ロイヤルブラッドの失敗作【完結】   作:セルビア

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「ゾルお姉ちゃん!」

「お姉ちゃん?何言ってるんだロザ、俺はお前の、、」

「?」

「……ああ。お前の姉貴だよ。」


過去はいつも自分を追いかけてくる。どんな時にも。


5話

あの日、情報交換の日から数日がたった。その間に補習授業部の連中は何かドンパチやったみたいだが、そんなことはどうでもいいだろう。

 

 

 

アリウス生「明日が作戦日だ。各自、しっかりと作戦を確認しておけ!」

 

アリウス生たち『はい!』

 

トリニティの廃墟。そこには、アリウス生たちが集結していた。目標はただ一つ。()()()()()()()()であった。

 

ミカ「わーお。よくこんだけ集まったもんだね。」

この襲撃におけるトリニティ側の協力者、美園ミカは周りを見渡して言った。

 

ミカ「……ん?あの子は、、?」

ミカが周りを見渡すと、他のアリウス生から距離を取られている生徒がいた。

 

ゾル「ん~~♪ん~♪」

 

アリウス生「何でアイツがここに?」ヒソヒソ

アリウス生「上からの命令だってさ。」ヒソヒソ

 

ミカ「ちょっとどいてね〜。」

ミカはアリウス生を押しのけ、ゾルの元に近づく。

 

ゾル「ん?アンタは、聖園ミカか。どうされたんです?このような1生徒にお声がけするなど。」

 

ミカ「いや、そんなに畏まらなくていいから。もっと気軽に話そ?」

 

ゾル「そうかぁ。じゃあ一つアンタに聞きたいことがあるんだ。」

 

ミカ「うん。なんでも聞いて?」

 

ゾル「いやぁ、単純な好奇心なんだけどよ。

 

仲間を殺した時、どんな気分だった?」

 

ミカ「!」

 

ゾル「俺はアンタがやったことを知ってる。たとえ故意じゃあ無かったとしても、人殺しを許したのはアンタだ。」

 

ミカ「わ、私、、は」

 

アリウス「では次に作戦の班を分ける!集合!」

 

ゾル「おっとぉ!時間みてえだな。それじゃぁまた、会いましょう、お姫様。」

 

ゾル『仲間を殺した時、どんな気分だった?』

 

ミカ「いい気分な訳、ないじゃん、、。」

 

 

 

 

トリニティ校舎前。

アリウス生「チームIV到着。」

 

アリウス生「チームV到着。」

 

アリウス生「チームⅥ到着。」

 

アリウス生「特段変わった様子も無し。計画に支障無し。」

 

アリウス「では、計画通り作戦を実行する。総員前へ。」

 

ゾル「ここが隠れ家ねぇ、中々いい暮らししてんじゃないの。」

 

 

 

 

アリウス生「セーフハウスを発見!ターゲットは見当たりません!」

 

ゾル「あん?誰の仕業だ?」

 

アリウス生「周囲を警戒しろ!合流するはずのスパイを探せ!」

 

アリウス生『こちらチームIV!奇襲に遭遇!裏切ったのは、、スパイです!白州アズサが裏切りました!』

 

アリウス生「何だと!?何が起きてるんだ!?」

 

アズサ『裏切り、それ以上でもそれ以下でもない。目標は私が先に貰った。』

 

アリウス生「な、何故だ!?どうしてそんなことを……?」

 

アズサ『早く終わらせて、試験を受けなきゃいけないから。』

 

アリウス生「え?」

 

アズサ『ちなみにもう正義実現委員会に連絡は届いてる。逃げるなら今のうち。』

 

アリウス生「どうします?」

 

アリウス生「……いや、ブラフだ。情報が正しければ、正義実現委員会は動かない。早くターゲットを見つけ出せ!」

 

ゾル「……フフフ。アーッハッハッハーー!」

 

アリウス生「!?」

 

ゾル「やるじゃねえかアズサ。こんな手を持ってるなんてよ!だが、、

 

この俺を計算に入れてねぇな。それがお前の運の尽きだ。待ってろよアズサ。」

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