サオリ「くっ…!硬い!」
サオリは現れた謎の機械と戦闘する。しかし、その硬さに苦戦させられている。
“どうにかあの装甲を…!”
??「…!」
不意に、その機械は斧を振り上げ、全速力で先生に迫る。
サオリ「先生!」
“くっ……!”
アツコ「待って!」
その声で、機械の動きが止まる。
“アツコ…!”
サオリ「間に合ったか…。」
ミサキ「リーダー、先生、大丈夫?」
ヒヨリ「け、怪我とかしてませんか…?」
“皆…!”
サオリ「ああ。大丈夫だ。これで形勢逆転だな。」
??「…!?」
アツコ「…待って。」
ミサキ「姫…?」
アツコは機械に近づく。
サオリ「何をするつもりだ…!?」
??「…!」
アツコ「
??「…!?」
その言葉が聞こえた瞬間、機械の動きが止まる。
ヒヨリ「い、一体何が…?」
??「…ああ。ゾル姉のお知り合いだったのですか。申し訳ありません。墓荒らしかと。」
“!?”
サオリ「し、喋った…!?」
アツコ「…やっぱり。」
“君は一体…?”
イア「私の名前は樽度イア。ゾル姉の…そうですね、後輩、といったところでしょうか。」
先生達は聖堂内に案内された。
アツコ「…やっぱりここは…。」
ヒヨリ「ぶ、不気味ですね…姫ちゃん、何か知ってるんですか?」
アツコ「…ベアトリーチェから聞いたことがある。ここは…」
イア「
その質問には、イアが答えた。
“実験?”
アツコ「ロイヤルブラッドの実験。何をされたか詳しくは知らないけど…壮絶なものだったみたい。
ゾルも、その実験体の一つだって…。」
イア「…ええ。そうですね。あの実験は、壮絶という言葉では表せないほどのものでしたよ。」
イアは、自らの腕…機械の腕を動かす。
ヒヨリ「も、もしかしてその体も…?」
イア「…はい。実験の後遺症でね。」
“一体、何があったの…?”
イア「…本当に、知りたいですか?」
イアに先生は問いかけられる。それは、これ以上は関わるなという警告でもあった。
イア「この先は、あなたがたは知らなくてもよい過去の話です。辛く、重苦しい。」
“……それでも、私は先生だ。”
“生徒に何が起こったか、知る必要がある。”
イア「……分かりました。実験記録を持ってきましょう。」
先生は、実験記録を見て言葉を失った。
No.1 村雨イチ
適合しなかったため死亡。
No.2 村雨ドウ
適合しなかったため死亡。死亡時「キラキラ」なる言葉を連呼。神秘との関連が疑われる。
No.3 村雨トロ
適合しなかったため死亡。
No.4 村雨フォウ
適合。強化人間の大脱走を指導した一人。丹内ゾルに頭部を銃撃され死亡。
No.5 場田村 ロザ
適合。安定しているものの、血縁関係もないものを「お姉ちゃん」と呼ぶなど、精神的に不安定さが見られた。大脱走時に丹内ゾルに処分させる。
No.6 江留秘 プル
強く適合。元々の神秘が強大であった可能性あり。大脱走を指導した一人のため、丹内ゾルに処分させる。死体は要請があったためゴルゴンダに引き渡す。
No.7 丹内 ゾル
適合。元々の神秘との噛み合わせが良かったのか、比較的安定。大脱走時に逃げ出さなかったため、現在唯一の生存している実験体。
No.8 飛鷲 ファラ
適合したものの実験により死亡。実験時に使用された斬首砲(ザンネックキャノン)は、ネオジオングに移植。
No.9 別読 ルガ
適合したものの精神的に不安定。投薬処置を行う。大脱走時に死亡。
No.10 滅射 クロト
適合したものの精神的に不安定。投薬処置を行う。大脱走時に死亡。
No.11 安渡 シャニ
適合したものの精神的に不安定。投薬処置を行う。大脱走時に死亡。
No.12 尾久 テグ
適合したものの精神的に不安定。投薬処置を行う。「夢」と言う言葉に過剰反応。大脱走時に死亡。
No.13 仁田 アウル
適合したものの精神的に不安定。投薬処置を行う。「母」と言う言葉に過剰反応。大脱走時に死亡。
No.14 琉紫衣 ステラ
適合したものの精神的に不安定。投薬処置を行う。「死」と言う言葉に過剰反応。大脱走時に死亡。ゴルゴンダの要請で引き渡す。
No.15 樽度 イア
適合したものの肉体が持たなかったためゴルゴンダの「阿頼耶識」システムに繋ぐが暴走。大脱走以前に死亡した。
No.16 四圭 エラン
適合。比較的精神的にも安定していたが、大脱走を指導した張本人となったため、捕縛の後に処分。
この後にも名前が続いている。