「お姉ちゃん?何言ってるんだロザ、俺はお前の、、」
「?」
「……ああ。お前の姉貴だよ。」
過去はいつも自分を追いかけてくる。どんな時にも。
あの日、情報交換の日から数日がたった。その間に補習授業部の連中は何かドンパチやったみたいだが、そんなことはどうでもいいだろう。
アリウス生「明日が作戦日だ。各自、しっかりと作戦を確認しておけ!」
アリウス生たち『はい!』
トリニティの廃墟。そこには、アリウス生たちが集結していた。目標はただ一つ。
ミカ「わーお。よくこんだけ集まったもんだね。」
この襲撃におけるトリニティ側の協力者、美園ミカは周りを見渡して言った。
ミカ「……ん?あの子は、、?」
ミカが周りを見渡すと、他のアリウス生から距離を取られている生徒がいた。
ゾル「ん~~♪ん~♪」
アリウス生「何でアイツがここに?」ヒソヒソ
アリウス生「上からの命令だってさ。」ヒソヒソ
ミカ「ちょっとどいてね〜。」
ミカはアリウス生を押しのけ、ゾルの元に近づく。
ゾル「ん?アンタは、聖園ミカか。どうされたんです?このような1生徒にお声がけするなど。」
ミカ「いや、そんなに畏まらなくていいから。もっと気軽に話そ?」
ゾル「そうかぁ。じゃあ一つアンタに聞きたいことがあるんだ。」
ミカ「うん。なんでも聞いて?」
ゾル「いやぁ、単純な好奇心なんだけどよ。
仲間を殺した時、どんな気分だった?」
ミカ「!」
ゾル「俺はアンタがやったことを知ってる。たとえ故意じゃあ無かったとしても、人殺しを許したのはアンタだ。」
ミカ「わ、私、、は」
アリウス「では次に作戦の班を分ける!集合!」
ゾル「おっとぉ!時間みてえだな。それじゃぁまた、会いましょう、お姫様。」
ゾル『仲間を殺した時、どんな気分だった?』
ミカ「いい気分な訳、ないじゃん、、。」
トリニティ校舎前。
アリウス生「チームIV到着。」
アリウス生「チームV到着。」
アリウス生「チームⅥ到着。」
アリウス生「特段変わった様子も無し。計画に支障無し。」
アリウス「では、計画通り作戦を実行する。総員前へ。」
ゾル「ここが隠れ家ねぇ、中々いい暮らししてんじゃないの。」
アリウス生「セーフハウスを発見!ターゲットは見当たりません!」
ゾル「あん?誰の仕業だ?」
アリウス生「周囲を警戒しろ!合流するはずのスパイを探せ!」
アリウス生『こちらチームIV!奇襲に遭遇!裏切ったのは、、スパイです!白州アズサが裏切りました!』
アリウス生「何だと!?何が起きてるんだ!?」
アズサ『裏切り、それ以上でもそれ以下でもない。目標は私が先に貰った。』
アリウス生「な、何故だ!?どうしてそんなことを……?」
アズサ『早く終わらせて、試験を受けなきゃいけないから。』
アリウス生「え?」
アズサ『ちなみにもう正義実現委員会に連絡は届いてる。逃げるなら今のうち。』
アリウス生「どうします?」
アリウス生「……いや、ブラフだ。情報が正しければ、正義実現委員会は動かない。早くターゲットを見つけ出せ!」
ゾル「……フフフ。アーッハッハッハーー!」
アリウス生「!?」
ゾル「やるじゃねえかアズサ。こんな手を持ってるなんてよ!だが、、
この俺を計算に入れてねぇな。それがお前の運の尽きだ。待ってろよアズサ。」