先生たちは、ポルタパシスに辿り着いた。しかし。
アリウス生「お願いです!どうかお引き取りください!」
アリウス生「私たちは誰も通さない様に命令されてるんです!」
サオリ「お前達に快く思われていないことは知っている。しかし、対立してばかりでは…!
私たちは、スバルと話をしに来ただけだ!」
アリウス生「そんなこと言われても…!」
アリウス生「引き返してください!そうじゃないと、私たちも発砲するしか──」
銃声。
アリウス生「誰!?」
アリウス生「あっごめん、発砲って言葉が聞こえたから…」
サオリ「撃たれたな。」
ミサキ「うん。撃たれたね」
サオリ達は自らの銃の引き金に指を添える。
マイア「大丈夫なんですか?いくらなんでもこの数は…!」
アツコ「心配いらないよ。それじゃ、先生お願い。」
“なんで毎回こうなるかなぁ…。”
アツコ「それは、これがアリウス流だからかな。」
スバル「そんな…天使は?記された週末は!?
ということはまさか…この手で…
でも…え?私だからこそ?」
『地を滅ぼす者、偽りの者。
その名をみだりに唱える者たちに──
今、滅びの時が訪れる。』
スバル「……!?
はぁ、はぁ、はぁ…
今のは…。」
アリウス生「先輩!大丈夫ですか!?」
保管庫の扉から、アリウス生が入ってくる。
アリウス生「汗びっしょりですよ…?」
スバル「い、いえ…なんでもありませんよ。
それより、今の状況は?」
アリウス生「前線が押されています…!」
スバル「…!ひとまず、皆さんも現場の支援に向かって下さい。」
アリウス生「でも向こうは話がしたいって…。」
スバル「……それも作戦の一つでしょう。乗ってはいけません。
思い出してください。全ての始まりは、先生がスクワッドを招き入れたことでしょう?」
アリウス生「…そうだ!アイツラを追い出さなきゃ!」
アリウス生「私たち行ってきます!」
私は、巣を作りたかった。いや、守りたかった。
かつて私達を救おうとした者。鉄仮面。
死んだ。
かつて我々を掻き乱したもの。ゾル。
死んだ。
かつて我々を支配したもの。ベアトリーチェ。
死んだ。
全ての邪魔者は消え、巣は守られるはずだった。
マイア『先輩は皆の巣を守るって…。』
スバル「……先生は巣を壊しに来た。スクワッドはその尖兵。
その背後には、おそらくトリニティがいるのだろう。
…ここを守らなければならない。そのために、
マイアを追い出してしまったのだから。」
責任から目を背けてはいけない。
責任から目を背けてはいけない。
責任から目を背けてはいけない。
責任から……目を背けてはいけない。
スバル「…力が必要だ。
何ものにも揺るがぬ。世界を塗り替えるほどの。」
『我らの怒りを解き放て。』
スバル「……!?」
『トリニティに報復を。ゲヘナに破滅を。
裏切り者に、正当なる審判を。』
スバル「この声は…?」
『断罪の力を授けよう。
あまねく敵に、滅びのラッパを。』
フォォォォオオオン…
ラッパの音が響く。
アリウス生「うわぁぁ!天使だ!!」
アリウス生「2人もいる!これで六回目…!?」
アリウス生「こっちに来てない!?」
マイア「アリウスの子たちを攻撃してます!やっぱりウイさんの言ったことは…。」
ウイの言葉。アリウス生も天使の攻撃対象になるかもしれない。
ミサキ「でも、見てるわけには行かないよね。」
ヒヨリ「だ、大丈夫ですかね…前もあんなに手こずったのに…。」
サオリ「天使の数は前の半分だ。皆行くぞ!」
ラッパの音が響く。
イア「六回目…後一回!」
機械は再び活動を再開する。
イア「見ていてくださいゾル姉!貴方の成し得なかった最後の使命!
この私が成し遂げてみせます!」
サオリ「ぐっ……!」
“一旦引いて体勢を立て直そう…!”
ミサキ「……皆、無事?」
マイア「はい…他の子たちもなんとか隠れられたみたいです。」
サオリ「だが天使たちはまだポルタパシスの周りを彷徨っている。それに前のように…樽度イアが襲撃してくる可能性もあるだろう。」
その時、先生のスマホから通知音が鳴る。
“モモトーク?これは……。”
先生達はモモトークで教えてもらった場所に向かった。
アリウス生「先生!こっちです…!」
“君たちは…!”
アリウス生「この先に、内部に繋がる抜け道があります。」
アツコ「……いいの?」
アリウス生「…私たちにとって、勉強なんて夢のような話でした。授業はつまらないことも多かったですけど…。」
“正直な感想をありがとう。”
アリウス生「い、いえ!別に変な意味じゃなくて…。私たちにとって、勉強はとても新鮮でした。だから、少しでも恩返しをしないと。」
アリウス生「……きっと、ロナ隊長が生きてたら、そうするはずだから。」
“……分かった。ありがとう。”
アリウス生「スバル先輩のこと、頼みます。」
先生達はポルタパシスに向かう階段を降りていく。
アツコ(凄い重圧…押し潰されそう…!)
スバル「大丈夫か?一度休憩を…。」
アツコ「大丈夫。多分ここの雰囲気に当てられただけだから。」
マイア「でも、分かります。なんだかここは…アリウスの悪感情が全部集められてるみたいで…。」
スバル「先生…遂に、ここまでいらしたのですね。」
先生の前に姿を現したのは、間違いなくスバルであった。
“スバル!”
マイア「…先輩?い、一体何が…?」
スバル「…何を話したいのか……おおよその察しはついています。ですが、まずは場所を変えましょう。
ポルタパシス、そしてアリウスには──私たちが知らなかった……あまりに多くのものが、眠っているのですから。」
アリウス自治区入口
ある1人の生徒が、自らの屋台を持ってアリウスに侵入した。
フロンタル「…これは、ここに置いておくか。」
その生徒は屋台をその場に起き、屋根から何かを取り出した。
フロンタル「……ん~~♪ん~♪ん~♪」
それはまさしく巨大な……
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1:名無しの先生
続き読んでいく
2:名無しの先生
ウイ出てきた…嬉しい
3:名無しの先生
>>2
シミコもいたぞ
4:名無しの先生
新単語がバンバン出てきたな…天使、黙示録、外典…それに永劫の光輪だったっけ
5:名無しの先生
そもそも天使って何?
6:名無しの先生
>>5
なんかアリウスの悪感情の塊?らしい
7:名無しの先生
永劫の光輪ってのも気になる
8:名無しの先生
>>7
トリニティ側の文献にも外典にも登場してたよね
まさかユスティナ聖徒会関連?
9:名無しの先生
>>8
なんか新しい厄ネタみたいで気が気じゃないですね…
10:名無しの先生
あの店主も何もんなん?なんか凄い関係がありそうだけど
11:名無しの先生
分からないことだらけだ…
12:名無しの先生
>>11
3章を待とう
スレはこの後も続いている。
今回で2章終わりです