かったこと。先生ってのは、とんだお人好しらしい。自分一人で退学のことを抱え込もうとしているらしい。気に入らねぇな。また、補習授業部も本気で補習しているらしい。気に入らねぇな。
ゾル「ん?どこに行く?」
アズサが何処かに向かっている。恐らく、この事件の差し金の所だろう。
エレク「ゾル。先生と美園ミカが接触するようです。」
ゾル「そっちは任せた。俺は白州アズサを追う。」
アズサを追っていくと、とある廃墟についた。
サオリ「遅かったな。」
アズサ「………。」
サオリ「首尾は?」
アズサ「今のところ、計画通り。」
スクワッドが関わっているとなると、恐らくベアトリーチェの差し金か。なるほど、ベアトリーチェのヤツ、俺にこのことを隠していたな?
サオリ「ならいい。今まで通り、、っつ!誰だ!?」
アズサ「!?」
ゾル「おっと!撃たないでくれよ?大事な大事なアリウスのお仲間なんだからよ。」
サオリ「!?丹内ゾル!?貴様、一体何故ここにいる!?」
ゾル「ベアトリーチェの命で諜報だよ。しっかし、思いきったこと考えるもんだね〜。」
サオリ「…なら、今すぐここを立ち去れ。」
ゾル「それはできねぇな。お仲間が命賭けて何かやるってのに、見て見ぬふりはできねぇだろ?」
サオリ「…何が言いたい?」
ゾル「俺もその作戦に一枚噛ませてくれ。いいだろ?」