黒服「サイコシャード?」
ゴルゴンダ「ええ。かつて私とベアトリーチェが作ったジャック機能の話は覚えていますか?」
黒服「ええ。神秘に干渉し、操る装置。しかし威力の調整に難があると言っていましたね。」
ゴルゴンダ「あのジャック装置では、意識を持ったまま操るか、意識を失い暴走させるかの2つしかありません。
そこで、私はサイコシャードを生み出しました。」
デカルコマニー「そういうこった!!」
マエストロ「…経緯は分かった。しかし、アレは何だ?」
ゴルゴンダ「ジャック装置が神秘に触れる装置だとするのであれば、サイコシャードは神秘を吸い上げる装置。強力な神秘の持ち主の神秘を吸い上げ…自らの力とする。」
黒服「弱体と強化を兼ね備えているわけですか。
…ですが、それでは負担が大きいのでは?」
ゴルゴンダ「ええ。普通の生徒が大量の神秘を自らの身に取り込めば…
─間違いなく、死亡するでしょう。」
ヒナ「ぐっ!こ、れは…!」
コハル「頭が、、割れそう…!!」
“皆大丈夫!?”
アツコ「こ、れは…ごめん先生、戦えそうにない…!」
“ゾル!一体みんなに何を…!?”
ゾル「…ごふっ!!」
ゾルの目と口から血が噴き出す。
“ゾル!?”
ゾル「こふっ…!こんな時に敵の心配かよ!随分お優しいな、先生ってのはよ!!」
“ゾル…!”
ゾル「これでお前は一人だ!!もうお前に助けてくれる生徒達はいない!!これでもお前は、
まだ戦うって言うのかよ!!!」
“…うん。だって…”
“私は、生徒の味方だから。”
“大人のカードを出す。”
ゾル「何だぁ、それはよぉ!?その程度で俺を止められるとでも!?」
“止めて見せるよ。だって…”
“君も私の生徒だから。”
ゾル「…だったら、もう一度言うぜ。
俺を救ってみろよ、ヒーロー!!」
───────────
1:名無しの先生
ゾルタン戦第2回
2:名無しの先生
ここで大人のカード使うの!?
3:名無しの先生
>>2
でもベストタイミングではある
4:名無しの先生
ゾル大量出血してたけど大丈夫か?
5:名無しの先生
分からん
6:名無しの先生
>>5
戦闘中スリップダメージ受けてなかった?
7:名無しの先生
何か第一形態より弱い気がする
8:名無しの先生
>>7
まじ?こっちは大苦戦したんだけど
9:名無しの先生
>>8
どうやら火力が高く設定されて、防御力が低いみたい
10:名無しの先生
やっと倒したぞ!!!
───────────
ゾル「…。」
Ⅱネオジオングが、沈黙する。
“やった…のかな?”
ヒナ「…ええ。そうみたいね。」
サオリ「あの不快感が消えている…つまり…。」
“…皆!無事で…!”
銃声。
サオリ「!」
コハル「ま、まさか…!」
ヒヨリ「ま、まだ立ち上がるんですかぁ?」
アツコ「…ゾル。」
先生達の前には、血塗れのゾル。所々の服は破れており、そこから見える。
痛ましい手術痕たち。本来ないはずの羽根をもがれたようで、ないはずの痛みを想起させる。
ゾル「…!」
サオリ「もうやめろ!このままでは…!」
ゾル「…やめられるか……!!そうやって片しちまうから、キヴォトスはいつまでたっても…!!」
サオリ「丹内ゾル…!」
“あれは…?”
先生は見た。ゾルに影が寄り添うのを。
ゾル「…!お、まえは…!?」
??「もうやめよう。ゾルタンは十分頑張ったよ。」
ゾル「まさか…ずっと…?」
??「ああ。僕たちは、ずっと君の側にいた。気づかれることはなかったけどね。」
ゾル「死ねば、溶け合えるのか…?」
??「…ああ。俺達はそうやって、成り立ったからな。」
サオリ「誰と話しているんだ…?」
“(みんなには見えていない…?)”
ゾル「…そうか。」
“……ゾル。”
ゾル「先生。アンタのおかげかは分からねぇが、最期に良いもの見れた。感謝するぜ。」
“……君は”
アロナ「先生!大変です!!」
“何!?”
アロナ「このままだと、その兵器は爆発します!!」
“爆発!?”
ヒヨリ「ば、爆発ですか!?」
ミサキ「確かに、あの兵器、どんどん膨らんでる…!」
ヒナ「みんな逃げて!!」
ゾル「…先生。大人の罪とエゴが、俺たちを産んだ。」
“…ゾルもこっちに…!!”
ヒナ「先生!急いで!!」
ゾル「だから、アンタが生徒を守る存在だって言うなら…。」
ヒナ「っ!!」
ヒナは先生を引っ張り、連れて行く。
“待って!まだゾルが…!!”
ゾル「俺達のような失敗作が生まれないように、精々頑張れ。」
笑顔のゾルの姿は、爆炎の中へと消えた。
ということでエデン条約編は後エピローグだけです。
そしてオラトリオ編へと続くわけですが…どうしようかな?
アイデアがあったら元スレか感想で教えて欲しいです
特に元スレは私が巻き込み規制されて落ちそうなので。