ロイヤルブラッドの失敗作【完結】   作:セルビア

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エピローグ

ハナエ「う、うう…」

 

ミネ「目が覚めましたか?」

 

ハナエ「だ、団長…ここは…?」

 

ミネ「ここは救護騎士団の治療所です。」

 

ハナエ「そ、そうだ!私、急に身体が動かなくなって…!団長はご無事でしたか!?」

 

ミネ「ええ。私は大丈夫です。しかし…

この事件の影響は、大きいです。」

 

 

 

 

数日前

ツルギ「…これは……。」

 

ハスミ「なんてことを…。」

 

ツルギ達正義実現委員会が現場に駆けつけた時には、街は瓦礫の山に変わっていた。

 

ハスミ「くっ!これならこちら側に加勢していれば…!!」

 

ツルギ「ハスミ…今は生存者を…。」

 

ハスミ「!…そうですね。では班を2つに分けます。まず…」

 

 

 

 

 

ミネ「あの兵器がもたらした被害は、トリニティの自治区に打撃を与えました。今ごろティーパーティーも…。」

 

 

 

 

 

ナギサ「そうですか。ではこのようにして下さい。」

 

ティーパーティー生徒「次の書類です!」

 

ミカ「いや〜ナギちゃん大忙しだね。」

 

セイア「…それは私たちもなんだがね…。」

 

ミカ「一応まだ私もティーパーティーだからね…。」

 

セイア(あの時…予知夢を差し出し、現実に戻ってきた時。

この時に妨害をかけてきた…あのナラティブと名乗るモノ。

アレの正体は、一体なんだったのだろうか…?)

 

 

 

 

アリウス分校、オーガスタ聖堂。

イア「…。」

 

その機械は、その手に花を抱えている。

 

イア「…結局、貴方も死んでしまった。でも…貴方にとっては、救いだったのですか?」

 

花を置く。

墓石には()()()()と書かれている。

 

イア「…せめて安らかに眠ってください。

私たちの最後の希望。仲間想いのゾル姉。」

 

 

 

 

 

どこか

ヒヨリ「こ、こっちの道は初めてです…どこに繋がっているんでしょうか…。」

 

アツコ「とりあえず進んでみよう。どこだって、私たちが初めて歩く道だから。」

 

ヒヨリ「はい…そうですね。」

 

ヒヨリは辺りを見渡す。

 

ヒヨリ「?…あれ。り、リーダーは!?」

 

アツコ「あれ?」

 

ヒヨリ「後ろにいたはずなんですが…い、いなくなりました!?」

 

ミサキ「…チッ。」

 

アツコ「ミサキ…?」

 

ミサキ「リーダーは、どっか行ったよ…。」

 

ヒヨリ「ど、どっか行ったって、なんですか!?」

 

ミサキ「私に、皆を頼むって言い残して…。」

 

ヒヨリ「り、リーダー…どうして…。」

 

アツコ「…。」

 

ミサキ「こんな風に足枷を残すなんて…。」

 

アツコ「…大丈夫、ミサキ。」

 

ミサキ「姫…。」

 

アツコ「サオリには、もう少し時間が必要なんだ。─己を振り返り、自身を知る時間が。」

 

ヒヨリ「リーダーは…サオリ姉さんは、帰ってくるでしょうか?」

 

アツコ「うん。サっちゃんはきっと帰ってくるよ。」

 

ヒヨリ「今後、私たちだけで…生きていかないといけないんですか?」

 

アツコ「うん。いつまでも守られるわけにはいかないからね。」

 

ミサキ「そんな…私たちは、これから…どこに?

アリウス、トリニティ、ゲヘナ。どこにも居場所なんてないのに…。」

 

アツコ「うん。それでも、私たちは大丈夫。」

 

ミサキ「…。」

 

ヒヨリ「姫ちゃん…。」

 

ミサキ「姫…簡単なことじゃないよ。」

 

アツコ「ううん、大丈夫。こんなことで弱音を吐いたら…

 

ゾルに、笑われちゃうから。

彼女は自分の意思でやり遂げようとした。だったら…私たちも、頑張らないとね。」

 

ヒヨリ「ひ、姫ちゃん…!」

 

ミサキ「姫…。」

 

アツコ「うん。一緒に頑張ろう、皆。」

 

 

ゾル『俺を救ってみろよ、ヒーロー!!』

 

アツコ(あの時のあなたを救うことはできなかったけど…私は、貴方の分まで…)

 

アツコ「…ハッピーエンドをつかんでみせるよ。」

 

 

空は晴れ渡り、鳥の声が聞こえる。

かくして、失敗作の戦いは、終わったのだ。

未来に希望を残して。

 

 

 







ということでエデン条約編終わりです。
何とか書ききれて良かったですね。
そういえば元スレが御長寿スレに記載されたみたいです。
私は広域規制で書き込めませんが、祝福したいですね。

これからどうしようかな
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