ロイヤルブラッドの失敗作【完結】   作:セルビア

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番外編 鉄仮面の叛逆
前編


ベアトリーチェ「子供たちよ。もはや内戦は終わりました。この私、ベアトリーチェの名のもとに、この内戦は終了したのです。」

 

数年前。アリウスでは内戦が発生していた。原因は分からなかったが、長期に渡り内戦は続いた。

…だが、一人の大人の介入により、突然終わりを迎えた。

その大人の名はベアトリーチェ。ゲマトリアの一員であった。

 

ベアトリーチェ「これで、子供たちの下らない内戦は終わりを迎えることでしょう。愚かなことです。

これからどうなるかも知らずに。」

 

ベアトリーチェは生徒たちに教育を施した。曰く、

「全ては虚しく、ただ虚しいものだ。」

ベアトリーチェの教育は、上手くいった

 

 

 

…はずだった。

 

アリウス生「大変です!マダム!!」

 

ベアトリーチェ「…なんですか?ここには来るなと…」

 

アリウス生「裏切り者が出ました!!」

 

ベアトリーチェ「ほぅ?なるほど、予想はしていましたが…それで、誰が来ているのです?」

 

アリウス生「叛逆軍のリーダーは…

 

()()()()()加露ロナです!!」

 

ベアトリーチェ「…なんですって?」

 

 

 

 

 

加露ロナ。アリウスの英雄的存在である。彼女の部隊は連戦連勝であり、また捕虜の虐待を決してしない高潔さで知られた。その顔には傷があるらしく、常に鉄仮面を着用している。

その日、加露ロナがかつての仲間達を集めた。

 

アリウス生「隊長、何をするつもりなんだろ…?」

 

アリウス生「もう内戦はなくなったんじゃ…?」

 

 

 

ロナ「…同胞よ。ここに集まってくれたこと、感謝する。」

壇上に鉄仮面が立つ。

 

アリウス生「!」

 

アリウス生「り、リーダー!」

 

ロナ「…久し振りだな。みんな。」

 

アリウス生「リーダー。ここに皆を集めたのは、何のためですか?」

 

ロナ「…そうだな。単刀直入に言おう。

 

私は、ベアトリーチェに反旗を翻すつもりだ。」

 

アリウス生a「!?」

 

アリウス生b「マダムに反旗?」

 

アリウス生c「そんなことできるの…?」

 

ロナ「皆、悔しくはないのか?私たちが行ってきたことを、よそ者の大人に穢されたのだぞ!?」

 

アリウス生「で、ですがリーダー、マダムは内戦を終わらせましたし…。」

 

ロナ「ではどうだ?奴は私達の内戦を止めた後何をした!?」

 

アリウス生「…!」

 

ロナ「戦争教育だ!!奴は私達を戦争のための駒としか思っていないんだよ!!」

 

アリウス生「…そ、そうだよ!私たち、内戦が終わってもまだ戦わなきゃいけないの!?」

 

アリウス生「なんであんな奴なんかのために…!」

 

ロナ「私たちは、私たちの力でこのアリウスを、仲間達を守らなければならない!!

 

 

今日から私たちの名は、()()()()()()()()()()()!!

意思ある者は私に続け!!ともに奴を始末し、アリウスを私たちの手に取り戻すぞ!!」

 

アリウス生達「「オーーー!!」」







エデン条約編終わったので一旦番外編挟みます
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